いよいよ1月10日からTVアニメの放送がスタートする『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います(以下、ギルます)』。本作の声優陣インタビューをお届けします。
電撃文庫から発売中の香坂マト先生の同名ライトノベルを原作としたこのアニメは、スタジオ・CloverWorkが制作、作楽クリエイトがアニメーション制作を協力することでも注目が集まっています。
そんな本作に出演する高橋李依さん(アリナ・クローバー役)と、熊谷健太郎さん(ジェイド・スクレイド役)にインタビュー。受付嬢という異世界ファンタジーお馴染みの職業に焦点をあてた、本作ならではの魅力や見どころ、アリナとジェイドのユニークな関係性まで、さまざまなお話を聞くことができました。
こちらのインタビューは、放送前に「ここに注目しておくと楽しめそう!」という読み方もできますし、放送中盤に読んでもきっと「なるほど確かに!」とうなずけるお話しばかりとなっています。ぜひ放送前だけでなく何度も読み返していただければ!
そんな本作に出演する高橋李依さん(アリナ・クローバー役)と、熊谷健太郎さん(ジェイド・スクレイド役)にインタビュー。受付嬢という異世界ファンタジーお馴染みの職業に焦点をあてた、本作ならではの魅力や見どころ、アリナとジェイドのユニークな関係性まで、さまざまなお話を聞くことができました。
こちらのインタビューは、放送前に「ここに注目しておくと楽しめそう!」という読み方もできますし、放送中盤に読んでもきっと「なるほど確かに!」とうなずけるお話しばかりとなっています。ぜひ放送前だけでなく何度も読み返していただければ!
2024年最初の連絡が『ギルます』のオーディション結果でした【ギルます 高橋李依&熊谷健太郎インタビュー】
――まず、出演が決まった時の心境をお聞かせください。
熊谷さん
オーディションを経てご縁をいただいた作品で、とても嬉しかったです。
決定の連絡をいただいた段階では、まだアリナ役が高橋さんであることしかわかりませんでしたが、この賑やかな作品で他のキャストの方々とどういう掛け合いができて、どんな化学反応が現場で生まれるのかなと、すごくワクワクしていました。
――オーディションでは、印象に残ったことはありましたか?
決定の連絡をいただいた段階では、まだアリナ役が高橋さんであることしかわかりませんでしたが、この賑やかな作品で他のキャストの方々とどういう掛け合いができて、どんな化学反応が現場で生まれるのかなと、すごくワクワクしていました。
――オーディションでは、印象に残ったことはありましたか?
熊谷さん
オーディション自体の内容ではないんですけど……実は2024年の事務所からきた一発目の連絡が『ギルます』のオーディションの結果だったんです。
――それはとてもめでたいタイミングに……!
――それはとてもめでたいタイミングに……!
熊谷さん
そうなんです! マネージャーさんから「決まりました!」って連絡をいただいて、2024年は幸先いいなぁという感じになったので、すごく気持ちのいい新年を迎えさせてくれたという意味でとっても印象深いですね。
高橋さん
私は原作のPVの時にご縁をいただいて、そこで初めてアリナと出会ったんですが、その後アニメ化決定のPVのオファーもいただいて。その時に、アニメでも演じさせていただける事を知ったので、とても驚きました。
その時はまだ先生にお会いできていなかったんですけど、いち読者のような気持ちで「アニメ化おめでとうございます」とお伝えしたくなりました。アリナを任せていただけることの責任の重さが、じわじわと嬉しくて……。頑張りたいという感情が湧いてきましたね。
――作品への第一印象というところはいかがでしたか?
その時はまだ先生にお会いできていなかったんですけど、いち読者のような気持ちで「アニメ化おめでとうございます」とお伝えしたくなりました。アリナを任せていただけることの責任の重さが、じわじわと嬉しくて……。頑張りたいという感情が湧いてきましたね。
――作品への第一印象というところはいかがでしたか?
