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『銀河英雄伝説』キャラ人気投票ランキング結果発表。銀河を制したのはラインハルトか、キルヒアイスか、それともヤンか!?【銀英伝】

文:まり蔵

公開日時:

 電撃オンラインオリジナル企画として開催した、小説版『銀河英雄伝説(銀英伝)』のキャラクター人気投票。この記事では、その結果をお届けします。


 『銀英伝』は、壮大なスケールで銀河の歴史を描いた田中芳樹氏による長編小説。未来の銀河系を舞台に、“常勝の天才”ラインハルト・フォン・ローエングラム率いる銀河帝国軍と、“不敗の魔術師”と呼ばれるヤン・ウェンリーが属する自由惑星同盟軍の衝突を描いた壮大なスペースオペラです。

 1982年11月に第1巻が刊行され、現時点で本編10巻+外伝4巻の全14巻が発売されています。日本SF史にその名を刻む壮大な宇宙叙事詩として、刊行から40年の月日を経てもなお色褪せることなく世代を超えて読み継がれている名作です。

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 小説版『銀英伝』(本編10巻+外伝4巻)に登場するすべてのキャラクターを対象としたキャラクター人気投票を開催。そのランキングを15位から発表していきます。投票の際に寄せていただいたコメントも掲載しますので、ぜひご覧ください!

※記事内のコメントには作品のネタバレが含まれている場合があります。その点はご了承ください。

『銀英伝』キャラ人気投票ランキング TOP15

15位:ユリアン・ミンツ

 ヤンの被保護者であり、後継者。戦術、空中戦技、白兵戦技のそれぞれの分野に卓越した才能を見せる逸材です。また家事全般が得意で、特に紅茶を淹れることにかけては名人技。

●未来を担うキャラクターなので。(papaiさん)

●優秀で顔、声がよく、段々成長してゆく姿も言うことない。(みどりまるさん)

●少年から青年へ成長する様子、守られる存在から守る者へとなっていく様子、ヤンや周囲の人たちとのやりとり、すべてから感じられる彼が好きです。(まぁこさん)

●銀英伝はユリアンが見て考えて生きた歴史の話だと思うので。(麻織さん)

●キャラクターほぼ全員が登場した時点ですでに完成した人格なのに対し、作品の時間の流れ、成長を最も感じさせる人物だった。(やる夫さん)

14位:アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト

 貧乏な下級貴族の出身で、序盤ではラインハルトと敵対しています。しかし、その才を高く評価していた彼に請われて麾下に入り、ラインハルト陣営の主要提督の一人として活躍します。

●生き様死に様すべてがかっこいい。もっと生きていて欲しかった!(さなさん)

●部下たちを助けるために自らの命を犠牲にした、部下思いだから。(アースグリムさん)

●よろしい本懐である。殿をつとめて味方の全滅を防いだ最期に号泣。(さおりんさん)

●メルカッツとの別れのシーン、それと対戦するシーンがよかった。死ぬ時の少年兵とのやり取りでは号泣してしまった。(イチバンさん)

●戦い破れラインハルトに下った後は忠節を尽くし、回廊の戦いでメルカッツとの戦いで命を落とす。その生き様がたまらない。(えびやん♪さん)

13位:アレックス・キャゼルヌ

 ヤンの先輩で、デスクワークの達人。経済・軍政官僚として優れた才幹を持つ後方支援のスペシャリストです。ユーモアのある毒舌家ですが、妻には頭が上がらないという面も。

●家族思いで仕事のできる男。(ますとせる中将さん)

●皮肉が小気味よい。(HASSYさん)

●兵站のプロで人格者で理想の家庭人という、戦う力に乏しくとも印象に残る素敵なキャラクター。というより、なんで軍人になったんでしょう?(なななとうさん)

●彼の恐妻家ぶりは普遍のユーモアである。加えて毒舌は銀英伝そのものの深いエスプリを示している。(コニャックでも持って来いさん)

●軍服に隠れた悪魔の尻尾がみたい(笑)。(サツマいもさん)

