ドラマオリジナルの必殺技の元ネタは、まさかのあの作品!?【ウイングマン】
北倉先生ことキータクラーの策略によって、シードマンと化して暴れまわる生徒たち。2話から引き続いて、エキストラの生徒たちのアクションがカッコよすぎるんですが、それと互角に戦ってる時のアオイ役・加藤小夏さんのアクションもめちゃくちゃすごい。
健太は生徒たちに対してはウイングマンの力は最後まで使わなかったので、3話で暴れる生徒たちと戦ってるのってほぼアオイ1人っぽいですよね。
学校のいたるところに大勢の生徒たちが気を失って倒れていましたが、あれもアオイがほとんど1人でやったんじゃないかと考えると、今回のアオイの仕事っぷりは間違いなくMVP級ではないかと思います(生徒同士の同士討ちみたいなのもあったかもしれませんが)。
?? #ウイングマン 第3話予告?????♂???
— ドラマ「ウイングマン」【テレ東公式】 (@tx_wingman) November 4, 2024
キータクラーの力により
健太の同級生らはお互いを襲い始める。
そんな仲間たちを救うため、
健太はアオイとともに悪との戦いに挑む…??#TVer にて第1,2話無料見逃し配信中
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そんなアオイの苦労を知ってか知らずか、体育倉庫で青春していた健太と美紅。
自分が冷静を保っている理由として健太が口にした「学校が襲われる可能性をいつもイメージしていた」というのは、ウイングマンであることを悟られないための建前ではあると思いますが、健太なら絶対本当に日頃からやっていただろうなという確信もあります。きっと男子なら誰でも一度はそれ系の妄想やったことありますよね。校内にゾンビウイルスが蔓延するとか……。
その後のキータクラーが召喚したシードモンスターとの戦いは、強化フォームであるガーターシルエットが早くも登場して驚き。
健太も自虐していた通り、強化フォームはお約束ではあるものの、2回目の戦闘で強化フォームに変わるというのはかなりのスピード感です。もう最初の戦闘の時点で最後の切り札的な必殺技を使っての辛勝だったので、早く強化が必要だと健太が考えたのはもっともですが。
今夜 #ウイングマン 第3話放送です!
— 藤岡真威人 (@MaitoF_official) November 5, 2024
ガーダーシルエットかっこいい…
是非ご覧ください? https://t.co/K7ZMA8b0do pic.twitter.com/1vs6oiZ2v9
その後、シードモンスターの合体・巨大化にも度肝を抜かれつつ、巨大化したシードモンスターを一撃で倒したセイバーストレイズは超カッコよかったです。
後のシーンで、『仮面ライダーBLACK RX』のリボルケインを参考にしたという台詞も出てきてニヤっとしたのですが、『ウイングマン』は1983~1985年に連載、『RX』は1988年放送された作品。『ウイングマン』の完結後に『RX』が放送されているので、原作の健太は『RX』を知らないんですよね。
舞台が現代に変わったドラマ版の健太だからこそ生み出せた必殺技が、オリジナル展開として出てくるのがアツかったです。
スマホを使って健太の正体を知る、布沢久美子のアレンジに納得【ウイングマン】
終盤では辛くもシードモンスターを倒したものの、同時に変身の時間切れを迎えてしまい、3話にして早くも“正体バレ”してしまうスピード展開に。
こちらもヒーローもののお約束展開とはいえ、さすがに早いと思っていたら、アオイの記憶改ざんで一旦は事なきを得たようです。いろいろと便利すぎるぞディメンションパワー。
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— テレ東 (@TVTOKYO_PR) November 5, 2024
今日深夜24時30分?放送
ドラマチューズ!「#ウイングマン」第3話
\#桂正和 先生の代表作を初実写化??
?強敵キータクラーの策略によって暴徒化した生徒達。健太(#藤岡真威人)は友人を守るためウイングマンに変身しアオイ(#加藤小夏)と共にキータクラーに闘いを挑む?#宮野真守@tx_wingman pic.twitter.com/ru6CzPkgGh
唯一、別の場所にいて改ざんを逃れていた美紅の記憶も、結局はアオイに書き換えられていましたが……このシーン、なんかいろいろと邪推してしまいますよね。アオイが言っていた「あんなこと覚えてたらかわいそう」という意見は正論でもっともなのですが、健太と美紅が仲良くなっていくことに心の片隅で嫉妬していたんじゃないかなと。
健太の追求を聞こえないフリをして去っていくところとかめちゃかわいくて、カッコいい活躍だけではなく、ヒロインとしてのアオイの魅力も順調に高まってきている感があります。
ドラマのアオイは、
— 桂正和 (@MasakazuKatsura) November 5, 2024
原作より、深みをもっています。
3話から、それが更に
表現されていました。
アオイの感情や立ち位置が
あらわになるほど、
エンディング 曲
Nowlu さんの『yoin』が
共鳴していきます。 pic.twitter.com/09K8NZnmmZ
健太も相当にぶっとんだ部類のキャラクターですが、意味深な言葉を残して満足気に去っていく北倉先生の背中を「なんなんだこの人……」みたいな表情で見送っているラストシーンは、エンディングが流れるタイミングも合わさって面白すぎます。
#ウイングマンオフショット ?????♂???
— ドラマ「ウイングマン」【テレ東公式】 (@tx_wingman) November 6, 2024
空き時間に「ねこふんじゃった」を
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第3話は11/5(火)深夜24:30放送 pic.twitter.com/b0zsoHW5YR
あと今回とくに良いなと思ったのが、布沢久美子に焦点を当てた展開を作っていたこと。
原作の久美子はもう少し後に登場し、ドラマ版と同じようにウイングマンの正体を早めに知ることになるキャラクターの1人なんですが、ドラマ版はスマホという現代的なガジェットを活かして正体を知る展開になっていて、現代のドラマとして自然な納得感がありました。
ウイングマンの正体を知った久美子が今後どう動くのか。場合によっては、原作とまったく違うポジションになる可能性もあり、個人的に今動向が一番気になっているキャラクターになっています。
そして何より度肝を抜かれたのが、次回予告に登場した『宇宙刑事ギャバン』と思わしき存在。予告だけだとどういった形で登場するのか不明ですが、4話もまた見逃せないエピソードになりそうです。
米澤崇史:ロボットアニメとRPG、ギャルゲーを愛するゲームライター。幼少期の勇者シリーズとSDガンダムとの出会いをきっかけに、ロボットアニメにのめり込む。今もっとも欲しいものは、プラモデルとフィギュアを飾るための専用のスペース。