高橋さん
まず気になったのは『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』というタイトルですね。「じゃあ、討伐しちゃったあとは一体どうなるんだろう?」って(笑)。
まだ読んでいない人のために詳細は伏せますが、タイトルから想像したものとは異なる軸にも大事な要素があって、熱くて軽快で読みやすい、爽快感のある読み物になっていたので、仕事に疲れた後でも文字を読みたい! って思わせてくれる作品だなと感じました。
――確かに、ボスって最後に出てくる存在ですもんね。それを討伐しちゃったら……というのも気になるところです。
まだ読んでいない人のために詳細は伏せますが、タイトルから想像したものとは異なる軸にも大事な要素があって、熱くて軽快で読みやすい、爽快感のある読み物になっていたので、仕事に疲れた後でも文字を読みたい! って思わせてくれる作品だなと感じました。
――確かに、ボスって最後に出てくる存在ですもんね。それを討伐しちゃったら……というのも気になるところです。
高橋さん
それはぜひ、アニメや原作をご覧になって……ということで。ぜひ楽しみにしていただきたいですね。
熊谷さん
僕の場合は、オーディションの話をいただいた際に本作に触れたんですけど、タイトルから得られる情報に対して、「実はこういうことがあるんだ」みたいなカタルシス的な要素があるのが魅力だなと。
そこにさらに残業というピースが入ってくるので、今僕たちが生きている日本とは全然違う世界のはずなのに、不思議と共感できるというか。
僕も正社員ではないにしろ、バイトなどでそれなりに働く経験はしてきていたので、残業のしんどさみたいなのも少しはわかるからこそ、アリナさんには結構共感できます。アリナさんを軸にして賑やかで緩急も効いていて、物語としてのリズムがものすごく心地いい作品だなとも感じました。
そこにさらに残業というピースが入ってくるので、今僕たちが生きている日本とは全然違う世界のはずなのに、不思議と共感できるというか。
僕も正社員ではないにしろ、バイトなどでそれなりに働く経験はしてきていたので、残業のしんどさみたいなのも少しはわかるからこそ、アリナさんには結構共感できます。アリナさんを軸にして賑やかで緩急も効いていて、物語としてのリズムがものすごく心地いい作品だなとも感じました。
盾役(タンク)だから!? ジェイドは安心して●●できる【ギルます 高橋李依&熊谷健太郎インタビュー】
――それぞれ演じられたキャラクターの印象について教えてください。
高橋さん
アリナさんは本作の主人公で、受付嬢としては3年目の子なんですけど、「残業は嫌なので」って言うから、仕事は手際よくできるのかと思いきや……実は努力の末にようやくといった感じで、本当はちょっと要領が悪い子だったりするんです。
あとは、なんだか不憫な役回りが多いというか、ストレスがたまるのもわかるというか。ちょっとかわいそうな主人公なんですよ(笑)。そのかわいそうな感じと、それによって溜まったエネルギーが爆発するところに、ある種の爽快感みたいなものがあって。彼女の“かわいそう”は、その後の展開に向かう動力源として楽しんでもらえるのかなと。
アリナには悪いんですが、“かわいそうなのがすごくかわいい”キャラクターになっているなと思ってしまいますね。
――受付嬢の時と処刑人の時で、二面性があるキャラクターでもありますよね。
高橋さん
そうですね。二面性に関しては、見た目的にもフードかぶって顔を隠し、性別もわかりにくい服装になっていて。私も演じる時はボソボソ気味に、正体を隠しているような雰囲気は意識していました。
ただ、心根の部分ではまったく変わっていないので、違和感はないんですよね。あくまでも彼女の中にあるエネルギーが方向性を変えて、あの2つの姿になっていると思っています。
ただ、心根の部分ではまったく変わっていないので、違和感はないんですよね。あくまでも彼女の中にあるエネルギーが方向性を変えて、あの2つの姿になっていると思っています。
――ジェイドについてはいかがでしょうか?
熊谷さん
ジェイドは作中に登場するパーティ“白銀の剣”のリーダーなんですけど、すごくいろんな人から慕われていて、彼自身かなり天才肌みたいな部分もあって、とても要領がいいんですね。
ジェイドは、アリナさんと対照的な立ち位置にいるのかなとも思っています。物事に対する誠実さやまっすぐさが、彼自身のカリスマ性やリーダーとしての資質にも繋がっていて、同時にその純真さとエネルギーが災いにもなっています。アリナさんに対するアプローチがちょっと気持ち悪いと思われてしまうこともありますし(笑)。
みんなに見せている“白銀の剣”のリーダーとしての側面と、アリナさんを追いかけている時の側面って、表裏や二面性ではなくて、どっちも彼自身の誠実な部分が顕著に出ているだけではあると思うんです。
その誠実さがどこに向いているかの方向性の違いであって、ベースとなる誠実さやまっすぐさ、真面目さの部分を考えると、かなり懐の深い人なのは間違いないと思います。どちらの側面もジェイドの人間としての魅力だと僕は受け取っていました。
――ありがとうございます。ここまでそれぞれご自身が演じる役についてお話しいただきましたが、では高橋さんから見たジェイド、熊谷さんから見たアリナの印象をそれぞれ教えてください。
高橋さん
まず、アリナ目線のジェイドか高橋目線のジェイドなのかで、結構評価が違ってくると思います。アリナ目線だと結構厳しくなってしまいますね。原作だと本当にひどい言われようで(笑)。
熊谷さん
もう最上級の罵倒をされていますもんね(笑)。
高橋さん
それこそアニメでも、ジェイドに対しては「ペッ!」と吐き捨てるような態度で、私も演じる時は声色を変えていたりもしていて。でもそれもアリナらしいというか、アリナが一番肩肘張らずに会話できる存在でもあるので、彼女にとってのジェイドの存在は、無自覚ながらもストレス発散に繋がっている部分もあるのかなと(笑)。
ただ、私自身としては、こういう風に理解してくれる人がアリナの近くにいてくれるのはすごくありがたくて幸せなことだと思います。受付嬢としての業務も多く、残業が終わらない――つらいことを、誰か1人でも気にかけてくれているって、それだけでだいぶ救われるじゃないですか。しかも、ちょうどいいタイミングでひょこっと出てきたりするっていうのが、見てる側としても和らぐなと。
あとは、こっそり支えになっている存在のようで、そこに甘えちゃわないのがいいんですよね。アリナもかっこよくてめげないし、ジェイドは優しくて責任感もあるし、私は2人の関係性がめちゃくちゃ好きです。
ただ、私自身としては、こういう風に理解してくれる人がアリナの近くにいてくれるのはすごくありがたくて幸せなことだと思います。受付嬢としての業務も多く、残業が終わらない――つらいことを、誰か1人でも気にかけてくれているって、それだけでだいぶ救われるじゃないですか。しかも、ちょうどいいタイミングでひょこっと出てきたりするっていうのが、見てる側としても和らぐなと。
あとは、こっそり支えになっている存在のようで、そこに甘えちゃわないのがいいんですよね。アリナもかっこよくてめげないし、ジェイドは優しくて責任感もあるし、私は2人の関係性がめちゃくちゃ好きです。
――アリナはジェイドにかなり容赦ないという話もありましたが、演じる際にちょっと心が痛んだりすることもありますか?
