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正式リリースを迎えた『クロノアーク』が好評なAl Fine。新作『Deception Engine』の最新画像をチラ見せ【年末年始企画:電撃インディー#887】

文:電撃オンライン

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 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、Al Fineに2024年はどうだったかや、2025年の抱負などを伺いました。

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 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

6年開発してきた『クロノアーク』を正式リリース&DLCも発売。新作『Deception Engine』も開発中


──2024年はどのような年だったでしょうか?

 2024年は『Chrono Ark(クロノアーク)』が5月に正式リリースされ、11月には新しいDLCを発売しました。また、日本のインディーゲームイベント“BitSummit”にも参加しました。

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 『クロノアーク』はアーリーアクセスが4年目に突入し、初期の開発段階から数えると合計6年もの期間をかけて開発されてきました。そのため、チーム内では疲労感がかなり溜まっていました。しかし、正式リリース後にいい成果を挙げることができ、現在は新たな活力に満ちた状態で次回作の開発に励んでいます。

 開発初期に私が楽しくプレイしたインディーゲームの1つが『Vagante』でした。実際、初期の『クロノアーク』のゲームデザインのいくつかの部分は、『Vagante』から多大な影響を受けています(現在もいくつかその名残があります)。『Vagante』ほどの人気を得られれば、それだけで大成功だと思っていました。

──2024年にもっとも衝撃を受けたエンタメ作品について教えてください。

 私にとって2024年のベストゲームは『Balatro』だと言えるでしょう。この作品については説明しなくても多くの方がご存知だと思います。

 次に印象的だったのは、『Rabbit and Steel』というゲームです。独特な“東方プロジェクト”のような雰囲気を持ちながら、オンラインレイドゲームに見られるような協力ギミックを巧みに取り入れていました。

 ほかには、2024年の新作ではありませんが、とても楽しくプレイしたゲームとして『Cobalt Core』と『Wildfrost』を挙げたいと思います。

──2025年の新作情報などをアピールしてください!

 現在開発中の新作は『Deception Engine』というタイトルのゲームです。“ハイストRPG”というジャンルで、デッキ構築型ローグライトRPGと考えていただけるとわかりやすいと思います。

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 ストーリーと世界観に力を入れ、ハイストというテーマをゲームでうまく表現することを目標にしています。戦闘システムについては『クロノアーク』のシステムをさらに改良して使用する予定です。ぜひご期待ください。

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 こちらの画像はまだ完成版ではなく、変更される可能性があります。右上の少女キャラクターが『Deception Engine』の主人公です。

──2025年の抱負を教えてください。

 『Deception Engine』を2025年中に正式に発表できればと思います。2025年は新たな気持ちで新作の開発とともに新しいスタートを切りたいと考えています。

 現在、私たちのチームは新プロジェクトのおかげで勢いを取り戻した状況です。いい結果を生み出し、多くのプレイヤーの皆さんに満足していただける作品を作ります! 応援よろしくお願いいたします。


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