12位:アレクサンドル・ビュコック

 自由惑星同盟で艦隊司令官の要職を務める老将です。アムリッツァ星域会戦後には宇宙艦隊司令長官に就任。ヤンを手助けする、軍上層部における数少ない彼の理解者です。

●年老いても腐らず、若い世代に道を譲り、敵にも敬意を払うところ。わたしもそんな老人になりたいです。(白米さん)

●民主主義とは対等の友人を作る思想であって、主従を作る思想ではないからだ。これほどわかりやすい民主主義の思想を表す言葉を私は知らない。子どもたちにも伝えています。(Kino.pさん)

●自由惑星同盟軍最後の司令長官としての幕引きが見事だった。(ゲンジマルさん)

●温和な雰囲気も、重みのある台詞が多いところも好き。「孫を持つなら、あなたのような人物を持ちたいものだ。だが、あなたの臣下にはなれん。ヤン・ウェンリーも、あなたの友人にはなれるが、やはり臣下にはなれん」。(ぷくたんさん)

●新世代にバトンを渡すべく孤軍奮闘したおじいちゃん。自由惑星同盟の良心の象徴。敵味方の双方から敬愛され、不遇の死をとげるも報われない人生ではなかった、死後を託せる、信じられる若い友人を大勢えられた幸せな死だったとも言える。めっちゃかっこいい!(CODYさん)

11位:フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト

 ラインハルト陣営の主要提督で、後の“獅子の泉の七元帥”の一人。気性が激しく失敗も多いですが、挙げた戦功も多いという実は有能な猛将です。

●猪突猛進しても生き残るタフさが魅力的。(ゆうさん)

●同じ攻め方で大きい失敗もすれば大きい成功もする。作戦ではこういう役回りもする人間も必要。(エル・サントさん)

●陰口を嫌い悪口はその相手に聞こえるように言うって性格が好き。粗にして野だが卑にあらずっていいじゃないですか。(にゃんぽくさん)

●「人を褒めるときは大きな声で、悪口を言うときにはより大きな声で」がモットーであり、一番人間味がある男の中の漢という感じが気に入っています。(ヨッピィさん)

●粗暴な性格だけど、部下がちゃんと付いてきているということはやはり優秀な上官なんだと思う。あととにかく可愛い。(てしこさん)

10位:ナイトハルト・ミュラー

 ラインハルト陣営の主要提督で、後の“獅子の泉の七元帥”の一人。普段は温和で誠実な人柄ながら、戦場では勇猛果敢に奮戦し、特に守勢時の粘り強さから“鉄壁ミュラー”の異名を持ちます。

●鉄壁の二つ名に恥じない働きぶり。堅実なのに熱い思いを持っているところ。(syunnsyouさん)

●大きな挫折のあと、それを糧に大変な成長をし主君を救うまでになったこと。控えめな人柄も大好き。(とよみさん)

●ガイエスブルグ要塞を使ったイゼルローン要塞攻防戦でケンプ大将が戦死しオーディンへ帰還する際に放った、「大神オーディンも照覧あれ!」と「将兵全員を生きて故郷に帰すことを約束する」の一連の発言がかっこよかったから。(らららさん)

●オーベルシュタインが愛犬のために肉を買いに行く姿を見かけるなどクスッとなる場面に遭遇したり、なにかと「ミュラー提督がいるなら安心」そんな気持ちさせてくれるし、なにより最後まで生き残ってくれた貴重な人なので。(けーたまさん)

●ヤンからも高い評価をされ、ユリアンからもいい印象をもたれ、ラインハルトからも筆頭の上級大将を任命されるほどの実力と諸提督とのバランス感覚はもっと評価されてよいと思ったため、推挙しました。(ニーギさん)

9位:ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ

 銀河帝国軍の宿将で、後に自由惑星同盟に亡命し、ヤン艦隊の客将として活躍します。公明正大で実直な人物であり、ヤンからは厚く信頼され、軍事面ではラインハルトやロイエンタールからも高い評価を得ています。

●帝国で長年貴族として生活後、同盟へ亡命し異文化に浸かることになるが、ヤン艦隊になくてはならない溶け込み方ができる柔軟な頭の持ち主だから。(EARCEさん)

●物語の中でも屈指の運命に翻弄されたキャラクター。堅実な人柄と高い能力でそれを乗り越えた生き様は、私が年を取るにつれて魅力を増してきた。(まさやんさん)