高橋さん
そこは盾役のキャラなので、アリナも安心なはず……(笑)。 あまり心配せずになぐっていると思います。「ジェイドなら大丈夫」という安心感があるというか……。
頑丈だという設定もあるので、力加減せずに殴っても、アリナも、私も心が痛まない……というとちょっと悪いかもしれませんが、誰を殴っても心が痛まないというわけじゃなくて、ジェイドならではって感じですね。いやあ盾役(タンク)ってありがたい役職でした。
頑丈だという設定もあるので、力加減せずに殴っても、アリナも、私も心が痛まない……というとちょっと悪いかもしれませんが、誰を殴っても心が痛まないというわけじゃなくて、ジェイドならではって感じですね。いやあ盾役(タンク)ってありがたい役職でした。
熊谷さん
盾役(タンク)ってそういう意味なの!? でもまあ、そこが彼の長所でもありますから(笑)。
ジェイドとしては、最初アリナさんではなく処刑人を追いかけて、たどり着いた先にアリナさんがいたという流れなので、まずこの人は一体どういう人なのか? なんでこんな力をもっているのか? という、いわば職業ならではの興味から入ったんじゃないかと思っています。
そこから接していく中で、アリナ・クローバーという人間の人となりが見えてきて、その感情の豊かさや、いろんな面を見せてくれている中で魅力に気付いていったんじゃないかなと。
ジェイドは立場上、アリナさんとの砕けたやり取りみたいなことができる人って多くないと思うんですよ。その点アリナさんは、言葉や拳でボコボコにしてくる、リスペクト0の態度で接してくれますからね(笑)。
ジェイドとしては、最初アリナさんではなく処刑人を追いかけて、たどり着いた先にアリナさんがいたという流れなので、まずこの人は一体どういう人なのか? なんでこんな力をもっているのか? という、いわば職業ならではの興味から入ったんじゃないかと思っています。
そこから接していく中で、アリナ・クローバーという人間の人となりが見えてきて、その感情の豊かさや、いろんな面を見せてくれている中で魅力に気付いていったんじゃないかなと。
ジェイドは立場上、アリナさんとの砕けたやり取りみたいなことができる人って多くないと思うんですよ。その点アリナさんは、言葉や拳でボコボコにしてくる、リスペクト0の態度で接してくれますからね(笑)。
高橋さん
イケメンなんですけどね。他の皆は彼に夢中になっているような描写もありますし。
熊谷さん
そう、イケメンなんで、アリナさん以外の女の子には基本モテるんです。でもアリナさんだけはジェイドがグイグイきても「うるさい」とか「帰れ」って言ってくれるのがちょっと心地いいというか。そういう感覚でジェイドが人と接することって、あまりなかったんじゃないかと思うんですよね。
ジェイドが追って、アリナさんが追っ払ってというやり取りの中で、彼女がふと見せる弱さというか、ちょっとした可愛らしさみたいな面に触れた時に、処刑人ではない、1人の女の子としてのアリナ・クローバーを見てどう思ったんだろう? というのも、物語を見ていくうえで気になるポイントだなと。
ジェイドが追って、アリナさんが追っ払ってというやり取りの中で、彼女がふと見せる弱さというか、ちょっとした可愛らしさみたいな面に触れた時に、処刑人ではない、1人の女の子としてのアリナ・クローバーを見てどう思ったんだろう? というのも、物語を見ていくうえで気になるポイントだなと。
なかなかジェイドにデレないアリナ。2人の間に恋愛感情はあるの?【ギルます 高橋李依&熊谷健太郎インタビュー】
――1話の収録の際に役作りとしてどんな点を意識されていたのか、また制作側から印象的なディレクションがあったようでしたら教えてください。
高橋さん
第1話収録の際に、さきほどの話でも出てきた「(アリナは)基本、かわいそうな人なんです」と教えてもらった事は、特に印象深いです。
アリナは、すでにお仕事をこなせていたから、ただ純粋に業務量が多くなってしまったキャラなんだと思い込んでいて。それが、“実は根気強く、努力で補ってきた”と知った時にハッとしました。それによって、お仕事への食らいつき方というか。受け身じゃなくて、攻めの姿勢で挑み続けることで、ちゃんとかわいそうかつ、最終的には愛おしくてかわいいアリナになるかなと。見せたいアリナ像のすり合わせは、1話からしっかり詰めていきました。
――とにかくアリナは、ずっと頑張っているけれど、かわいそうなところがあるんだと。
アリナは、すでにお仕事をこなせていたから、ただ純粋に業務量が多くなってしまったキャラなんだと思い込んでいて。それが、“実は根気強く、努力で補ってきた”と知った時にハッとしました。それによって、お仕事への食らいつき方というか。受け身じゃなくて、攻めの姿勢で挑み続けることで、ちゃんとかわいそうかつ、最終的には愛おしくてかわいいアリナになるかなと。見せたいアリナ像のすり合わせは、1話からしっかり詰めていきました。
――とにかくアリナは、ずっと頑張っているけれど、かわいそうなところがあるんだと。
高橋さん
かわいそうであっても、アリナの場合はそれがおもしろく見えちゃってもいいんだと気づけたというか。
一口に「かわいそう」と言っても、見ている側も心を痛める“かわいそう”と、笑いに転換させて良い“かわいそう”は違うじゃないですか。今作全体を包み込む空気感みたいなものも含めて、今回は後者に持っていければと思いました。
――全体を通して、こういう方向性のディレクションが多かったという印象はありましたか?
