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『NIKKE』第2回ファンミレポート。エードの私服初公開にユ・ヒョンソク氏登壇などで大阪が沸き上がった!【勝利の女神:NIKKE(メガニケ)】

文:スズタク

公開日時:

 Level Infiniteが、SHIFT UPと手を組んで制作したiOS/Android向けガンガールRPG『勝利の女神:NIKKE(メガニケ)』。その公式ファンミーティングである“勝利の女神:NIKKE ファンミーティング、エンカウンター! ~いつまでもずっと一緒だよ、指揮官様~”のレポートを掲載します。

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 『NIKKE』公式ファンミーティング第2回として、3月20日(木)に大阪・松下IMPホールにて開催された本イベント。昨年6月に東京で第1回のファンミーティングが行われましたが、今回は大阪の地での催しとなりました!

 出演したのは、声優の金元寿子さん(グレイブ役)、徳井青空さん(ブラン役)、安野希世乃さん(エード役)、山根綺さん(D/D:キラーワイフ役)、そしてMCのマフィア梶田さんと松嶋初音さん。この記事では、第一部と第二部を総括したレポートをお届けしていきます。

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▲左から金元さん、徳井さん、安野さん、山根さん。

エードの私服を世界最速公開! イベントを振り返りつつ『NIKKE』の軌跡に思いをはせる【勝利の女神:NIKKE ファンミーティングレポート】


 公演の幕開けは、ニケのナレーションから。第一部では山根さんのD:キラーワイフ、第二部では金元さんのグレイブが舞台裏から生の読み上げを披露しました。このファンミーティングのためだけに用意された特別なナレーションに、会場のボルテージは一気に上昇!

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 間を置かず出演者が登壇しましたが、この時点で観客の間からちょっとしたザワつきが……。それもそのはず、エード役の安野さんが登場した際に映し出されたスライドに、見たことのないエードの姿があったからです。

 エードの私服をイメージしたこの限定コスチューム“メイド・イン・スプリング”の公開は、なんと大阪ファンミーティングが世界初! 
しかも安野さん自身も衣装の雰囲気をエードの私服に寄せ、メガネも今回のイベントのために選んだものとのことでした。

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▲世界最速公開となったエードの私服。なお、この“メイド・イン・スプリング”は、ゲーム内で4月23日まで実施されているログインイベントで獲得できます!

 出演者がそろってオープニングトークで場が温まったところで、最初のコーナーとなる“ルックバック!『NIKKE』”を開始。2022年11月4日にリリースされた『NIKKE』が、現在までどのように歩んできたのか。その軌跡が、各イベントとともに振り返られました。

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 ファンミーティングが開催された3月20日時点で、サービス開始から868日経過、実装ニケ149体、期間限定イベント数45以上(コラボイベントなどは除く)と止まることなく走り続けてきた『NIKKE』。

 このなかから、とくに印象的だった下記のイベントをピックアップし、キャストの紹介とあわせて振り返りが行われました。

“ルックバック!『NIKKE』”第一部


●OVER ZONE(初のハーフアニバーサリーイベント)
●ROMANTIC VALENTINE(3回目のバレンタインイベント)
●NEVERLAND(2023年冬イベント)
●NEW YEAR,NEW SWORD(2023年~2024年の年末年始イベント)

“ルックバック!『NIKKE』”第二部


●PERFECT MAID(2回目のバレンタインイベント)
●Bunny X 777、GOLDEN COIN RUSH(バニーイベント2種)
●FOOTSTEP, WALK, RUN(2024年~2025年の年末年始イベント)
●OLD TALES(2周年イベント)

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数々のオリジナルランキングを発表。キャストが演じるニケのランクインは……?【勝利の女神:NIKKE ファンミーティングレポート】

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 続いてのコーナーは、“ファンミ オリジナルランキング”。イベント開催に先駆けて指揮官(プレイヤー)にアンケート回答を募り、その結果をランキング形式で発表しました。実際に発表された内容は以下のとおりです。

■道頓堀で一緒にショッピングに行くなら、どのニケを選びますか?
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 人気が高いアニス、スノーホワイト、ドロシーが同着3位になり、大阪と親和性が高そうな“タレント”部隊のルピーとヤンがワンツーフィニッシュ! ヤンに関しては「仕入れるだけじゃ飽きたらず、むしろ出店までしてそう」という代表コメントも。

■どのニケの笑顔が一番心を動かされますか?
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 正直、どのニケの笑顔も甲乙つけがたいなか、ラピ(ラピ:レッドフード)が1位を獲得。新年イベントの“FOOTSTEP, WALK, RUN”で、感情を揺さぶられた指揮官も多かったのではと思われます。また、徳井さん演じるブランも10位にランクイン!

