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世界を救うためにプリンセスを倒す。『Slay the Princess』は選択によって結末が大きく変化する自由度高すぎなホラーアドベンチャー【電撃インディー#840】

文:電撃オンライン

公開日時:

 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、Black Tabby GamesがSteamで配信中の『Slay the Princess - The Pristine Cut』をご紹介します。

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 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

選択によってプリンセスがさまざまな姿を見せる、自由度の高いホラーアドベンチャー『Slay the Princess - The Pristine Cut』


 本作は、世界の滅亡を未然に防ぐため、囚われのプリンセスを倒すホラーアドベンチャー。

 プレイヤーは、ゲーム内で語りかけてくる“ナレーター”の声に従い、森の中の小屋にいるプリンセスを倒さなければなりません。そうしなければ、世界は終焉を迎えてしまうというのです。

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 システムはシンプルな選択式のアドベンチャーとなっており、複雑な操作は必要ありません。ただ自分の心に従って選択するだけです。

 そして、目的もはっきりしています。プリンセスを倒さなければ世界が滅んでしまうというのなら、やることは一つに決まっています……ですよね?

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 さっそく使命を果たすために出発してみると、標的となるプリンセスは、何の変哲もない小屋の地下に鎖で囚われていました。

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 世界を滅ぼすほど危険な存在というには、あまりに拘束が甘すぎるのでは? と思いつつ、小屋のなかで手に入れたナイフをプリンセスに突き刺そうとしますが……!?

 プリンセスはありとあらゆる手段を用いてプレイヤーに抵抗し、容赦なくこちらを返り討ちにしようとしてきます。

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 そして、プレイヤーの選択に対して、本当にさまざまな姿を見せてくれます。ときには、同じ人間とは思えないような姿に変わるときもあるかもしれません。

 ストーリーの分岐はかなり細かく、なんの気なしに選んだ行動が思わぬ結末を招くことがあります。

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 ナレーターの言うことに疑問を持ったなら、思いきって小屋には向かわない選択をするのもアリですし、プリンセスの話を聞きながら最終判断を下すのでも構いません。

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 思わず、そう来たか! とうなってしまうような結末もあり、ついつい全部を見たくなってしまうはず。

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 選択の自由度の高さが魅力の作品となっていますので、プレイしてみてはいかがでしょうか。

Slay The Princess - The Pristine Cut Reveal Trailer

『Slay the Princess - The Pristine Cut』とは(Steamストアページより)


 君は森の中の小道にいる。その小道の先には小屋がある。小屋の地下室にはプリンセスがいる。

 君は彼女を倒すためにここにいる。そうしなければ、世界は終焉を迎えるだろう。

 プリンセスを倒しに来た君を、彼女はあらゆる手段を使って阻止してくるだろう。魅力を振りまいたり、嘘をついたり、デタラメな約束をしたりするだろう。そして隙を見せれば、何度でも君を殺す。そんなことをさせてはならない。

 君は、世界の運命が心配だろ?

ゲームの特徴


・フルボイス展開:声優のJonathan Sims氏とNichole Goodnight氏が声を担当している(音声は英語)。

・鉛筆画のイラスト:すべての背景やキャラクターは、イグナッツ賞を受賞したグラフィック·ノベル作家、Abby Howard氏によって描かれている。鉛筆と紙を使った古き良きアナログアートだ。

・プリンセス:彼女はとても危険な存在であり、我々全員のために排除しなくてはならない。

・いいや、それは正しくない。プリンセスは“宇宙的恐怖”のようなものではない。彼女は人間であり、普通のプリンセスだ。君が本気でやれば、間違いなく彼女を倒すことができる。

・間違っても恋心など抱いてはならない。君にとって良い結果にならないだろう。

・君に死んでほしくない。だが、もしそうなれば、君は何度も死ぬだろう。気を抜かず、目の前の任務に集中するように!

・君が何を話し、何を信じるかによって、君自身の姿や物語の展開が変わっていく分岐型のストーリー展開。ただし、私が用意した小道以外は進まないほうが身のためだ。

 「Slay the Princess ――プリンセスを倒せ」は、選択型の心理ホラービジュアルノベル/恋愛ゲーム。ドラマチックな分岐シナリオや軽いRPG要素、鉛筆画のイラストが特徴。

 「プリスティン・カット」には何が含まれるかって?

 本当にそれを知っていいのか? それだと、直接体験する醍醐味を失う可能性があるが……

 悪いことは言わない。これ以上は読まないほうがいい。

……

 ん? まだ読んでいるのか!? 好奇心には逆らえないってことだな。そこまで言うなら、私から説明するのが一番だろう。間違った情報を得られても困るし。

・さまざまなミステリーと結果が用意された新しい3つのチャプター。

・これまでに見たことのないプリンセスたちが、何の迷いもなく襲いかかる!

・「穴倉の乙女」、「神格の乙女」、「憤激の乙女」など既存のチャプターが、それぞれ2倍以上に拡張。

・全体で約35%のボリュームアップになる。つまり、私の話をゆっくり聞いて、君の使命を果たすのに最適なお膳立てが完成したというわけだ。

・新たな結末も追加。願わくば世界を滅ぼすのではなく、救う結末があればいいが。

・進捗状況の確認:新しいギャラリー機能で、思い出を振り返り、過去の冒険を追体験し、隠された秘密を暴こう。

・Abby Howard氏による、1,200以上の新しい手描きの静止画を追加。

・2,500以上の新しいセリフを追加。もちろん、声優のJonathan Sims氏とNichole Goodnight氏によってフルボイス化されている(音声は英語)。

 新たな危険や難しい選択、衝撃の出会いに満ちた旅が再び始まる。そのまま、プリンセスを倒す道を進み続けるのか、あるいは新チャプターによって違う運命をたどるのか。世界の運命が心配なら、答えは明らかだろう。



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