一口に「かわいそう」と言っても、見ている側も心を痛める“かわいそう”と、笑いに転換させて良い“かわいそう”は違うじゃないですか。今作全体を包み込む空気感みたいなものも含めて、今回は後者に持っていければと思いました。
――全体を通して、こういう方向性のディレクションが多かったという印象はありましたか?
高橋さん
アリナは、シーンによってコロコロコロコロ表情や感情が変わったりするので、「ここからの表情は1回元に戻してください」とか、「ここからははっちゃけていいです」とか、そういうアクセルのかけ方に関する部分ですね。
アリナは切り替えが多い役どころではあったんですけど、私の演技プランもかなり採用していただいているところもあって、全体としてはそこまで多くはなかったです。
アリナは切り替えが多い役どころではあったんですけど、私の演技プランもかなり採用していただいているところもあって、全体としてはそこまで多くはなかったです。
熊谷さん
監督がキャスト陣のことをすごく信頼してくださっているというか、全面的に任せていただいている印象は強かったですね。
その上で、さっき高橋さんも仰っていたアクセルやブレーキを踏むポイントや、シーンをおもしろくするためのメカニズムに関するお話もよくしていただきました。
印象に残っているのが、高橋さんが「アリナってジェイドに対してきゅんきゅんするような感情は一切なくていいんですよね?」と確認した時に、音響監督からノータイムで「うん、いいよ」って返事が返ってきて。「ジェイド……」と内心で思っていたのは覚えています(笑)。
その上で、さっき高橋さんも仰っていたアクセルやブレーキを踏むポイントや、シーンをおもしろくするためのメカニズムに関するお話もよくしていただきました。
印象に残っているのが、高橋さんが「アリナってジェイドに対してきゅんきゅんするような感情は一切なくていいんですよね?」と確認した時に、音響監督からノータイムで「うん、いいよ」って返事が返ってきて。「ジェイド……」と内心で思っていたのは覚えています(笑)。
結構そこって難しいラインでもあって、セリフがちょっとウェットになると感情の見え方も変わってくるんですよ。根底となる部分を共有したうえで、コントロールについては、全体を通して任せてもらえていた印象がありますね。
――アリナがジェイドに対して恋愛感情やときめきを抱くかどうかについて、今回のアニメ化に際してはバッサリ「0でいい」と即答だったわけですね(笑)。
熊谷さん
アリナさん、なかなかデレてくれないんですよ(笑)。
高橋さん
たまにビジュアルで頬にブラシで赤の差し色が入っていたりすると、シンプルに捉えちゃうと「ここで好きになったのかな?」と考えちゃいそうなんですけど、「今までの流れからすると、ここはそうじゃないですよね」みたいな、目に見えている情報の確認みたいなのは丁寧にしながら収録していきました。
実際、純粋な照れくささみたいな表現だったりして、爽やかな作品だからこそ、間違えた方向にアクセルを入れてしまわないように気をつけていました。ここでデレないからこそ、それが振りになって次の展開が生きてくる……なんてこともあるので。
――熊谷さんは1話での役作りなどはいかがでしたか?
実際、純粋な照れくささみたいな表現だったりして、爽やかな作品だからこそ、間違えた方向にアクセルを入れてしまわないように気をつけていました。ここでデレないからこそ、それが振りになって次の展開が生きてくる……なんてこともあるので。
――熊谷さんは1話での役作りなどはいかがでしたか?
熊谷さん
ベースとしては、オーディションのイメージでまずは演技してみて……という形だったんですけど、1話のジェイドって、どちらかというと“白銀の剣”のリーダーとしての側面が色濃く出ていて、ある意味一番リーダーらしかった瞬間なのかなと(笑)。そこから処刑人の正体を知ったり、アリナさんから「変な男」と思われたりするんですけど、1話のジェイドは素直に、ひねったりすることなく演じていました。
――全体を通してとなるといかがでしょうか?
――全体を通してとなるといかがでしょうか?
熊谷さん
最終話まで通して意識していたのは“下心はあっても邪念は持たない”というところです。彼も人間なのでネガティブな感情を抱くこともあると思うんですが、特にアリナさんや仲間と接する時は、黒いものはあんまり含ませたくないというイメージですね。
アリナさんのお仕事を手伝う時も、優しくするためというよりも、純粋に「大変そうだから手伝ってあげよう」という気持ちが割合としては大きいと思うんです。ただ、下心は下心で持ってはいるんですけど(笑)。ジェイドはそういうタイプですね。
アリナさんのお仕事を手伝う時も、優しくするためというよりも、純粋に「大変そうだから手伝ってあげよう」という気持ちが割合としては大きいと思うんです。ただ、下心は下心で持ってはいるんですけど(笑)。ジェイドはそういうタイプですね。
高橋さん
「あわよくば仲よくなって、“白銀の剣”に入ってくれないかな」って、絶対に思っている感じがあるんですよね。ただ、それがちゃんと見えてくるのが気持ちよくて、「アンタ下心あるでしょ!」ってツッコめたり。
熊谷さん
人間臭くなったらいいよねと意識していたところはありましたね。
――アリナとジェイドの掛け合いというのはいかがでしたか?