■お笑いコンビを組むなら、誰と誰のペアが合うと思いますか?
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 大阪開催であることを狙い撃ちしたアンケートの結果は、ご覧のとおり。1位のアニス&ネオンは、この先もメインストーリーで大いに笑わせてくれそうで期待しています。

 7位には金元さん演じるグレイブがシンデレラと一緒にランクインしており、「ずっと『美しい』とボケ倒して欲しいです。ツッコミ不在で」という解像度の高い代表コメントも紹介されました。

■シェアハウスをするなら、ルームメイトにしたいニケは誰ですか?
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 完璧なメイドの名にふさわしいエードが2位の座に! この質問に関してはワンチャンエードが1位もありえたのではと思いましたが、ラピの存在感は予想以上に大きかったようです。

■ゲーム内BGMのなかで一番好きなものは?
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 それぞれOLD TALES、OVER ZONE、FOOTSTEP, WALK, RUNを代表する曲が1~3位に君臨。『NIKKE』のBGMは名曲ぞろいなので、回答した指揮官はさぞかし頭を悩ませたと思います。あと、個人的に大好きな“Camellia”(NEW YEAR,NEW SWORDの曲)が7位に輝いててニッコリしました。

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 なお、ファンミーティング中はキャストがさまざまなセリフを生で披露する場面もありました。“ファンミ オリジナルランキング”でも、合間合間に各ニケの生ゼリフが会場に響き、訪れていた観客に至福のひとときを味わわせていました。

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『NIKKE』開発陣が好かれる理由がなんとなくわかるQ&A【勝利の女神:NIKKE ファンミーティングレポート】


 次に行われたのは“開発陣スペシャルQ&A”。事前に全国の指揮官から募集した質問に対する、『NIKKE』開発陣からの回答を紹介するコーナーです。ここでは、その一部をピックアップして紹介していきます!

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Q.マリアンの過去ストーリーを知ることはできますか?

A.直近での予定はありません。しかし、マリアンの過去は『NIKKE』全体のストーリーにおいて非常に重要な鍵を握ることになるでしょう。

Q.開発者の方は、開発者目線ではなく、いちプレイヤーとして『NIKKE』をプレイすることができるのですか?

A.『NIKKE』の開発チームを採用する際、最も重要視するのは「『NIKKE』をどれだけ愛しているか」です。どんなに優れた開発者でも、指揮官の皆さんにどのような楽しさを提供するのかを私たち自身が理解していなければ、良い作品は生まれません。

 だからこそ、私たち開発チームは『NIKKE』の開発者であると同時に、『NIKKE』を深く愛する指揮官でもあります。

Q.ヘアスタイルのなかでツインテールのニケ(シンデレラ、アリス、ラプラスなど)が多いですよね。これは開発者の皆さんの好みが強く反映されているのでしょうか?

A.そうだと確信しています。定期的にツインテールのニケを登場させて、ツインテールの比重を高めようとするのは確実です。

Q.音楽やストーリーを泣きながら作っているとお聞きしましたが、これからのストーリーも涙なしでは見られないでしょうか……? また、最高にシビれる音楽はきそうですか?

A.私はストーリーライターやコスモグラフなどの方々と長年一緒に仕事をしてきましたが、彼らの本気はまだ見えていないと確信しています。

 もっとおもしろいストーリーと、もっと素晴らしい音楽は必ずやってきます。きっと皆さん、号泣することになるでしょうね(笑)。

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 ここに挙げた回答は本当に一部ですが、それでも『NIKKE』開発陣がユーザーから好かれる理由がなんとなくわかるのではないでしょうか。開発にかける真摯な姿勢とユーモアな一面が、文面からも感じられますね。なお、上記4つ目の質問への回答は、ディレクターのユ・ヒョンソクさん直々によるものです。

 “開発陣スペシャルQ&A”のあとは、観客とクイズを楽しむ“指揮官シミュレーションルーム”のコーナーへ。『NIKKE』の知識が試されるさまざまなクイズが出題され、正解者にはキャストから生ゼリフのご褒美もあって会場は大いに盛り上がりました!

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ダンスに定評のある“あの人”がサプライズゲストで登場!!【勝利の女神:NIKKE ファンミーティングレポート】


 気づけばファンミーティングもエンディングの時間となり、キャストの方々はメッセージを残して退場。名残惜しくもこれにて公演は終了……とはなりませんでした! なんと、ここで『NIKKE』のディレクターのユ・ヒョンソクさんがサプライズゲストとして登場!!

