スクウェア・エニックスが配信するiOS/Android用ラノベスタイルRPG『スクールガールストライカーズ2』(スクスト2)。
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2014年に前身となる『スクールガールストライカーズ』が配信され、『スクスト2』へのリニューアルを経て、2025年4月10日で11周年を迎えました。
10年を超える長期にわたって愛されている『スクスト2』の魅力はどこにあるのか……? 周年を機に、振り返ってみることにしました。
ひとりひとりの魅力を深掘りするシナリオ
なんといっても本作を語るうえで外すことができない部分……それは魅力的な女の子たちです。
現在、38人の女の子がストライカーとして登場しています。
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人数だけで見ると、もっと多くキャラクターが登場する作品もあるかもしれません。プレイアブルキャラクターではない女の子も含めればもっといますし、プレイアブル化することは可能だと思います。
ただ、『スクスト2』ではひとりひとりの女の子にスポットを当てて魅力的な姿を描いています。
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女の子たちは妖魔(オブリ)と呼ばれる魔物から世界を守る、特殊部隊フィフス・フォースのメンバーに選ばれたという共通点はあります。
が、その背景はばらばら。もちろん性格や個性も異なっています。たとえば物語の中心としてアルタイル・トルテというチームが描かれることが多いですが、チームリーダーの美山椿芽は真面目で責任感が強く、オブリとの戦いでチームを引っ張る一方、料理が苦手だったり、女の子らしい特技がないことを気にしていたりと、かわいらしい一面も持ち合わせています。
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たとえば夜木沼伊緒ならスポーツ万能、成績優秀、容姿端麗、さらに性格もいいという完璧超人……と思いきや、好き嫌いが多かったり、私生活がだらしないところもあったりします。
長所だけではなく、短所もしっかりと描いてこそ、ひとりの人間としての魅力が増していきますよね。
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そういった異なる背景や性格を持つ女の子たちが、ひとつのチームになって活動する。それだけでどんな(シナリオ的な)化学反応が起きるのか、予想しやすいものもあればまったく予想もしなかった展開も出てきて、どんどん女の子たちのことを好きになっていきます。そんなチームがほかにもあるので、チームの数だけ違った味がする……というのも魅力的!
チームだけでは描ける範囲に限界がある、と思うかもしれません。本作の舞台となる五稜館学園は名前の通り学校なので女の子たちは学生、学園といえば委員会や生徒会があります。
つまり、チーム以外で所属しているコミュニティでのやりとりにも触れられることがあり、チームとは違ったベクトルで魅力が描かれることも多いです。
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いうなれば、チームは学園内のコミュニティのひとつのような感じ。クラスではおとなしい子が委員会ではリーダーシップを発揮することもありえますよね。そういった場面や相手によって異なる表情を見せられるような土台が『スクスト2』にはあります。
また、女の子にアイテムをプレゼントして親愛度を上げれば、女の子別に用意されたストーリーが解放されます。さまざまな角度で魅力が楽しめますよ。
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とはいいつつも、これはストーリーを読んだうえではじめて知ることができる魅力です。初プレイ時は女の子の見た目で選ぶ部分もあると思います。もちろんそれもアリ!