――アリナとジェイドの掛け合いというのはいかがでしたか?
高橋さん
もう最初からやりやすかったです。投げたら絶対受け取って返してくれる、安心のキャッチボールだったし、自由な感じでも居させてもらえて。お芝居なんだけど、ちょっとその辺で会話してくるみたいな感覚で、やりとり自体が楽しくて、「早くマイク前に立ちたい」ってずっと思っていました。
熊谷さん
いい意味でボールド(※声をあてるタイミング)を意識しすぎずにできたなって印象はありますね。もうとにかく高橋さんが投げてくれる、アリナさんの清々しいくらいのストレートな台詞に返す感覚が気持ちよくて、「こういうのはどうですか!?」っていう提案も含めて、遠慮なくやらせていただけたなと。
白銀の剣の他のメンバーも含め、中盤からは4人でのやり取りも増えていきます。アリナとジェイドの言葉のラリーはあの2人ならではですが、4人だとまたリズム感やカラーも全然違うんですよ。そうした掛け合いの幅って、アニメの『ギルます』において大事な、いいエッセンスになってくれているんじゃないかと思います。
白銀の剣の他のメンバーも含め、中盤からは4人でのやり取りも増えていきます。アリナとジェイドの言葉のラリーはあの2人ならではですが、4人だとまたリズム感やカラーも全然違うんですよ。そうした掛け合いの幅って、アニメの『ギルます』において大事な、いいエッセンスになってくれているんじゃないかと思います。
高橋さん
バランスのいい座組だと思いました。みんな呼吸感が似ているのか、掛け合いがとても楽しくて。もちろんそれぞれに個性があるんですけど、とにかくやりやすかったですね。
熊谷さん
僕の場合、メインの出演陣に近い年代のキャストが多いこともあって、すごくなじみやすかったですね。見てきた作品も一緒だったりして。
高橋さん
もちろんアニメの映像も見てもらいたいですけど、音声だけ聞いても、きっと聞き心地の良い会話になっているんじゃないかなと思います。
――インタビューの中で非常に会話部分に期待が膨らんできました。残りのメンバーについてもお聞きしたいです。高橋さんには、アリナの後輩であるライラについてどう感じたのか伺いたいなと。
――インタビューの中で非常に会話部分に期待が膨らんできました。残りのメンバーについてもお聞きしたいです。高橋さんには、アリナの後輩であるライラについてどう感じたのか伺いたいなと。
高橋さん
ライラは新人の受付嬢なんですが、弱音を吐くのが上手で、「こういう後輩がいたら憎めないなぁ」と思ってしまうタイプですね。
「◯◯できないです」みたいに頼られると、ついついお世話を焼きたくなりますし、アリナも3年目で比較的年齢も近いこともあってか軽口も言い合えますし、こういう後輩がいてくれたら職場が明るく楽しくなるだろうなと思える、本当に“理想の後輩ムーブ”をしてくる感じです。
ライラを演じているのは、デビュー当時から付き合いのある芹澤優ちゃんなんですけど、彼女との掛け合いも本当に楽しくて楽しくて!“憎めない後輩ムーブ”をキュートに演じていて、存在としての説得力もあって“ウザかわいさ”が見事に出ているキャラクターだと思います。
――熊谷さんには“白銀の剣”のメンバーである、ルルリとロウについて聞かせていただければと思います。
「◯◯できないです」みたいに頼られると、ついついお世話を焼きたくなりますし、アリナも3年目で比較的年齢も近いこともあってか軽口も言い合えますし、こういう後輩がいてくれたら職場が明るく楽しくなるだろうなと思える、本当に“理想の後輩ムーブ”をしてくる感じです。
ライラを演じているのは、デビュー当時から付き合いのある芹澤優ちゃんなんですけど、彼女との掛け合いも本当に楽しくて楽しくて!“憎めない後輩ムーブ”をキュートに演じていて、存在としての説得力もあって“ウザかわいさ”が見事に出ているキャラクターだと思います。
――熊谷さんには“白銀の剣”のメンバーである、ルルリとロウについて聞かせていただければと思います。
熊谷さん
ルルリについては、一言で表すなら“とても頑張り屋な女の子”です。自分が仲間のために何をしてあげられるかを常に考えていて、責任感がものすごく強いんです。だからいろいろと抱え込んでしまう部分もあったりします。「そんなに1人で悩まなくてもいいんだよ」と声をかけてあげたくなるというか、守りたくなるような可愛らしさもあって、仲間ではあるんですけど、ジェイドやロウとは兄妹に近いような関係性だと感じています。
ロウは“白銀の剣”のバックアタッカー的な役割の男の子で、パーティ全体のバランサーになっている印象がありますね。話し方は肩の力が抜けていて、飄々(ひょうひょう)とした雰囲気の人物ではあるんですけど、仲間のことをすごくよく見ているタイプです。
時折、ピシッと鋭いツッコミをしてくれて、ジェイド自身も気付かされることがあったり、ルルリも助けられたりする部分がいっぱいあって、親しみやすくて頼りになる仲間ですけど、どこか底知れないというか、視聴者からすると謎の多いキャラクターとして映るんじゃないかと思います。
ルルリは古賀葵さんが、ロウは安田陸矢くんが演じているんですけど、ルルリとロウのやり取りは、ジェイドに対するそれとは違ったもので、なんだか微笑ましく思えるんですよね。ジェイドを演じていることもあってか、「いいな~」って勝手に後方リーダー面しながら見守っています(笑)。
思わずそうなってしまうくらいルルリとロウのやり取りも聞いていて気持ちいいものです。会話の端々から「ジェイドってすごくいい仲間に恵まれているな」と感じさせられますね。
ロウは“白銀の剣”のバックアタッカー的な役割の男の子で、パーティ全体のバランサーになっている印象がありますね。話し方は肩の力が抜けていて、飄々(ひょうひょう)とした雰囲気の人物ではあるんですけど、仲間のことをすごくよく見ているタイプです。
時折、ピシッと鋭いツッコミをしてくれて、ジェイド自身も気付かされることがあったり、ルルリも助けられたりする部分がいっぱいあって、親しみやすくて頼りになる仲間ですけど、どこか底知れないというか、視聴者からすると謎の多いキャラクターとして映るんじゃないかと思います。
ルルリは古賀葵さんが、ロウは安田陸矢くんが演じているんですけど、ルルリとロウのやり取りは、ジェイドに対するそれとは違ったもので、なんだか微笑ましく思えるんですよね。ジェイドを演じていることもあってか、「いいな~」って勝手に後方リーダー面しながら見守っています(笑)。
思わずそうなってしまうくらいルルリとロウのやり取りも聞いていて気持ちいいものです。会話の端々から「ジェイドってすごくいい仲間に恵まれているな」と感じさせられますね。
アリナを本気で勧誘するなら何が必要?【ギルます 高橋李依&熊谷健太郎インタビュー】
――特に注目してほしいポイントを教えていただけますか?
