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『異世界∞異世界』『異世界おじさん』キャラ攻略&名言。おじさんはある意味イケメンで朴念仁。そんなおじさんに振り回されるエルフとメイベルの悲哀よ

文:電撃オンライン

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 現在サービス中のスマートフォン/PC(Steam)向けアプリ『異世界∞異世界 ~次はどの作品を、集めよう。~』。本作に5月1日より、『異世界おじさん』のキャラクターたちが登場します。

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 この記事では、主人公であるおじさんの無自覚なイケメンエピソードや、エルフとメイベルの魅力を振り返っていきます。

※この記事はコロプラの提供でお送りします。

そもそも『異世界∞異世界』とは?


 『異世界∞異世界』は、コロプラがスマートフォンとPC(steam)向けに提供する作品。人気アニメ作品のキャラクターが続々登場し、自分らしい“異世活” ができる「もっと異世界を楽しむゲーム」です。小説や漫画、アニメなど多数のメディアに展開し、盛り上がりを見せている人気アニメ作品を、プレイヤーそれぞれの距離感で触れて、より深く楽しむことを目指したアプリとなっています。

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 さらに、『異世界∞異世界BBS』というWebサービスも存在しています。こちらは、好きな作品を気軽に語り合うコミュニティ要素に加え、新たに魅力的な人気アニメ作品と出会うきっかけにもなるといったサイトです。

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『異世界おじさん』のおじさんたちの魅力をアニメのシーンとともに振り返る


 この記事では『異世界∞異世界』の対象作品のひとつである『異世界おじさん』について触れていきます。

 『異世界おじさん』は、異世界“グランバハマル”から帰還したおじさんが甥っ子のたかふみたちに思い出を語るという形で異世界の物語がつづられる作品。異世界転生/転移ものがベースにありますが、おじさんがロングヘアーの老け顔で性格も内向的なことから異世界もののお決まり通りにはいかないコメディ作品となっています。

 同作から『異世界∞異世界』に登場するのはおじさん、エルフ、メイベルの3人。おじさんの無自覚なイケメンムーブや言動と、それに振り回されるエルフとメイベルのエピソードを中心にアニメ『異世界おじさん』から彼らの魅力を振り返っていきます。
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おじさん

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 2000年に17年の昏睡(異世界転生)から戻ってきた、34歳のおじさん。

 第1話では、常に付きまとわれていたエルフから暴言や暴力を振るわれていたと語っていますが、エルフとの出会いは4話や6話で触れられています。

 まともな戦いでは勝算が見込めない魔毒竜と戦うエルフ。そこに現れたおじさんが遠距離から魔法で魔毒竜を一撃のもとに倒す。

 そんなヒロイックな登場から、戦いの末に服がボロボロになったエルフに自分のパーカーを渡す姿はまさしく主人公。「見てない、見てないから」とごまかす姿は(フケ顔ではあるものの)、思春期の少年らしい反応でしょう。

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 魔毒竜に攻撃を仕掛けた理由も「お前を助けたいと思ったんだから、しょうがないだろう」と、打算のなさ。初対面で無自覚のうちにエルフの心を射止めています。

 それだけにとどまらず、正体不明のゴブリン(?)に突き落とされたところをエルフに救われたときには「これは貸しよ。生涯かけて地べたをはって償うといいわ」と言う言葉を表面通りに受け止めて「そんな大きな借りは作りたくない、これでどうだ」と世界に7つしかない“天星石の指輪”をプレゼント。しかもよりによって左手の薬指にはめるというイケメンムーブ。

 左手の薬指の指輪は現実世界と意味合いが変わらないようで、これまたエルフの心をグッとつかみます。もっとも、おじさんは借りを金銭で返すために指輪を渡しており、一度渡した指輪を訪れた街で換金して現金をエルフに渡すわけですが。

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 とはいえ、無自覚なイケメンムーブをこなす朴念仁は間違いなく異世界ものの主人公。

 10話では実は王族だったエルフに「王族だからじゃない、お前はお前だろ」と、血筋ではなく個人を大事にする言葉をかける王道のカッコよさも見られます(フケ顔ですが)。

 そんなおじさんとエルフの関係は、とくに進展こそしないのですが12話ではエルフの本名を聞き、あまりの長さに“スイ”というあだ名を提案。「このあだ名は宝石みたいにきれいなお前の瞳を見て思いついたんだ」なんて歯の浮くセリフも飛び出しますが、もともとルックスのよろしくないおじさんだけにキザさはなく自然体。なんだかんだ言動だけならカッコいいんですよね。

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 そんなおじさんの無自覚ムーブは、メイベルにも矛先が向いています。

 2話では、凍神剣の守り手としての生き方以外を知らず自身をダメだと語るメイベルに「ダメな自分? ダメだなんて誰が決めたんだ」、「誰かに言われた生き方じゃなく、人は自分のやりたいとおりに生きていいんだ。それを貫く力が強さだとオレは思う」と、エルフにかけたものと同様に個を尊重する言葉をかけています。もっとも、その守り手としてある種安定した生活を壊してしまうのもまたおじさんなのですが……。