クールなお姉さんやかわいい妹系の女の子など38人の見た目はさまざまなので、「この子かわいいな!」と感じる女の子を見つけられるかもしれません。
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そんな女の子たちですが、全員に用意された3Dモデルとそれを活かせるコスチューム要素も、本作を語るうえでは外せないところ。
3Dモデルで描かれることで、その女の子のかわいさがイラストとはまた異なる雰囲気で表現されています。
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女の子の見た目を変えられるコスチュームも豊富で、きせかえも楽しめます。これだけで時間が溶けるという人もいるのではないでしょうか。
私服や水着といった定番のものから探偵や警官など職業系、十二単や法被などの伝統的なものまで、多種多様な衣装が実装されています。
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そうなると、どれくらいのコスチュームがあるのか気になる方もいると思います。その答えですが……“モバイルゲームにおける3Dコスチューム”の数で、世界的権威のある賞の受賞をしたことがあるほどの多さです。ちなみに、この時点で1,177着が認定されました。
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そして、今でもイベントのたびに新しいコスチュームが用意され、1ヵ月のあいだに何着も実装されます。
約6年前で1,000着を超えており、それからも増え続けたことで現在は2,000着ぐらいあるのかもしれません。集めるだけでも楽しいですし、毎日着せ替えても年単位でかぶらないほどのコスチュームを楽しめるのは『スクスト2』だけ。
好きなコスチュームに着せ替えたら、ポーズや背景を決めて撮影するのも楽しいです。アクセサリーを付けたり、髪形を変えればその組み合わせは無限大。いつまでも遊べる楽しさがあります。
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知れば知るほどおもしろさが増す! SF要素のあるストーリー
先ほども少し触れましたが、『スクスト2』はストーリーの奥深さも魅力です。
現在、メインストーリーは9つのエピソードが展開されています。
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『スクスト2』のストーリーは繋がっているので、1から見た方が楽しめるのは間違いありません。ただ、エピソードごとにストーリーは完結するので、どこから見ても楽しめます。
その大きな理由が、平行世界を舞台にしたSF的な要素が物語に組み込まれている……というもの。フィフス・フォースのメンバーがさまざまな平行世界に赴いていき、あらゆる物語が展開します。
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行く先は、ファンタジーな世界や、戦争が始まりそうな世界などさまざま。世界ごとに特徴があるからこそその把握がストライカーたちにとって重要になるため、世界観などが早い段階で説明されるのでどのエピソードから見ても楽しめるというわけです。
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世界感ゆえに難しめな設定や用語が出てくるので、ストーリーをすぐに把握するのは難しい場合も。
ただ、入りこそ難しいかもしれませんが、同じように状況を把握しようと頭を回転させている女の子の視点で見て、少しづつ理解すれば一気に面白くなります。
もちろん設定や用語を完璧に理解しないと楽しめないというわけではなく、理解しているとさらにおもしろくなるというスパイス的なもの。筆者自身もすべての設定を理解しているとは言えませんが、どのエピソードにもおもしろくて楽しめました。
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たとえば“エピソードV”は、フィフス・フォースのメンバーの前に現れた謎の少女を追って、同時にいくつもの平行世界を旅するエピソードとなっています。
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ほかのエピソードと同様に平行世界ごとの特徴がありますが、ひとつひとつの平行世界の設定は複雑になりすぎないようになっています。すべてを合わせてほかのエピソードと同じか、すこし上回るくらいという印象です。だからこそ、平行世界ごとに比較的すんなりと読み進めていけると思います。
また、チーム単位で平行世界に行くわけではないので、いろいろな女の子の組み合わせが見られるのも面白いポイント。平行世界、ということで同名の女の子が顔を合わせることもあります。その場合はどのような違いがあるかにも注目してみてください。
キャッチコピーの“これは、『もしもの私』の物語。”は、ストーリーが平行世界をベースにしているからこそ、表現できるものです。
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また、定期的に開催されているイベントにもストーリーが用意されいます。
メインストーリーは性質上、オブリと戦うことも多いのでシリアス中心となっていますが、イベントストーリーはコメディ要素満載となっています。
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基本的にイベントの最後にオブリが妨害するという形になるケースが多く、戦闘は最小限しか描かれません。それゆえに、イベントによってはかなりやりたい放題(!?)。
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クリスマスやバレンタインといった季節に応じたものから、童話など物語のような世界を舞台にしたものまで何でもあり。
平行世界での同一人物の異なっている部分を楽しめるのはメインストーリーと同じですが、その違いの差が大きいので気軽に楽しめるのも特徴ですね。
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女の子の誕生日には個別のストーリーが用意されているので、そちらとあわせて楽しんでいきましょう。
ちなみにストーリーでは、エピソードが進むごとに女の子の関係性が構築されていきます。その関係性を踏まえて違いを比べてみるのも面白いですし、メインストーリーを後回しにして、あとで本当の関係性を知るという楽しみ方もできます。
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11周年を迎えた『スクスト2』では最新のメインストーリー“エピソードΣ”も完結し、これからどんな展開が用意されているのか非常に楽しみです。メインストーリーやイベントストーリーは簡単に振り返ることができるので、始めたばかりでもすぐに楽しめます。
コスチュームの着せ替えは交換用アイテムなどを集める必要があるので、始めたばかりではすぐに楽しむのは難しいですが、復刻も頻繁に行っていますし、入手手段も多いのですこしプレイするだけでも楽しめます。
11年経ったいまでも新たな要素が追加されているので、これからもどんどん楽しくなるのが予想されます。12年目の『スクスト2』をいっしょに楽しみませんか?