●周りの環境などに大きく振り回され、立場なども大きく変わるなかで、自分がぶれず、芯が通ったところが大好きです。またそれでいながら、少しジョークを言うようになるなど柔軟さも持ったところが、カッコいい老人という感じでたまりません!(ウザンさん)

●どの陣営にいても誠実でかっこいい。ラインハルト様が認めておられる男なだけある。(かぶさん)

●敵味方問わず認められる実力者であり人格者。当初敵だったヤンたちからも、そしてあれだけ我の強い帝国側の大将たちからも実力を認められ、あの双璧からすらも自分たちに勝てる可能性のある将校と言わしめたのは凄い。(ぽすたるさん)

8位:ウォルフガング・ミッターマイヤー

 親友ロイエンタールとともに“帝国の双璧”と謳われる、銀河帝国軍の勇将です。用兵のスピードに定評があり“疾風ウォルフ”の異名を持ちます。愛妻家としても有名ですね。

●何があっても信頼を裏切らない、優しさと非情さを兼ね備えた人物だから。(月兎さん)

●清廉潔白、質実剛健、人として軍人として、彼の様な人間で在りたいと思い日々を過ごす人でありたいと思うから。(あぶちゃんさん)

●公明正大、沈着冷静。私にはないものばかり。(neginegiさん)

●あんなに周りを重んじれて、周りを元気づけられて、いい上司はいないです! 上司にするにも夫にするにもミッターマイヤーが優勝!(ことちさん)

●愛妻家で、友だち思いなところが好きです ロイエンタールとお酒飲んでるところをもっと見たかった(涙)。(モフちゃんさん)

●初恋の人だから。(はちさん)

7位:ダスティ・アッテンボロー

 ヤンの士官学校時代の後輩で、ヤン艦隊の分艦隊指揮官です。本来はジャーナリスト志望でしたが、指揮官としての手腕を発揮。ゲリラ的な戦術指揮を得意とし、特に敗軍を指揮した際の抵抗にも定評がありました。

●自由を愛し友人を大切にし冗談や軽口を忘れない人間味あふれるキャラクター。(Antipholusさん)

●後輩系キャラクタが好きで、アッテンボローのヤンの後輩っていう立ち振る舞いがツボでした。若くして才能がありながらも、親しみやすい性格で好きです。(那智さん)

●大胆不敵でユーモアに富み、どんな過酷な状況でも事態を楽しみながら軽やかにすり抜けていく彼が頼もしくて痛快で大好きです!(さくらさん)

●同盟軍を象徴する“自由”の気質を持ち、実際に体現している姿。ラインハルトにキルヒアイスがいたように、ヤンにはアッテンボローが必要な存在だったと思います。(reactor234さん)

●「それがどうした!」に何度も救われたので。(まるんばさん)

●伊達と酔狂で戦った方ですが、特に政治的思想が強い訳でもなく、野心がある訳でもなく、おもしろい時代に生まれたと楽しんでいるだけな感じが好きです。(INU0410さん)

●一緒に、伊達と酔狂で革命を起こしたい。(あーやんさん)

6位:ワルター・フォン・シェーンコップ

 帝国貴族出身の亡命者という出自を持つ“薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊”の連隊長です。白兵戦に優れ、イゼルローン要塞無血占領で成功させて以後、ヤンの幕僚として活躍します。愛すべき不良中年ですね。

●彼のすべてがかっこいい。皮肉まじりの態度で世界を斜めに見ているし癖の強い人物ですがそこがいい。屈指の陸上や白兵戦の兵士なのも素晴らしいと思います。(ねねさん)

●同盟をヤンを裏で支えていた人だと思う。最初から最期までカッコよかった。(ゆらさん)

●能力や人望があるのに離反せず、最後までヤン艦隊での役割を果たした。軍人として異端ながら最後まで軍人だった。(トムさん)

●歴戦の猛者なのに、壮絶な死を迎えるが、戦いの中眠るようにというのが渋すぎる。(ぷうちゃんさん)

