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『MLB PRO SPIRIT(メジャスピ)』リリース1カ月で世界収益400万ドル以上を記録、日本は世界最大の市場に

文:電撃オンライン

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 Sensor Towerは、『MLB PRO SPIRIT(メジャスピ)』に関するブログを公開しました。

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 モバイルスポーツゲームジャンルで多数のヒットタイトルを持つKONAMIが、メジャーリーグの世界を体感できる『MLB PRO SPIRIT』を2024年10月にリリース、その後1カ月間で400万ドル以上の世界収益を記録するなど好調なスタートを切りました。

 MLBを題材にしたモバイルゲームは、Com2uSも複数のタイトルを日本で展開していますが、『MLB PRO SPIRIT』の登場によって競争が激化しています。

 以下、ブログより一部抜粋します。

大谷翔平選手をフィーチャーしてスタートダッシュをきめたメジャスピ、リリース1カ月で世界収益400万ドル以上を記録、日本は世界最大の市場


 2024年は、メジャーリーグに詳しくない方でも大谷翔平選手の活躍をニュースで目にする機会が多かったと思います。こうした盛り上がりの中、2024年10月にモバイル野球ゲーム『MLB PRO SPIRIT』(KONAMI)がリリースされました。

 KONAMIの野球ゲームといえば、日本のプロ野球をテーマにした『プロ野球スピリッツA』、高校野球をテーマにした『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』を始め、複数のタイトルがあります。Sensor Towerのデータによると、『MLB PRO SPIRIT』はリリース1ヵ月間で世界収益400万ドル以上を記録しました。市場別収益シェアでは日本が90%以上で、世界最大の市場です。

 『MLB PRO SPIRIT』では、KONAMI野球ゲームアンバサダーの大谷翔平選手をアイコンに使用、リリース直後から「カバーアスリート:大谷 翔平(DH)」が入手できる「Shotime Login Bonus」を展開、同社の収益の柱である『プロ野球スピリッツA』のゲームシステムを踏襲するなど、リリース直後から日本のモバイル野球ゲームファンの心をつかむことに成功したと言えます。

 ダウンロード数の点でも好調と言えます。Sensor Towerのデータによると、同作はリリース当日から日本のiPhoneおよびiPadにおける無料ダウンロードランキングでトップとなり、11月3日までトップ5圏内をキープしました。

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複数のMLBタイトルを持つCom2uS、メジャスピのリリースで同ジャンルゲームの競争が激化


 日本ではMLBをテーマにした複数のモバイル野球ゲームがリリースされています。Sensor Towerのデータによると、日本における2024年1月から10月までのMLB IPゲームの収益では、『MLB Rivals 』(Com2uS)が1,000万ドルの収益を記録しており、その存在が際立っています。

 Com2uSは『MLB Rivals』のほかにも、『MLB:9イニングス』『MLBパーフェクトイニング』『MLB:9イニングスGM』など、複数のMLBをテーマにしたモバイルゲームを展開しています。Sensor Towerのデータによると、2024年1月から10月までの日本における同社のモバイルゲーム別収益シェアでは、『サマナーズウォー: Sky Arena』が42%を占めトップです。一方、トップ5内のMLBタイトルの合計シェアは42%で、『サマナーズウォー: Sky Arena』とMLBタイトルが同社の収益を牽引していることがわかります。

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 一方、『MLB PRO SPIRIT』のリリース前と後では、様相が変わっていることがわかります。Sensor Towerのデータによると、日本における2023年10月23日から11月22日までのMLB IPのモバイルゲーム収益では、上位3タイトルともCom2uSのモバイルゲームが独占しています。

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 しかし、日本における2024年10月23日から11月22日までのMLB IPのモバイルゲーム収益では、2位に4倍以上の差をつけて『MLB PRO SPIRIT』がトップとなっており、同作の勢いが確認できます。

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