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『シュタインズ・ゲート』発売15周年記念イベントレポート。濃すぎるラボメンを演じる宮野真守、花澤香菜ら人気声優陣が松戸に集結し、さまざまな世代のファンの思いがひとつに!!

文:カワチ

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 10月27日に千葉・森のホール21 大ホールで開催された『シュタインズ・ゲート』発売15周年記念イベント「STEINS;GATE 15th LIVE - ONE WORLD -」のレポートをお届けします。

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スマートフォン型ディスプレイなど見どころたっぷりの展示も


 会場となった森のホール21のレセプションホールでは、展示会も実施。会場に訪れたファンはライブがはじまるまでこの展示会で作品の歴史を振り返ることができました。

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 会場に入ると目の前に大型造形のタイムマシンがあり、ワクワクさせられました。また、15周年礼装のラボメンスタンディも。このイベントのために描き下ろされた新規イラストが使われたスタンディに足を止めて記念撮影するファンも多かったです。

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 イラストのコーナーは、ゲームやアニメのメインビジュアルやパッケージはもちろん、専門誌の表紙やピンナップ、コラボイラストなども展示されており、コアなファンでもはじめて観るものもあったのではないでしょうか?

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 また、歴代ゲームパッケージや特典物も展示されており、なかには『ファミコレADV シュタインズ・ゲート』のパッケージ版といった非売品のレアアイテムも。

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 ほかにも『STEINS;GATE 0』をモチーフにしたパチンコ『Pシュタインズ・ゲート ゼロ』や、Gateboxのデジタルフィギュアボックスなど、これから登場する作品やアイテムも展示されていました。

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 会場でとくに目を見張ったのが岡部のスマートフォン型ディスプレイです。2018年の東京ゲームショウでも展示されていましたが、映像は今回のオリジナル。

 “RINE”でのラボメンたちのやり取りと、アマデウス紅莉栖による会話などのムービーが表示されていましたが、こちらのシナリオは『STEINS;GATE』のメインライターである林直孝さんが書き起こしたものだそうです。ラボメンのやり取りとアマデウス紅莉栖の会話は複数用意されており、見応えがありましたね。

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朗読劇もライブも最高の盛り上がり!


 今回のライブはいとうかなこさんによる「スカイクラッドの観測者」からスタート。この曲はXbox 360版『STEINS;GATE』のオープニング曲であり、ライブのはじまりにふさわしい曲でした。

 ライブの途中にはいとうかなこさんと今井麻美さんがおふたりで話すパートがあり、最初は会議室のような小さい会場で発売記念イベントをしたことを振り返っていましたが、なんと会場にはそのイベントに参加していたファンも。こういった最初から『STEINS;GATE』を追っていたファンは今回のイベントはとても感慨深いはず。

 いとうかなこさんが「スカイクラッドの観測者」を歌い終えたあとは、キャスト陣による朗読劇へ。2024年からタイムリープしてきた岡部が2010年のラボメンたちに未来の内容を教えるという内容で、2024年の現在を生きている我々がラボメンたちのリアクションを見てニヤニヤできる展開になっていました。

 牛丼専門サンボの2号店ができたことをよろこぶ紅莉栖や、肉の万世が閉店して最上階で高いお肉を食べるという夢が潰えて悲しそうにするまゆりがかわいかったです。巨大なスクリーンにキャラクターたちが表示される仕組みになっており、いつも通り携帯電話では饒舌な萌郁など、変わらないキャラクターの姿がうれしいですね。

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 声優陣の芝居はどれも見事ですが、なかでも一番注目だったのは岡部役の宮野真守さん。2019年に開催予定であった10周年記念の大型ライブイベントは一度台風で延期となったため、参加できなかった宮野さんは2012年に開催された“科学アドベンチャーライブ”以来の出演でしたが、当時と変わらない……むしろパワーアップした岡部の高笑いや特徴的なセリフ回しを完璧に披露。ほかのラボメンメンバーたちを見事に引っ張っていました。