●ヒネた悪ぶったオジサンで、中年と言われることに非常に拘る人物は好感が持てます。ヤンを煽り続けたり、弁慶の仁王立ちのような死様もいいです。(カズさんさん)

●自由な国で忠義を捧げるに値する君主を求めて、その理想を作中で一番忠誠心を嫌うであろうヤンに見出して結局それを貫き通した。華麗な女性関係や圧倒的な強さに見合わない不器用さが好き。ローゼンリッターへの面倒見のよさが好き。(花子さん)

●銀英伝はローゼンリッターに始まりローゼンリッターで終わる。(rubiさん)

●銀英伝キャラNo.1のチョイ悪イケオジだから。(ふらうさん)

5位:パウル・フォン・オーベルシュタイン

 ラインハルトの参謀役として政略面で辣腕をふるいますが、その冷徹さからしばしば同僚の反感を買うことも。先天的な異常により両眼とも義眼を使用しており、その瞳が時折異様な光を放つとか……?

●誰よりも美しい生き方だと思ったから。理想のために自らを犠牲にすることを何も厭わない姿勢と私利私欲のなさが、誰よりも高潔で魅力的だと思う。(杏桜さん)

●一番考え方に同調できたので。あと、最期が印象深い。ラインハルトに言った「私はまだあなたを見離していません」は好き。(シロン茶さん)

●嫌われ役だが、圧倒的愛国心を以てローエングラム王朝を推し進めた立役者ぶりに惚れます。自身の目の不自由な出自が行動を起こさせたこと、誰よりも切れ者なこと、誰も寄せ付けないが愛犬にだけは愛情を注ぐのにも魅力を感じますね。(ワタルさん)

●冷徹でひたすら現実主義ながら、ある意味自己の理想のためにその生涯を捧げたその姿が好きだった。(snailspiralさん)

●周りからどう思われてもするべきと判断したことを実行する強さが魅力的です。(もちさん)

●冷酷のように見えて、捨て犬を飼ったり、帝国の礎が築けたら退場したり、この人ほど私欲もなく、ラインハルトに尽くした人は居ない

●私情を挟まない冷徹さと犬好きのギャップ。(とんふぁんさん)

●ローエングラム王朝を守り、正しい方向へ繁栄させようという意思を最も強く持ち、多くの将校を敵に回してでも悪役に徹した強さがカッコいいと思いました。また、何気に部下や動物など弱い立場のモノには優しい一面もあるのがギャップです。(とろわさん)

4位:ラインハルト・フォン・ローエングラム

 言わずと知れた『銀河英雄伝説』の主人公。金髪と蒼氷色の瞳が印象的な卓絶した美貌を持ち、常勝の名将としてわずか21歳で銀河帝国軍の元帥となった戦争の天才です。

●誰よりも輝く才能を有し、銀河に手を伸ばす器の大きさを持ちながら、心の内に入れるのが極わずかな人たちだけで満たされているアンバランスなところ。天才であり、永遠の少年でもあるというところに惹かれます。(えびさん)

●葛藤の中を生きる姿が美しいしかっこいい。欠点が意外と多いところも魅力!(ゆいきちさん)

●「宇宙を手に入れる」という言葉通りに、若くして覇権を握った実行力がすごい。あらゆる分野で突出した能力を発揮する一方、繊細で傷つきやすい心を持つ、その天才ゆえのアンバランスさもかえって人間臭くていい。(ケルシーさん)

●とても強く、プライドが高く何でもこなせる常勝の天才なのに、心の中の少年の頃の自分を引きずっているところが好きです。無垢性というか……幼さにギャップ萌えを感じます。(れーきちさん)

●政戦両略の天才、銀河一の美貌、なのに心を開けるのは2人だけなアンバランスさがたまらない。(りんごさん)

●王朝をぶっ壊そうとする野心、キルヒアイスへの友情、見ていて気持ちがいい。(ナムルさん)

●有言実行、文武両道、知勇兼備、変革者、頼もしきリーダー、熱すぎる苛烈な太陽。彼が「俺は宇宙を手に入れる」と宣言、実行したからこそ、物語が動き出した。彼こそが要だから。(速水さん)