高橋さん
まず、気軽な気持ちで見てほしいというのがあります。きっとたくさんの作品がオンエアされる時期で、この記事もいろいろ下調べをされている中で出会うのかもしれないですけど、気軽に肩の力を抜いてお菓子でも食べながら見てほしいなと。本当にスッキリできると思います(笑)。
熊谷さん
特に、働いている年代の方が見ると、アリナさんの言動に「よくやってくれた」みたいな気持ちになれそうですよね。
高橋さん
そうなってくれるといいなと思います! 私も、見てくださる皆さんのストレスを一気に解消するくらいのつもりで演じています(笑)。
熊谷さん
ジェイドの目線で言うと、もうとにかくアリナさんが……“すごい”んですよ!
仕事に対する怒りだけじゃなく喜びもそうですね。とにかく感情表現が豊か。見ていてまったく飽きないし引き込まれるし、「そりゃジェイドもこんな女性がそばにいたら気になるよな」と納得させてしまう魅力が、序盤から感じていただけると思います。主人公だから、というのもありますけど、やっぱりアリナさんには注目してほしいですね。
あと個人的に注目してほしいポイントはバトルシーンです。ダンジョンに潜るキャラクターたちの姿を描いた作品でもあるので、アリナさんがどうやってソロ討伐するのか、タイトルがどう回収されるのかにも、ご注目いただけたらなと。
仕事に対する怒りだけじゃなく喜びもそうですね。とにかく感情表現が豊か。見ていてまったく飽きないし引き込まれるし、「そりゃジェイドもこんな女性がそばにいたら気になるよな」と納得させてしまう魅力が、序盤から感じていただけると思います。主人公だから、というのもありますけど、やっぱりアリナさんには注目してほしいですね。
あと個人的に注目してほしいポイントはバトルシーンです。ダンジョンに潜るキャラクターたちの姿を描いた作品でもあるので、アリナさんがどうやってソロ討伐するのか、タイトルがどう回収されるのかにも、ご注目いただけたらなと。
――お2人としては、アリナという強いけど扱いには苦労しそうな存在をギルドやパーティに勧誘したいと思いますか? もし勧誘する場合、どんな方法で引き入れるのかなと。
高橋さん
アリナはイフール・カウンターというギルドで受付嬢をやっているんですけど、イフール・カウンターって、最大級のギルドだという割に、人手が足りていないんですよ。
ここがアリナを勧誘するうえでの攻めどころだなって思っていて、まずは人手不足を絶対に解消させ、給与も休みも確保した上で、同業者にもバレないように配慮する。これを全部約束したら入ってくれるかも。……実現のハードル高いですが(笑)。
ここがアリナを勧誘するうえでの攻めどころだなって思っていて、まずは人手不足を絶対に解消させ、給与も休みも確保した上で、同業者にもバレないように配慮する。これを全部約束したら入ってくれるかも。……実現のハードル高いですが(笑)。
熊谷さん
それでも“かも”止まりなのがアリナさんですよね(笑)。週休完全2日制は絶対だし、有給もちゃんとないとダメでしょうし。
高橋さん
手厚い福利厚生と終身雇用も必要ですね!
――およそアニメのインタビューではなかなか聞かないような単語がたくさんが出てきますね(笑)。
――およそアニメのインタビューではなかなか聞かないような単語がたくさんが出てきますね(笑)。
熊谷さん
多分、どこの転職エージェントも真っ青になると思います(笑)。
――お2人が本作の世界に行くなら、受付嬢のような裏方仕事と、冒険者としてモンスターと戦う仕事のどちらに就きたいですか?
――お2人が本作の世界に行くなら、受付嬢のような裏方仕事と、冒険者としてモンスターと戦う仕事のどちらに就きたいですか?
