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『薬屋のひとりごと』29話感想(2期5話)。女装壬氏と美人マオマオの衝撃。異国のパツキン美女特使の暗躍も気になる(ネタバレあり)

文:Ak

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 現在放送中のTVアニメ『薬屋のひとりごと』の第29話(2期5話)“月精”の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第29話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。[IMAGE]

子翠のヒントから策を思いつくマオマオ! 美女モードで気合十分【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 第29話のタイトルは“月精”。前回の引きや予告編からすると、女装した壬氏(じんし)かマオマオがその役目をこなしそうな雰囲気ですが……なぜかマオマオの外出からスタート。

 しかしマオマオにノリノリで毛虫を渡してくる子翠(シスイ)は、相変わらずの残念美少女です。

 以前は後宮で異常な匂いがすることを知らせてきたり、今回は輝く蛾の話をしたりと、何かとマオマオに状況を打開するためのヒントをくれますが、まさか意図的にやってる……? そんな様子でもないので、流石に考えすぎですかね。


 そしてまたも何やら“月の精を探す”という無理難題の解決策を思いついた様子のマオマオ。小蘭(シャオラン)や子翠の助けも借りながら下準備をしつつ、美女モードで気合十分です。

 異国の特使は、オープニングで出てくるタイミング的に新しい妃なのかなと思っていましたが……そうなろうという狙いはあったようですね。前回の感想記事で予想した“無茶ぶりしてマウントをとりたいのでは?”という説も、あながち間違いではなさそうです。

女装壬氏はまさに月精! 美人マオマオと合わせてグッズ展開も気になる【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 まあそれでも、美女マウントをとるには相手が悪かったかもしれません。帝にとってみれば、(おそらく)息子であろう壬氏があのビジュアルで、上級妃も美女ぞろいですしね。“豊満”という条件は持っているので、あとは帝にパツキン趣味があるかどうかにかかっている気がします。

 特使のうち、強気な姉のほうは何か悪だくみをしている様子。いかにも黒幕的な演出でしたが……ああも分かりやすいと、逆にミスリードなのかもとメタ読みしてしまいます。


 女装バージョン壬氏が“月精”を担当するのは期待&予想通り! 踊るうえでは、身長が高い壬氏は映えますね。ガタイがよすぎることに関しては、ゆったりとした服を着ることでごまかせていそうです。

 美人なのはふだんの姿から周知の事実でしたが、蛾の演出もあってまさに“月精”といった趣。まあマオマオに常日頃無茶ぶりしているので、今回女装させられたのは因果応報と言えるかもしれません。


 “月精”バージョンの衣装のマオマオと壬氏は、ブルーレイ第1巻の表紙になったりPOP UP STOREも開催されたりとやはり展開が多い! でもふだんとのギャップという意味では、むしろ女装壬氏よりマオマオのほうが貴重なような気がします。

 グッズで使われている書き起こしのミニキャラのなかに、若き日のババアがいるのが何より衝撃的ですね(笑)。

マオマオが薬を煎じているのがまさか違法だったとは……【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 マオマオによる、今までの事件の振り返り。こうして見ると、マオマオが毒や暗殺に気づかなかった場合、大事になってさらにドロドロの後宮事情になっていそうですね。

 第29話終盤で判明した、マオマオが薬を煎じているのが違法であるという事実。“壬氏が見逃しているおかげで大丈夫”ということは、つまり見逃している壬氏自身の弱みにもなっているということですね。

 看護を担う女官にもマオマオの薬密造がバレてしまったので、それがトラブルを生みそうです。次回以降のトラブルの火種になりそうで、気になりますね。


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