 ライブパートでは再びいとうかなこさんが登壇。PSP版『STEINS;GATE』のオープニングである「宇宙エンジニア」を歌い、続く形でAyumuさんがTVアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』の「LAST GAME」を力強く、PS4/PS3/PS Vita版『STEINS;GATE 0』のエンディング「ライア」をしっとりと歌い上げました。

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 「ライア」を歌い終えたあとは、Ayumuさんが純情のアフィリアのメンバーたちを呼び込み、恒例の“わっしょいコール”で会場をさらに盛り上げました。

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 わっしょいコールで会場の熱が上がったあとは純情のアフィリアがXbox 360版『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』の主題歌である「La*La*Laラボリューション」と、同じく『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』のPSP/PS3版主題歌「禁断無敵のだーりん」を披露。ここはアフィリア・サーガ・イースト時代のメンバーが歌っていた曲を現在の純情のアフィリアのメンバーがしっかり歌い上げるというところもグッと来ましたね。

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 続いて幻想的な雰囲気とメロディが流れてきて、ファンタズムのFESが登場。ファンタズムは、もともと『CHAOS;HEAD』に登場する架空のバンドで、FESはそのボーカル。演じているのは榊原ゆいさんですが、FESとして登場するときは役になりきっているのが特徴です。

 今回はTVアニメ『シュタインズ・ゲート』エンディングテーマの「刻司ル十二ノ盟約」と、Xbox 360版『STEINS;GATE』のエンディングテーマである「運命のファルファッラ」を独自の世界観で披露しました。

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 次は牧瀬紅莉栖の声優も務めている今井麻美さんが、TVアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』後期エンディングテーマ「World-Line」を披露。

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 その後は今井さんがいとうかなこさんを呼び込み、作品の思い出を振り返ることに。当時から応援してくれるファンもいる一方で、リアルタイムでは『シュタインズ・ゲート』を知らない親戚の子どもが、作品のファンになってくれていることもあるといい、幅広いファンに愛されていることを語りました。

 今井さんからのバトンを受けたいとうかなこさんは、PS4/PS Vita/Switch版『STEINS;GATE ELITE』のオープニングテーマ「COSMIC LOOPER」と、Xbox 360版『STEINS;GATE』のエンディングテーマ「Another Heaven」を披露。

 さらにその後はAyumuさんも登場し、PS3版『STEINS;GATE』のオープニングテーマである「非線形ジェニアック」をデュエット。続いてAyumuさんと変わる形で彩音さんが登場。いとうかなこさんと彩音さんでPS4/PS3/PS Vita『STEINS;GATE 0』のオープニングテーマである「アマデウス」を歌唱しました。

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 その後、彩音さんはPS Vita版『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム』のオープニングである「邂逅のフェタリテート」と、同名ソフトのPS3/Xbox 360版のオープニング「フェノグラム」を歌い上げ、クライマックスへ向けて盛り上げていきました。

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 ラストを飾るのは、もちろんいとうかなこさん。TVアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』オープニングテーマの「ファティマ」を披露したあと、最後の曲だけは特別と写真と動画の撮影を許可。大盛り上がりのなかTVアニメ『シュタインズ・ゲート』のオープニングテーマである「Hacking to the Gate」を歌い上げました。

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 ライブが終わったあとは人気投票で上位だった各キャラクターのセリフを声優陣が演じるスペシャルアクトのコーナーへ。桐生萌郁の名シーンでは関智一さんがモブのラウンダーを演じるなど、ライブならではのお楽しみ要素も。

 また、多くのキャラクターは主人公の岡部を演じる宮野さんが掛け合いとして駆り出されたものの、紅莉栖のシーンは今井さんのみで演じることに……。

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 しかし、最後に披露された岡部倫太郎の名シーンは、そんな今井さんが登壇。宮野さんと今井さんのふたりで作品のラストシーンを演じるというサプライズが披露され、会場はとても盛り上がりました。

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 また、速報記事でもお伝えしているように、ステージイベントが終わったあとは、映像による『STEINS;GATE RE:BOOT』制作の発表も。これからも盛り上がっていく『STEINS;GATE』にファンも期待が高まったことでしょう。

カワチRPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。

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