熊谷さん
裏方です。
――(笑)。即答でしたね。
――(笑)。即答でしたね。
熊谷さん
やっぱり、命あってのものですから。ダンジョン攻略は常に命の危険と隣合わせですし、そうやって身体を張って頑張っている人たちを、一生懸命自分なりにできる方法で支えていきたいですね。
高橋さん
もし私にアリナレベルの能力があるという前提なら、冒険者をやると思います。
なぜかというと、それができるだけの力があるからですね。私は自分に向いてないことが好きになれなくて、基本やりたくないんです。なので、もし異世界に行ったら自分のステータスを見て、何に向いているのかを確認するところから始めたいですね(笑)。
――アリナが冒険者に向いているのもそうなんですけど、ジェイドも人の間に入って折衝したり、まとめたりするのが上手ですから、結構ギルドの裏方仕事でも活躍しそうですよね。
なぜかというと、それができるだけの力があるからですね。私は自分に向いてないことが好きになれなくて、基本やりたくないんです。なので、もし異世界に行ったら自分のステータスを見て、何に向いているのかを確認するところから始めたいですね(笑)。
――アリナが冒険者に向いているのもそうなんですけど、ジェイドも人の間に入って折衝したり、まとめたりするのが上手ですから、結構ギルドの裏方仕事でも活躍しそうですよね。
熊谷さん
あいつ、事務作業めっちゃできるんですよね(笑)。
高橋さん
本業じゃない人が意外とうまくできちゃう奴、どの界隈でも結構あるあるなんじゃないかって思います。アリナとしては、「くっ」ってなるところなんですけど。
――その結果、アリナのジェイドへの感情がますます悪化するという……。
――その結果、アリナのジェイドへの感情がますます悪化するという……。
高橋さん
そう、「私はあんなに苦労してできるようになったのに、こいつ一瞬で覚えやがった」って(笑)。アリナからすると本当に羨ましい才能だと思います。
――作中のアリナって、結構ストレスをためていたりそれを発散する描写があったりしますが、お2人ならストレス解消にどんなことをされますか?
――作中のアリナって、結構ストレスをためていたりそれを発散する描写があったりしますが、お2人ならストレス解消にどんなことをされますか?
高橋さん
私、部屋が綺麗だとストレスがなくなっていくんですよ。なのでとにかく掃除したいですね。部屋をよくしたいです。
熊谷さん
確かに、ストレスゲージって部屋の散らかり方と比例しているような。散らかっていれば散らかっているほど精神状態がよくない気がします。
僕は、割と体を動かしてヘトヘトになりたい派ですね。体を動かしている時は、それ以外あまり考えなくていいので。サウナに行くもよし、バッティングセンターに行くもよし、泳ぎに行くもよしで、身体面から解消するタイプです。
僕は、割と体を動かしてヘトヘトになりたい派ですね。体を動かしている時は、それ以外あまり考えなくていいので。サウナに行くもよし、バッティングセンターに行くもよし、泳ぎに行くもよしで、身体面から解消するタイプです。
高橋さん
ジェイドもそうしそうだな……って思いました(笑)。
熊谷さん
確かに! 運動に限らず、それをすることでそれ以外を考えなくていい瞬間って、多分すごく楽になっているんじゃないかと思うんです。……運動している間は忘れていても、結局は終わったあとでぶり返して来るんですけどね(笑)。
――それでは、最後に放送を楽しみにしている視聴者に向けて、それぞれメッセージをお願い致します。
――それでは、最後に放送を楽しみにしている視聴者に向けて、それぞれメッセージをお願い致します。
熊谷さん
『ギルます』こと『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』、いよいよ皆様の元に、アニメーションとしてお届けできる日が近づいてまいりました。
現代社会でたくましく生きている、日々の仕事にちょっとした疲れを感じている皆様……ぜひ、アリナさんのパワフルさからエネルギーをもらっていただきたいです。映像面についても「1話から気合入っています!」と監督がおっしゃっていたくらいですので、できればTVの前でリアルタイムで、ジェイドと一緒にアリナさんの魅力に気付いていただければと思っています。
現代社会でたくましく生きている、日々の仕事にちょっとした疲れを感じている皆様……ぜひ、アリナさんのパワフルさからエネルギーをもらっていただきたいです。映像面についても「1話から気合入っています!」と監督がおっしゃっていたくらいですので、できればTVの前でリアルタイムで、ジェイドと一緒にアリナさんの魅力に気付いていただければと思っています。
高橋さん
『ギルます』がアニメになる喜びを胸に、オンエアの日を今か今かと待ち望んでおりました。ついに1月からということで、毎話リアタイしたいなと、私自身意気込んでおります。ぜひ皆さんも一緒に、深夜のお供にいかがでしょう(笑)。
まだまだたくさん語りたい想いはありますが、作品の中にたくさん詰め込んできたので、まずはやはり作品を見ていただけたらと。独自の軽快さを持つ『ギルます』が、皆さんの日常を彩ることを願っております。
まだまだたくさん語りたい想いはありますが、作品の中にたくさん詰め込んできたので、まずはやはり作品を見ていただけたらと。独自の軽快さを持つ『ギルます』が、皆さんの日常を彩ることを願っております。
アニメ『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』作品情報
放送情報
TOKYO MX:1月10日(金)より 毎週金曜24:00~
とちぎテレビ:1月10日(金)より 毎週金曜24:00~
群馬テレビ:1月10日(金)より 毎週金曜24:00~
BS11:1月10日(金)より 毎週金曜24:00~
ABCテレビ:1月11日(土)より 毎週土曜26:30~
テレビ愛知:1月13日(月)より 毎週月曜26:05~
AT-X:1月13日(月)より 毎週月曜 22:00~
※AT-Xリピート放送:毎週水曜10:00~/毎週金曜16:00~
※放送日時は編成の都合等により変更となる場合があります。
とちぎテレビ:1月10日(金)より 毎週金曜24:00~
群馬テレビ:1月10日(金)より 毎週金曜24:00~
BS11:1月10日(金)より 毎週金曜24:00~
ABCテレビ:1月11日(土)より 毎週土曜26:30~
テレビ愛知:1月13日(月)より 毎週月曜26:05~
AT-X:1月13日(月)より 毎週月曜 22:00~
※AT-Xリピート放送:毎週水曜10:00~/毎週金曜16:00~
※放送日時は編成の都合等により変更となる場合があります。
配信情報
ABEMA・PrimeVideoにて1月10日より毎週金曜24:00~地上波同時配信が決定!
