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【にじさんじ】加賀美ハヤト社長が“にじさんじ7周年記念カード”について種明かし。リゼ様の応援も得て「全員でやれること」を目指して行動

文:こひき庵

公開日時:

 2025年2月3日、バーチャルライバーグループ“にじさんじ”は記念日である“にじさんじの日”を迎えました。

 その日、多くのライバーたちがおそろいのデザインのグリーティングカードをポストしていきました。中国のグループ“Virtual Real”のメンバーまで含めての一斉行動は非常に珍しいものです。

 一体この日に向けて何が行われていたのか。仕掛け人である加賀美ハヤトさがん配信にて“種明かし”を行いました。

にじさんじの日に皆でできることを


 2月3日、にじさんじのファンが目を丸くしつつも、大いに喜ぶことが起きていました。

 この日は“にじさんじの日”であり、公式にもいろいろなイベントや仕掛けが用意されている日です。

 ただ、そうした動きとは別に各ライバーがバラバラの時間に次々と、7周年を記念するグリーティングカードのようなものを投稿していっていました。


 休止している夢月ロアさんも参加するなど、ちょっとしたお祭りも生まれていました。


 日本勢のみならず、海外勢もこうした動きに乗るようにポストしていきます。


 ライバーたちのポストや配信での発言から、どうやら加賀美ハヤトさんとリゼ・ヘルエスタさんが仕掛け人であることがうかがえていました。


 2月4日の夜、加賀美ハヤトさんは『超増税都市』のゲーム実況をする前に、リスナーからのこうした疑問について「実は先月、ちょっとずつ用意させてもらっていました」と回答することとなりました。

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 「そんなすごいことをしようと思ったわけじゃない」と言う加賀美さんによると、始まりは昨年にあったそうです。

 「ライバーの中の学級委員会みたいなのが結構前からあり、その中の学級委員長みたいなポジションの人が何人かいる」という体制があることを説明。そこに「自分とリゼさんがいる」中で出てきた話だと明かします。

 「意見交換の話をしたときに、既存の企画・配信においてライバーが真に全員で“にじさんじ”のアニバーサリーを祝うものがない」という話になったとのこと。

 「(周年記念の)グッズは出たりするけど、当然のことながら全員ではない。配信だって全員をお呼びするわけにはいかない。にじフェスとかも完璧に全員で何かをやる企画は難しい」という海外勢を合わせると200人を超える多人数グループゆえの難しさを実感していたそうです。

 このため、何かできないかという議題を昨年の段階で(会社側に)あげていたそうです。


 「そのことを先月の半ばにフッと思い出して、運営さんに聞いておくか」と再確認。ただ、「当然のことながら難しいわけですよ。他にもやることはある」ということに。

 普通の人ならここで「しょうがないよね」で終わりそうなものですが、加賀美さんはそういうタイプではありません。

 思ったのは、「民間かあ、ということになった」そうです。

 おもちゃ会社の“社長”のメンタリティは、お上がやらないなら民間でやろうというものだったわけですね。

 ライバーに負担をかけることなくできることとして、ひらめいたのが「みんなで一斉に同じフォーマットで、グリーティングカード的なものをポストさせてもらう」という構想でした。

 そういったことで“にじさんじ”としての一体感を持って全員で行動する機会を作ろうという意図だったようです。

 加賀美さんは一人で抱えるつもりだったそうですが、リゼさんが協力する運びとなって企画が動き出したそうです。


 ところが、その後思わぬ自体も発生していました。

 リゼさんとコツコツとカード作りを進めていったところ、にじさんじが中国で合弁会社を作って展開している“Virtual Real”のメンバーの宣材写真が“にじさんじ”のクラウドサーバーになく、彼らの写真が手に入らないということに1月も終わる段階で気付いたそうです。

 運営サイドに問い合わせれるも、中国は春節(旧正月)の大型連休中でビジネスは停止中。3日には間に合いそうにありません。

 この状況を加賀美さんは「『プロジェクトX』みたいになった」と笑って振り返ります。

 さすがに“Virtual Real”組を巻き込むのは断念するかと「口当たりの良い諦めの言葉がよぎった」(加賀美さん)そうです。

 ただ、リゼさんがまったくあきらめる姿勢を見せず「何か方法はないか?」とあきらめる姿勢を見せなかったことで、「お嬢(リゼさん)がそのモチベーションなら!」と一念発起。

 今度はグローバルサーバーにアクセスし、日本語と中国語で趣旨を説明。協力を呼び掛けたそうです。


 この呼び掛けに“Virtual Real”の蜜言さんが「わかりました!自分がとりまとめます!」と言ってくれて、「『地上の星』が流れた」(加賀美さん)。

 「本当の意味で全員分は無理だったんですが、ご希望いただいた方の分は全員作らせていただいた」(加賀美さん)

 ライバーの方が「本当に喜んでくれたことがうれしかった」という加賀美さん。

 「これできたから偉業だとかは思っていないんですよ」と言いつつ、「来年も何かみんなでお祝いできる日になればいいなっていうその重いだけでした」と、今回の企画に懸けた思いを明かしました。

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 加賀美さんの今回のお話に興味がある方は、ぜひアーカイブでもご確認頂ければと思います。

 この機に、デパートひとつで無邪気に喜ぶ加賀美さんのゲーム実況の魅力も、ぜひご堪能下さい。

【超増税都市】 課税 加賀美 【にじさんじ/加賀美ハヤト】

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