●常勝の天才の閣下・非情の様に見えるが、優しくて民を想う姿勢が好き! 戦いには必ず陣頭に立って部下に背中を見せ敵には胸を見せる! 素晴らしいです。(ピカンチさん)

●老害をスマートに駆逐していく様がかっこよかった。(ニャンコムシーさん)

●ラインハルトがいなければ歴史は動かなかった。(A.Pさん)

3位:オスカー・フォン・ロイエンタール

 親友ミッターマイヤーとともに“帝国の双璧”と謳われる、銀河帝国軍の勇将です。早くからラインハルトの天才と野望を見抜き、その部下になりました。鋭く青い左眼と、暗く沈んだ黒い右眼の“金銀妖瞳(ヘテロクロミア)”の持ち主です。

●矜持の塊。(ようむさん)

●叛逆のカリスマ。(fujimoriさん)

●影のあるイケメンは、いつの世も正義。(モルツーさん)

●「褒められたと思っておこう」というセリフが好きだから。(丹姫さん)

●決して私利私欲に走らず国家安寧のために尽くし、必要ならば主君でも切り捨ててしまいかねない冷徹さを持ち続けたところがよい。(ガネットさん)

●矜持にしたがい、叛逆者にされるよりも、自ら叛逆者への道を選んだ点。(カーズさん)

●屈折と矛盾を抱えながらも己の誇りと野心を貫いて、生きて斃れたのが本当にかっこいい。自分と正反対なミッターマイヤーと友誼が成り立って、それが最後まで続いていたのも感慨深い。(オロロンさん)

●生まれてくる時代さえ違えば宇宙を手に入れられた人材。(しむみずさん)

●名将として名高いほど能力が高く、最後まで自分の生き方を変えなかった所がカッコイイから。(Renriさん)

●戦略・陸戦・経済。すべてに長けていて、己の信念は決して曲げないところ。親友には絶対の信頼を得ているところ。最後までロイエンタールはロイエンタールでした。(イーマンさん)

●謀反人に仕立てられるくらいなら自ら……と、反逆の道を進みながらも、ラインハルトを馬鹿にしたトリューニヒトを殺したり。男気あふれまくりなところ。(あちきさん)

●自分の中の野心を抑えようとしていたのに追い詰められて、起たざるを得なかったのが悲しい。でも頑張った。最期が美しかった。(ヒルダと迷ったさん)

●いちばんバランスの取れた名将だから。金銀妖瞳もたまらなく好き。(くしこさん)

●妖艶で知的で白兵戦までこなすイケメン!(もえさん)

●最後に安寧を望まず、知将であり、冷静な軍人であるにもかかわらず、なお自らの野望と本能に従って行動した彼の生き様と、その人間的なところがたまらない。(Mercyさん)

2位:ジークフリード・キルヒアイス

 ラインハルトと幼少の頃に知り合い、アンネローゼを奪った権力と社会への怒りをラインハルトと共有する幼なじみ。控え目で穏やかな性格の好青年です。

●誠実で、高潔な人柄に憧れます。ラインハルトへの友情は熱く、アンネローゼへの恋には健気な程一途。正に理想の男性像。(初草に会いたいさん)

●もう何十年も前なのに初めて読んだその日から好きでした。2巻は何度も泣きました。小説、漫画、アニメと媒体を変え時を経てもやっぱり泣きます。私の青春は赤毛のノッポさんです。(くらたさん)

●誰に対しても誠実なところとラインハルト様への一途な忠誠心を持つところが好きだから。(Yさん)

●ラインハルトへの忠誠、敵国にも敬意を持って接する人柄が大好きです。(yu-kiさん)

●すべてが好き。作中で散ってしまったが故に、その人生のすべてを見届けることができたのがうれしくも寂しい。願わくば、歴史の表舞台から去った後に、愛する人々と穏やかな余生を送ってほしかった。(一兵卒さん)

●この人なしではラインハルトも存在しなかった。控えめで物静か、いざという時には大胆な戦績。早逝が惜しまれるキャラです。(あやたさん)

●心に刺さっていつまでも忘れられない。(紫光さん)

●早い段階での退場(死亡)がくやまれる。せめてラインハルトが皇帝になるまで生きて欲しかった。(クラさん)

