アニメ『銀河英雄伝説』のLINEスタンプが発売中。その中で、とくに注目されるスタンプを、使用例も踏まえて3つ紹介していきます。
TVアニメ『銀河英雄伝説』スタンプラインナップ
『銀河英雄伝説』には名ゼリフも多いですが、このLINEスタンプは、使いやすさ重視なのか、劇中再現は少な目で、使える状況がとても幅広くなっています。
「OK」や「了解」など、普段の会話に、『銀河英雄伝説』のキャラクターを添えて、という感じで、気軽に使えるのがいいですね。
「何と言われても構いませんよ」はどこで登場した? 使い方の例は?
ヤン・ウェンリー亡きあと、ユリアンたちを中心に立ち上げられた“八月の新政府”こと“イゼルローン共和政府”樹立の時代でのユリアンの達観したセリフ。
これには続きがあって、「~成功さえすればね。」と続きます。目的さえ達成できれば、自分はどう思われても構わないという、強い決意を現しています。
敢えて後半は省かれているので、理由は何であれ、文字通りどう言われても構わない、気にしないというときに使えます。ユリアンの表情がなかなか絶妙なので、悪口を言われたとき、皮肉っぽく返すのもいいですね。
「臨機応変に対処する」はどこで登場した? 使い方の例は?
イゼルローン要塞が陥落したあとのフォーク准将の言葉で、正確には、“高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処する”です。
功績を焦った彼が、銀河帝国へ大規模な出兵を計画するのですが、その作戦の内容が、この“(高度の柔軟性を維持しつつ)臨機応変に対処する”というものでした。
つまり、何も決まっていなかったわけですね。もちろん、その後大敗を喫してしまうことになります。なのでこの場合、意味合い的には“善処します”とか“注視します”と同じかと思われます。
“実は何も考えてないよ”というニュアンスを隠しながら、何かに答えるときに使っていきましょう。それが、悪い結果にならないといいですけど。
「ワロタ」はどこで登場した? 使い方の例は?
とても『銀河英雄伝説』にそぐわないセリフですが、“ワロタ”はもちろん、昔2ちゃんねるなどで流行したネットミーム。これが広まると、やがてどういうわけか『銀河英雄伝説』のハイドリッヒ・ラングのAA(アスキーアート)が付属するようになりました。
そしてその後、公式の『銀河英雄伝説』LINEスタンプにラングが登場した際、顔のことに“ワロタ”の文字が追加。まさかの公式化(?)に誰もが驚愕したのでした。ワロタ。
ズバリ“笑った”という意味なので、笑える時に使えばいいのですが、少し相手を馬鹿にしているニュアンスもあるので、使用には注意! ちなみにアニメでは、ラングはこんな言葉言ってません(笑)。
今回はいわゆる旧版のアニメ『銀河英雄伝説』LINEスタンプを紹介してみました。一部特殊なものを除いて、かなり使いやすい部類に入ると思うので、ぜひ普段使いしてください!