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ドラマ『全領域異常解決室（ゼンケツ）』2話は今流行りの祠破壊ネタ。藤原竜也が「祠を解体した!?」と言ってくるのがおもしろい（ネタバレあり感想）

文：電撃オンライン

公開日時：

　10月9日より放送が開始した、藤原竜也さん主演のフジテレビ水10ドラマ『全領域異常解決室』の第2話“ほこら破壊！キツネツキ”の感想を、電撃オンラインスタッフのりえぽんがお届けします

※この記事には『全領域異常解決室』第2話のネタバレが含まれています。ご覧いただく際にはご注意ください。[IMAGE]
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Xでトレンドとなった“祠破壊”が事件を解決するカギに!?【ゼンケツ】

　ドラマ『全領域異常解決室（ゼンケツ）』、2話で取り扱われたのは名門女子高等学校で起きた“集団失神”事件。この事件も、1話から登場していた謎の神・ヒルコによる犯行声明があり、ゼンケツに事件を解決せよとの依頼が舞い込みました。


　今回、ドラマの内容ももちろんおもしろかったのですが、それ以上に「このタイミングで……！」となったのが、ちょうど10月9日ごろからXでトレンドとなった“祠破壊”ネタが、ゼンケツ2話で登場することです。

　Xで話題となったのは、村のおじいさんより何かに精通してそうなおじさんに「祠壊しちゃったの？」と言われるほうが怖い。という話題でしたが、そこから派生していろいろな祠破壊の話題が広がりました。

　この声優さんのキャラならこんな風に言ってくる、といったネタから影響を受けたのか、声優の諏訪部順一さんも「のっかってみた（笑）」と音声をXに投稿しています。


　ゼンケツでもこのブームを受け、祠が壊されているのを見て「祠を解体した!?　なんと罰当たりな……」という興玉（藤原竜也）のシーンを先出しするなど、流行にのって盛り上がりを見せていました。


　タイミング的にバッチリだった“祠破壊”ですが、なんとこれが今回の事件を解決するための大きなカギとなるんです！

“集団失神”の原因は“キツネツキ”!?　名門女子高に隠された秘密は……【ゼンケツ】

　依頼を受け、早速“集団失神”事件が起きた葛乃葉女子高等学校へ調査に来た、ゼンケツの興玉雅（藤原竜也）と雨野小夢（広瀬アリス）。生徒会長をしている3年生の剣持日向（清乃あさ姫）とともに、事件の調査を進めていきます。

　ちなみに調査に向かう前に、ゼンケツ本部で警視庁捜査一課の荒波警部（ユースケ・サンタマリア）、二宮警部補（成海璃子）と調査状況を共有するシーンがあるのですが、そこでゼンケツ本部の豪華さが垣間見えます。

　トレーニングルームやシャワー室、宿泊できる部屋も完備されており、さらにはキッチンもあります。ゼンケツ局長の宇喜之民生（小日向文世）の趣味が料理であることも明らかとなり、おいしそうなビスマルクピザを差し出す宇喜之と、それを遠慮なく食べる二宮警部補がちょっとおもしろかったです。

　学校での調査で、2カ月前に当時の生徒会長で剣持の親友・白石一香（井上音生）が飛び降りをし亡くなっており、さらに1カ月前には「イケメン先生」と呼ばれ人気があった歴史教師・池神春来（中尾暢樹）が失踪していることがわかります。

　そして、興玉は敷地内にあるはずの祠が壊されていることに気づきます。剣持と白石が所属する生物部が解体したという祠を見て、興玉は「これが祟りの正体です」と断言します。


　翌日、体育館に全校生徒と教師たちを集めた興玉は、“集団失神”が起きた原因は祠を壊してしまったことから起こった“キツネツキ”だと話します。すると、そこにいた生物教師・山杉幹夫（林泰文）の様子が、本当にキツネに憑かれたようにおかしくなって……。

　“集団失神”と“キツネツキ”の関係、そしてこの事件の裏に隠されていた真相は驚きの連続ですので、ぜひドラマを見てみてください。

興玉は結局何者？　意味深な宇喜之と謎の女性の正体も気になる【ゼンケツ】

　1話から興玉が一体何者なのかは気になる部分でしたが、2話でさらに謎が深まることに。「人間の美しさを垣間見ました」や「私は人間が嫌いです。自己中心的で愚かなことばかりする。でもたまに信じられないほど美しく見えることがあります」といった、まるで自分が人間ではないかのようなセリフを言うんですよね。

　そして、新たに出てきた豊玉神社という場所。興玉（おきたま）と似ているのも気になりますが、そこでお参りをしている宇喜之局長と、巫女らしき謎の女性（福本莉子）も怪しすぎる！　「最近暴れすぎじゃないんですか？」と言った宇喜之局長は、一体何をどこまで知っているのでしょうか。今後どうなるのかが気になります。

　2話での超常現象は、“キツネツキ”などのほかにも“ケサランパサラン”が登場しました。オカルト好きならメジャーな謎の物体ですよね。しっかりと穴の開いた桐の箱の中で、おしろいを与えて飼育されていました。


　そして、3話では過去に消えたはずの遺体の一部が時を経て出現するという事件が起こるようです。興玉は、過去や未来と繋がる異次元媒介装置“タイムホール”によるものと見立てますが……。


　見逃してしまった！　という方はTVerで1話、2話ともに配信中ですので、まだ最新話まで追いつけます！　ホラーゲーム『流行り神』のファンや、都市伝説が好きだったりオカルト的な事件が好きな方にはオススメなドラマですので、ぜひご覧になってみてください！


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