その他配信サイトも1月13日(月) 24:00より順次配信予定!
その他配信サイトも1月13日(月) 24:00より順次配信予定!
スタッフ
原作:香坂マト(電撃文庫刊)
原作イラスト:がおう
監督:長澤:剛
シリーズ構成:千葉美鈴
キャラクターデザイン:長田好弘、町田真一
総作画監督:町田真一、濱口頌平
モンスターデザイン:ゆーこー
プロップデザイン:レコメンデーション
2Dデザイン:MAMEX
CG監督:冨田裕介
CGアニメーション制作:Boundary
色彩設計:斉藤明子
美術監督:加藤靖忠
テクニカルディレクター:佐久間悠也
撮影監督:本倉悠介
編集:柳圭介
音楽:伊藤翼
音響監督:小泉紀介
制作:CloverWorks
アニメーション制作協力:作楽クリエイト
原作イラスト:がおう
監督:長澤:剛
シリーズ構成:千葉美鈴
キャラクターデザイン:長田好弘、町田真一
総作画監督:町田真一、濱口頌平
モンスターデザイン:ゆーこー
プロップデザイン:レコメンデーション
2Dデザイン:MAMEX
CG監督:冨田裕介
CGアニメーション制作:Boundary
色彩設計:斉藤明子
美術監督:加藤靖忠
テクニカルディレクター:佐久間悠也
撮影監督:本倉悠介
編集:柳圭介
音楽:伊藤翼
音響監督:小泉紀介
制作:CloverWorks
アニメーション制作協力:作楽クリエイト
キャスト
アリナ・クローバー:高橋李依
ジェイド・スクレイド:熊谷健太郎
ジェイド・スクレイド:熊谷健太郎
イントロダクション
〈ギルドの受付嬢〉。
業務内容は絶対安全。公務だから立場も安定。可愛い制服に身を包み、カウンター越しに笑顔で冒険者たちをご案内。
受付時間が終わったら、のんびりと事務作業を済ませて定時に帰宅。愛しの我が家でくつろいで、さあ、明日も元気に働こう――。
アリナ・クローバーは、そんな理想の職業に就いたはずだった。
しかし。その実態は、理想とは程遠かった――
ひとたびダンジョンの攻略が滞れば、カウンターは大混雑。めんどくさい対応を求める冒険者もちらほら。
顔で笑って心で泣いて、厄介な顧客をやり過ごしても、今度は大量の書類仕事が待っている。やる気は残ってないけれど、明日に回せばなおしんどい。おかげで来る日も来る日も残業地獄……。
ああ、もう我慢の限界!!
アリナが不満を爆発させると、隠し持った一面が顔を出す。
チームで挑むことすら危険なダンジョンにソロで乗り込み、銀に輝く大鎚【ルビ:ウォーハンマー】で、強大なボスを叩き伏せる――。
何を隠そう彼女こそ、正体不明、神出鬼没、街で噂の凄腕冒険者〈処刑人〉その人だったのだ!!
でも、そのことは絶対に隠し通さなければならない。なぜなら受付嬢は副業禁止で、バレたら即刻クビだから……。
アリナの平穏な暮らしは、守られるのか!?
第27回電撃小説大賞《金賞》受賞作、待望のTVアニメ化!
業務内容は絶対安全。公務だから立場も安定。可愛い制服に身を包み、カウンター越しに笑顔で冒険者たちをご案内。
受付時間が終わったら、のんびりと事務作業を済ませて定時に帰宅。愛しの我が家でくつろいで、さあ、明日も元気に働こう――。
アリナ・クローバーは、そんな理想の職業に就いたはずだった。
しかし。その実態は、理想とは程遠かった――
ひとたびダンジョンの攻略が滞れば、カウンターは大混雑。めんどくさい対応を求める冒険者もちらほら。
顔で笑って心で泣いて、厄介な顧客をやり過ごしても、今度は大量の書類仕事が待っている。やる気は残ってないけれど、明日に回せばなおしんどい。おかげで来る日も来る日も残業地獄……。
ああ、もう我慢の限界!!
アリナが不満を爆発させると、隠し持った一面が顔を出す。
チームで挑むことすら危険なダンジョンにソロで乗り込み、銀に輝く大鎚【ルビ:ウォーハンマー】で、強大なボスを叩き伏せる――。
何を隠そう彼女こそ、正体不明、神出鬼没、街で噂の凄腕冒険者〈処刑人〉その人だったのだ!!
でも、そのことは絶対に隠し通さなければならない。なぜなら受付嬢は副業禁止で、バレたら即刻クビだから……。
アリナの平穏な暮らしは、守られるのか!?
第27回電撃小説大賞《金賞》受賞作、待望のTVアニメ化!