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『薬屋のひとりごと』37話感想(2期13話)。湯浴み姿たっぷりのサービス回…でも激動展開の前フリかも?(ネタバレあり)

文:Ak

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 現在放送中のTVアニメ『薬屋のひとりごと』の第37話(2期13話)“湯殿”の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第37話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。[IMAGE]

真っ当なサービス回は激動の展開の前フリ?【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 不穏すぎる第2クールのメインビジュアル、さらに冒頭の意味深な宦官のシーンと、いろいろと今後の展開が心配になってくる要素は多数ありましたが……第37話は真っ当なサービス回でしたね!

 予告映像を見たときはどんな流れでお風呂回になるのかと思っていましたが、まさか小蘭(シャオラン)の再就職のための伝手探しが目的だったとは!

 まあお風呂のなかでなら、あるていどの時間はその場に留まるわけで、コミュニケーションの場としては確かに適しているのかもしれません。裸同士の付き合いなので、多少の身分の差であればおおめに見てもらえそうですし。

 それにしても、下女3人組のなかでは子翠(シスイ)のスタイルのよさが際立っていますね。マオマオと小蘭だけであれば微笑ましい入浴シーンで済みそうですが、子翠1人でセクシーなシーンになっている気がします。

子翠や三つ子侍女たちの正体が気になる!【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 気になってサラッと調べてみましたが、マオマオのやっていた脱毛方法、“糸脱毛”といって実在するものみたいですね。糸に巻き込んで毛を抜くってなかなか痛そうですが、科学的な方法のない時代であれば、カミソリを使うよりはまだ安全そうです。

 ムダ毛処理といえば、とくに妃であれば気にする人は多いでしょうし、マッサージついでのセールスポイントとしてはかなり強力でしょう。思わず気がゆるんで、噂話もポロリと話してしまいそうです。


 噂話といえば、子翠が他国の事情にくわしいシーンもありましたね。ただの侍女にしては、他国の奴隷事情に関して複雑そうな反応をしていたような……。

 やっぱり、彼女の正体には何か裏がある気がします。


 三つ子の侍女の1人が玉葉妃(ギョクヨウヒ)のことを“玉葉”と呼んでいたのも気になりますね。呼び捨てにするというのは、マオマオの言う通りそれほど親しい関係であるか、あるいは敬意を払う必要がない敵対する関係であるかの二択でしょう。いずれにしろ、呼び捨ての理由が気になるところですね。

 まあ、三つ子の1人がサービスシーンに巻き込まれているあたり、なんとなくそんな悪人ではなさそうな感じはします(笑)。強引に湯浴み姿にされて、涙目になっているのが可愛い!


 今回の話で再認識しましたが、そういえばマオマオっていろいろあって里樹妃(リーシュヒ)とその侍女には怖がられてるんでしたね。糸脱毛で多少は距離が縮まった感じはします。

 怖がられながらも、幽霊の件について相談するあたり、そこまで警戒されているわけではなさそう? 能力は認めていても、何をするか分からないから怖いという感じでしょうかね。

新オープニングテーマはミステリアスで雰囲気がある!【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 そして新しいオープニングテーマのMrs.GREENAPPLEが歌う“クスシキ”。どうやら楽曲の由来は奇し(くすし)=奇妙な、神秘的から来ているみたいですね。ミステリアスな歌詞とスピーディーな曲調が、『薬屋のひとりごと』の雰囲気に合っていていい感じ!


 オープニングで各キャラクターが付けていた狐の仮面にはどんな意味が? 見たことないキャラクターがいるのも気になりますね。第1クールのオープニングと同様、話は進めるにつれて各シーンの意味が分かってくるのだと思います。


 次回は今回ラストの引きからつながる話。“踊る幽霊”の正体を暴く話になるようで、『薬屋のひとりごと』らしい謎解き回になりそうですね!


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