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【軌跡シリーズ名言集:マギサ婆さん】この大陸が続く限りアタシの逃げ場たりえるのさ!(ネタバレあり)

文:電撃オンライン

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 日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

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 本記事で紹介するのは、『黎の軌跡II』などに登場するキャラクター、マギサ婆さんのセリフ。

 どんな困難にも決して挫けることのない、(ある意味)心に一本の芯が通った彼女の名言を紹介してまいりましょう。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

この大陸が続く限りアタシの逃げ場たりえるのさ!(マギサ婆さん)


●第I部Side B「裏解決屋代理人」(英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-)

 マギサ婆さん。カルバード共和国で暮らす生粋の詐欺師で、これまでのシリーズにも何度か登場している“名物キャラクター”です。

 初登場は『英雄伝説 零の軌跡』。エレボニア帝国とカルバード共和国に挟まれ政治的に不安定なため、犯罪の温床になっていたクロスベルのサブクエストで現れました。

 特徴としては“口が悪い”“声が大きい”そして“逃げ足が速い”人物です。何度捕まっても決して悪びれず、くじけず、新たな手口でまた犯罪を行なう。もうずっと捕まっててほしいですね。

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▲『零の軌跡』。当時のクロスベルでは外国人の犯罪はごくごく軽いものとして扱われていました。
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▲『碧の軌跡』では列車に飛び乗っての大逃走劇が展開。カルバード当局に引き渡されましたが、まったくこりていません。
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▲『創の軌跡』ではエピソード“2人のジャスティス”で登場。詐欺師ミンネスと手を組んで再び詐欺行為をしていましたが、ダドリー捜査官とマキアス監察官によって捕まります。
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▲『黎の軌跡』ではついに名前が付いて登場。無法地帯“黒芒街”を根城にしており、とくにクエストはありませんでした。《特務支援課》への恨みは根深そう……!

 そして本作『黎の軌跡II』では、格安Tフォン詐欺の元締めとして活動。“大陸を股にかけた伝説の偽ブランド商”という肩書で若者を言いくるめ、自分の手を汚すことなく悪事を働いていました。

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▲「休みたい」と話す若者たちを、言葉巧みに動かすマギサ婆さん。それにしても『創の軌跡』と比べてだいぶお痩せになられたようで……。

 裏解決屋代行として詐欺被害の相談を受けたスウィン、ナーディア、エレインの3人は捜査の末にマギサ婆さんの元へたどり着き、彼女を追い詰めます。軍用魔獣を繰り出してきますが、彼らを相手にするには力不足であっさり撃退。

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 するとマギサ婆さん。若者たちに「こういう時はどうするか覚えてるだろうね!」と激を飛ばします。

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 意表を突く猛ダッシュ。そう、偽ブランド商最大の武器は軍用魔獣ではなく、その逃げ足なのです!

 若者たちはあっさりとエレインに捕まるなか、マギサ婆さんだけは速すぎて捕まえられません。そこで出たのが、今回の名言です。

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「この大陸が続く限りアタシの逃げ場たりえるのさ!」

 まったくこりずに地方で新しい詐欺を試そうとほくそ笑むマギサ婆さんでしたが、ナーディアのワイヤートラップで逃げ道を塞がれ万事休す。

 その後、プレイヤーの選択肢によって詐欺師たちの処遇を決めることができます。

 1つ目は遊撃士ギルドおよび警察に突き出して真っ当な裁きを受けてもらうパターン。しかしマギサ婆さんは刑務所に入るのは慣れっこで、「アタシは何度でも返り咲いてやるからね!」と宣言していました。

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▲うーん、これは生粋の悪党。今後も出てきそう。

 2つ目はマルドゥック社(MK社)という総合警備保障会社に突き出すパターン。MK社は犯罪者のデータを収集してシステム開発に利用しているとのことで、真っ当な裁きこそないものの、何をされるかわからない得体の知れなさがあります。

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▲本当に“優しい判断”だったのかは、彼女たちしかわかりません。

 その後、ゲーム内時間で2ヵ月ほど経過した最終幕において、再び黒芒街にマギサ婆さんの姿が。

 警察に突き出したパターンの場合、保釈金を積んであっさりと出てきていました。くっ、MKに突き出すべきだったか!

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▲ゼクトアームズのロザリー開発主任に絡み、次の詐欺の相棒にしようと企んでいます。まだまだ見せ場があるのでしょうか……?

 というわけで、偽ブランド商ことマギサ婆さんの名言「この大陸が続く限りアタシの逃げ場たりえるのさ!」をお送りしました。個人的にシリーズのモブキャラクターのなかでも印象深いほうなので、また出てくれると嬉しいですね。

 『零の軌跡』『碧の軌跡』での彼女の活躍(?)は過去の名言記事「
この大陸の続く限り……全てはアタシの逃げ道たりえるのさ!(偽ブランド商)【軌跡シリーズ名言集】」を参照してもらえればと思います。

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▲ちなみに『創の軌跡』では「この水平線が続く限り……全てはアタシの逃げ場足りえるのさ!」という変化球も見せてくれました。次は空かな?(笑)

 シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらを不定期にピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!

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