 そして5話では、住んでいた家を薪にされて自分で食い扶持を稼ぐか村で飼われるかの二者択一を迫られているメイベルに「メイベルもずっと守り手をやってきたんなら凍神剣で食っていくことを考えたらいいんじゃないか?」と、生き方を後押しするメッセージ。

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 そこに続けて、金銭的なお詫びの意味しかないのですが、メイベルにも天星石の指輪を渡して「左手のそれ、キミを一生養えるぐらいあるから。食い扶持を奪ってしまった俺なりの責任の取り方だ。受け取ってくれ」と言われてはメイベルの心の在り方と連動する凍神剣の封印も一瞬で溶けるってものです。

 12話では、いろいろあって現実逃避気味に森で一人で歌って暮らそうとしていたメイベルに「メイベルくらいかわいくて歌もうまければ」と、これまたストレートにかわいいと誉める始末。

 本当に言動はイケメンなんです。

おじさんの『異世界∞異世界』での能力は?

 精霊との協力交渉に時間がかかり、行動のテンポは遅いものの火力の高いシューター。

 ユニークスキルの光剣顕現(キライドルギド・リオルラン)+闇剣顕現(クローシェルギド・リオルラン)も必要エナジー数が6と多いもののヒット数威力ともに非常に高い威力を誇ります。

 攻撃の遅さやエナジーをためるまでの時間を稼ぐため、ガーディアンに守ってもらうことで、活躍の場を作りやすくなります。

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▲メガネの奥の表情もチラリ。20歳以下には見えない貫禄です。
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▲精霊のご機嫌取りに時間を取られるおじさん。その分放たれる魔法は規格外です。
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▲ストーリーではアニメ終盤に登場した神化魔炎竜との戦いも。そして、やっぱり隠し通路を見つけてしまう様子。

エルフ

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 スザイルギラーゼガルネルブゼギルレアグランゼルガ=エルガという長い本名のエルフ。

 いわゆるツンデレで視聴者視点では間違いなくメインヒロイン。1話では、さっそく「勘違いしないで!」「あんたみたいなオーク顔と一緒で吐かずにいられるのは私くらいのものね」と、テンプレートな言葉をおじさんに向けていたことが語られます。

 ただ、ツンデレという概念が一般的になったのは2004年頃。2000年に異世界を訪れたおじさんにはツンデレの知識がなく、トゲトゲした言葉や、照れ隠しの暴力行為(笑)を表面的におじさんに受け止められてしまうかわいそうなヒロインです。

 おじさんの項で触れましたが、初対面の時点でおじさんにだいぶ心をつかまれており、1話で村人から逃げるおじさんの背中を見つつ「あの臆病者…逃げたのね…ったく」とつぶやいたり、3話で(おじさんによって)が街の結界が破壊されたために強大な魔物に襲われたときに「醜い顔。でも隠さないのね、ぶきっちょ。バカね、逃げて」と声をかけているあたり、表向きはけなしながら実は好いていることが見え見えです。

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 そもそも魔毒竜との戦いで着せられたパーカーを7話で「もらったんだから、もう私のものよ」と後生大事にしているしている時点で好感度マックスですよね。

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 もちろん、ただ恋心を抱いているだけではなく4話では酒に酔って現状が辛いと吐露するおじさんに「だらしないわね。いいわ、仕方ないからこの先もずーっと、ずーっと支えてあげるわよ」とアプローチ。10話の温泉では「私も相部屋なんていやだけどしょうがないわ」と、ほかに宿泊客が1組しかいないにもかかわらずなぜかおじさんとの相部屋を手配。

 まぁ、それでも想いは伝わらないんですけどね!

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 また、自分だけがおじさんの特別になろうとする姿も見られ、10話では自分とおじさんの関係を勇者一行に聞かれた際に詳しい事実は省くがと前置きをしたうえで「この指輪はあのオーク顔がはめたものなんだ」と、わざわざ誤解を招く表現をする姿がまたいじましい。

 12話では「はいはい出ましたー。メイベルメイベルアリシアアリシア。なによあの子たちの名前ばかり読んじゃって」と修羅場展開も。もっとも、エルフが自分の名前を一度も明かさなかったことが原因のひとつなのですが。

 ただ、このいざこざがあったおかげでおじさんの項で触れたとおりスイと言うあだ名を付けられ、“嶋㟢陽介(しばざきようすけ)”というおじさんの本名も知ることに。

 13話のラストバトルでは、おじさんとともに魔炎竜のもとに向かい、おじさんのサポートを受けて戦うベストパートナー。魔力を使い切って落ちていくなかおじさんに受け止められた際の「やったわね、陽介」という言葉には、自分だけが知っている名前をおじさん本人に向けてかけられる特別感から来る嬉しさも混じっていたことでしょう。

 ただ、おじさんこと嶋㟢陽介は名前を伏せていたのではなく誰も自分の名前に興味を持っていないと思っていただけ。その場にいたメイベルたちにもあっさり本名を明かしてしまうのでした。

 つくづく報われない!

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エルフの『異世界∞異世界』での能力は?