 すっかり恒例(?)となったダンスを披露するだけにとどまらず、今回は“なんでやねん”のパーツが付いた独特すぎるサングラスを着けて現れたユさん。ダンス終了後はサングラスを観客にプレゼントし、これでもかと場の空気をヒートアップさせました。

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 せっかくユさんが来てくださったということで、その後はMCによるユさんへの生インタビューを実施。第一部と第二部を合わせてたくさんの質問が投げかけられましたが、ここではその一部を取り上げていきます!

――ファンミーティングは東京・大阪と開催されましたが、次に日本で行ってみたい場所や興味深い場所はありますか?

ユ・ヒョンソク氏
(以下、敬称略) これまで横浜、東京、北海道などに行きましたが、どこも本当に素晴らしかったです。以前、関西地方にも旅行したことがあり、そのときは神戸タワーに行きました。

 神戸タワーでは財布とパスポートをトイレに置き忘れてしまって数時間後に気づいたのですが、親切な方が見つけてお客様センターのような場所に届けてくださっていました。そのおかげで無事に戻ってきたという、とてもいい思い出があります。

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 今回はお仕事で来ていますが、機会があればまたプライベートでも関西エリアに行ってみたいです。

――道頓堀で一緒にショッピングに行きたいニケ、というランキングがありましたが、あの結果を見てどう思いましたか?

自分が行くならどうかなと想像しました。たとえば大阪にまた遊びに来る機会があったら、まずユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行って、カプコンストア、ニンテンドーストア、そして奈良公園を巡ったあと最後にパチンコに行きたいです。

 一緒に行きたいニケは誰だろうと考えたら、一緒に旅行を楽しめそうなエクシア、ブラン、ノワール、最推しのスノーホワイト、あと買い物に付き合ってもらうルピーちゃんですかね。

 あ、でも奈良公園って鹿がいるので、スノーホワイトは連れて行ってもいいんでしょうか……?(笑)

――開発作業でたいへんなことはなんですか?

『NIKKE』の開発室には、チャレンジ精神にあふれている人たちが多くいます。新しいことにはどんどんトライしていくのですが、自分の納得いく完成度に仕上げられなかったり、時間が足りず作り込めなかったりするときがあり、そういうときが本当にツライです。お客様に出す前に自分たちでもっと完成度を上げるべきだった……と。

――前回の東京公演も今回もダンスを披露してくれましたが、その後ダンスのレパートリーは増えましたか?

たぶん今日の私のダンスを見てお気づきかと思いますが、あまりダンスの才能があるほうではありません……(壇上で動きを見せつつ)。

――『勝利の女神:NIKKE』がここまで人気になるとは思っていましたか?

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『NIKKE』はいろいろな意味で独特なところがある作品ですので、リリース前は思ったよりうまくいかないかもしれないと思っていました。『NIKKE』をリリースしたその日は2日間徹夜をした状態だったので、いろんな国で1位を獲得したというニュースを聞いても実感が湧きませんでした。

 しかし、車で帰り道を運転しているときにある曲を聴いていたらうれし涙が出て、そこで初めて実感が湧きました。その思い出の曲は緑黄色社会の“Mela!”で、今でもよく聴いています。

――苦労もいっぱいあった『NIKKE』の開発中、最も驚いたり「これはヤバい!」と感じたときはいつですか?

一部のニケは見た瞬間、「これは絶対刺さりそう!」と予感することがあります。去年はたとえばクエンシー:エスケープクイーン、D:キラーワイフ、エレグちゃんが絶対受けると思いました。一昨年だとブラン、ナガ、水着アニスがそういうケースで、これは人気が出ると思いました。

――SHIFT UPで流行っている、ガチャを引く際のおまじないはありますか?

私の缶バッジをこすりながらガチャを引く人は何回か見ました。またある日は、会社内で私を呼んでそばに立たせた状態でガチャを引く人がいて、その人はピルグリムを引き当てていましたね。私自身がおまじないというか、お守りのような扱いをされています。

 でも、その代わりに運を持っていかれたのか、私のガチャが全然当たりません(笑)。

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 ユさんの生インタビューを終えると、今度こそファンミーティングは閉幕へ。出演者が退場後、第一部はD:キラーワイフ、第二部はグレイブによる別れの生ナレーションが流れ、最後の最後まで指揮官たちを楽しませてイベントは終了しました。


スズタク:RPGとアクションをこよなく愛するライター。近年、シミュレーションRPGのおもしろさに気づき始める。

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    勝利の女神:NIKKE

    • メーカー:SHIFT UP
    • 対応機種:Steam・PC
    • ジャンル:RPG
    • 発売日:2023年2月15日
    • 希望小売価格:基本プレイ無料(アイテム課金あり)