●その早すぎる死と生前の能力に「ジークフリード・キルヒアイスが生きていたら」と敵味方関係なく言われるほどの大きさ存在で、歴史のifを考えたくなる魅力的な人物だから。(はんちょーさん)

●キルヒアイスの献身と、彼の死がこの物語の最大の転換点だから。(映画好きさん)

●誠実で有能な軍人であり、ラインハルトの唯一無二の友。彼の忠誠心にはすべての銀英伝ファンが心を打たれた。私もその一人だから。(ムーさん)

●キルヒアイス一択。仁義礼智信、すべてそろった理想。現実にはほぼいないであろうと思われる、自分は絶対にこうなれない、憧れです。(のんぼさん)

●あんな清廉潔白という四字熟語を人間にしたような人、他にいるだろうか。(地主さん)

●アンネローゼの言葉を守りラインハルトを支え続けた生涯に涙を禁じ得ない。(UKさん)

●最期まで、ラインハルトに尽くし、信念を曲げない、その心がとても好きだからです。星になっても、ラインハルトのずっとそばにいるところ。(あかねこさん)

●銀河の良心!(斑鳩さん)

1位:ヤン・ウェンリー

 「奇跡のヤン」、「魔術師ヤン」と呼ばれる自由惑星同盟、最高の名将です。私生活においては大変なものぐさで、大の紅茶党。本来は歴史家志望で常に退役を望んでいますが、その意思とは裏腹に戦争で武勲を立て続けました。

●帝国と比べ少ない同盟軍の戦力の中、敵将の動きの数歩先を読み、的確にダメージを与える頭脳を持ちつつ、生活全般はからっきしだめというギャップが好き。(あんころ二等兵さん)

●人類の歴史を学び、戦争の愚かさを知りながらもせめてものひと時の平和のために戦ったという人間らしい愛情深さ。(とまとさん)

●不条理な立場の中でも自分の最善を尽くす姿に感銘を受けたから。(ジェラトーニさん)

●あふれんばかりの才能があるのに高望みしないところ。こんな人が会社の上司だったらよかったのに……。(なおさん)

●民主主義の在り方と矛盾を学生だった私に教えてくれたことも大きいですが、単純に、戦いは嫌いなのに天才的な戦略家で、一言一言が「ヤンらしい」ところが大好きです。あくまで戦略家なところも。(たきさん)

●プライベートはおおらかだが、戦えば天才。それでいて戦争を嫌っているところに共感できるし人としてとても魅力的。非業の死を遂げるのも泣ける。(sakさん)

●酒は人類の友であると教えてくれた。(トリスさん)

●高校時代にいろいろな価値観を教えてくれた先生。一生の推し。何度思い返しても最期が切ない。(あれから30年さん)

●この人がいなければ実際の政治に関心を持ち、民主主義の大切さを知ることがなかったから。心の師匠です。(ミスターKさん)

●戦争を美化せず、民主政治に疑問をもちながら、それでも前線で戦い続けて勝ち続けた矛盾の人。ヤンから歴史と戦術教わりたい。(ヒデキさん)

●戦争きらいなのに才能がある、という矛盾を持ちながらも信念があるところ。あとは部屋の散らかりっぷりに親近感。(らくだきりんさん)

●あんなに大勢に慕われていたのに死ぬ時は一人きりというのがグッときた。(すのものさん)

●不敗の魔術師でありながら生活無能力者なところも愛すべき人柄もすべてが大好きです。(橘柚さん)

●民主主義に殉じた天才。常に不利な状況を強いられながらも、負けない戦術で民主主義の火を守ったところ。人材を見抜く力がハンパなく、任せたら最後まで信頼して任せ、責任は自分がとる。という、上司の鑑のような人物。(ケータさん)

●最悪の民主政治でも最良の専制政治に勝ると思っているから。(ふくちゃんさん)

●対を成すライバル、不敗の魔術師。ヤンがいるからこそラインハルトという恒星がより輝く。(直線番長さん)

●銀英伝はヤンの物語。亡くなった後は悲しいレクイエム。(まっさんさん)

●私の中で銀英伝は、ヤン・ウェンリーがすべてと言っても過言ではないです。(mesokichiさん)


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