 HPは低めながらも高い攻撃力と高い機動力を誇るインターセプター。

 アニメでは3話以降たびたび登場している超長星破斬断がユニークスキルになっており、インターセプターとは思えないほどの高火力で直線上の敵を一気になぎ倒すことができます。

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▲ツンな表情もデレな表情もバッチリ!
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メイベル

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 魔炎竜を封印するための武器“凍神剣”を継ぐ一族の末裔。

 本来であれば魔炎竜の討伐を目指す誰かが、子どものころにメイベルがマルキード山で見たというポワポワの花をメイベルのもとに届け、それによって凍神剣が使えるようになり……と、RPGのメインストーリーに登場する重要NPCのような立ち位置。

 ただ、2話でおじさんが凍神剣の力を借りずに魔炎竜を倒してしまったため、村での安定した生活が崩れてしまいます。

 5話では「あなたが! 魔炎竜を! 凍神剣に封印せずに倒してくれたおかげさまで剣を守り次代につなぐ私。そんなしょうもない義務から解放されました。やったー!」とおじさんへの皮肉たっぷりに襲撃。

 ただ、おじさんにはツンデレセリフどころか皮肉も通じないようで「それよりお前顔色悪いぞ。ちゃんと食べてる?」と声をかけられたことで一転今の身の上を話すことに。

 おじさんの項で触れたとおり、自分で食い扶持を稼ぐか村で飼われるかの二者択一という悲しい状況なのですが「花屋さんでお花に囲まれたり、ケーキ屋さんで味見したり、お人形屋さんでモフモフしたり…私にはそんな過酷な重労働耐えられないよ」という言葉からメイベルの本質が明らかに。

 さらに、6話の「母さん、母さん」、「人生糞チョロ。凍神剣一生絶対食いっぱぐれないってゆったじゃない」と寝言や、ダンジョンに向かおうとするおじさんにかけた「私もウルフ(おじさんの偽名)についていく。 けど私は夜型だから今から寝て起きるのは昼の2時。 だから出るの夕方5時くらいまで待って」もそれに拍車をかけています。

 労働が嫌いで、一生食いっぱぐれないことに満足していて夜型……うーん。そんなダメ人間なメイベルも8話では紆余曲折あって王国の正規騎士に就職。

 めでたいことではあるのですが、「お賃金も福利厚生もしっかりしててね。これもう冒険者なんてカスよカス。将来とか考えるとやるだけ時間の無駄だって。ウルフくんも早くこっちに上がってきなよ。待ってるよ」と、人にマウントを取ろうとするメイベルのまたダメな一面が明らかになっていきます。

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 この正規騎士としての安定した生活はあっさり失われてしまうのですが、クビになったにもかかわらず12話ではあたかも自分から騎士の座を降りたかのように装い、おじさんに向かって「視野が狭いね」とマウント。13話では「前職はあなたたちフリーの冒険者が逆立ちしてもなれない王国正規騎士だったよ。それをふまえてよろしくね」と勇者一行にマウント。

 現実世界にいたら、SNSで炎上しつつも一定のフォロワーを獲得しそうですね(笑)。 

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 そんなメイベルもエルフほどではありませんが、おじさんのことを憎からず思っている様子。

 おじさんの「メイベルはかわいいだろ」の一言で真っ赤になったり、12話で歌を褒められて喜び、「メイベルくらいかわいくて歌もうまければ」と容姿まで褒められて慌てたりとかわいらしさも見られます。

 森で暮らすほど生活に困っているのに、おじさんからもらった天星石の指輪を売らないあたりも想いの表われでしょう。

 「銭ジャブ!?」だとか「ニホンバハマルくっそチョロじゃん」だとか言い出すあたり、どうしてもヒロインになり切れていない感はありますが(笑)。

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メイベルの『異世界∞異世界』での能力は?

 メイベルはリムルに次ぐ、二人目のRのレアリティのアサシン。

 8話で見せた氷嵐創映(レイベリオユールエルラン)で幻影を作り出してデコイにしつつ、高いクリティカル率で不意打ちを狙うことができます。

 凍神剣を使ったユニークスキルでは、敵にダメージを与えた上、バインドで動きを拘束できるので敵と味方の位置関係を重視したいときのサポートも可能です。

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▲メイベルもエルフに負けず劣らずカワイイのですが、クール(を気取っているとき)の表情とギャグ顔のギャップがすごい。
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▲バトル開始時にもやる気のない表情も見せるメイベル。
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▲ユニークスキルでは「私は伝説の凍神剣の護り手にして振るい手」から始まる口上とともにカッコいい姿が見られます。

 1stSEASONから名作大作が多数登場した『異世界∞異世界』。2ndSEASONも発表されており、今後どんなタイトルが登場するのかも気になるところ。

 どうやら5月9日に2ndSEASONのタイトル第1弾と第2弾が発表されるようですが、下の画像の番号の色は02が青、03が水色、04が青緑とどう見ても青系統に偏っています。

 これはただの区切りのための色分けではないはず。色から登場タイトルを予想してみるのもおもしろいかもしれませんね。

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