電撃オンライン

HoYoverse、曲を作るのがうますぎる…。2周年を迎えた『崩壊:スターレイル』楽曲の良さを再認識した上映会レポート

文:電撃オンライン

公開日時:

 HoYoverseのスペースファンタジーRPG『崩壊:スターレイル』の中国・上海で開催されたライブコンサートを放映する“2025スターレイルLIVE上映会”が、5月17日に全国の映画館で特別上映されました。

[IMAGE]

 当日はやや曇り寄りの天気でしたが、プレミアム上映の対象となった池袋HUMAXにも多くの開拓者が集っていました。

ライブ会場に実際に行ったかのような感覚に! 多くの開拓者が楽しんだ上映会


 ライブのセットリストではキャラクターPVの曲が最も多く、マダム・ヘルタ、乱波、アルジェンティ、ブートヒル、カフカ、ホタル、アベンチュリン、黄泉、サンデー、飛霄、霊砂、帰忘の流離人、モーディス、トリビー、キャストリスのものが演奏されました。

 現地にいるファンの熱気が感じ取れる様子を見ていると、いつか日本でも開催されないか……と思ってしまいます(笑)。『原神』ではオーケストラコンサートが行われたこともありますし、いずれ機会があるといいな、とHoYoverseさんへは念を送っておきます。

[IMAGE]

 これは『原神』でも言えることですが、『崩壊:スターレイル』のキャラクターPVのクオリティの高さは繰り返し視聴したくなるほど。キャラクターの魅力を最大限に引き出した演出を作るのも、それに合った曲を作るのもうますぎる……ということを再認識しました。

 仲間たちを紹介する映像を彩った曲が、凝った演出とともに会場を盛り上げます。劇場のスクリーン越しに見た、ライブ現地にあるスクリーンはかなりの大きさです。


 ストーリー上ではそう多く関わる場面は見られないものの(サブクエスト“チェックアウト”の印象が強い開拓者の方は多いはず)、待機ボイスを聞く限り、以前から知り合いではあったことが分かるアルジェンティとブートヒル。

 『薔薇と銃』では彼らが対決するような形式で演奏がされる場面もあり、スクリーンの演出も必見です。ヴァイオリンとギターという、彼らにぴったりな楽器による演奏とともに楽しめます。


 『崩壊:スターレイル』の壮大な物語を紡ぐキャラクターたちが滑らかに動き回る、ドラマチックな映像がスクリーンいっぱいに見られます。映画でも見ているのだろうか、という気分になりますね。

 曲が終わり、次の曲が始まるたびに歓声が上がり、数えきれないほどのペンライトが振られます。スクリーンの向こうの熱気を受けて、劇場内の座席にいる開拓者も同じように楽しんでいる光景が見られました。


 奏者だけでなく、ステージで舞い踊るバックダンサーも衣装が凝っており、ついそちらを見てしまうことも。一体何着用意したんだ……!? と、見ていて思ってしまうほどです。

 ピノコニーで立ちふさがる強敵“ディエス・ドミニ”の曲の際はまさに“聖歌隊”といった衣装に身を包んだダンサーたちが登場し、見事に雰囲気を作り上げていました。

 また、ゲーム内や公式紹介動画で使用されている楽曲だけでなく、クリエイターが手がけた人気曲も2曲演奏。鏡流の美しい映像とともに披露された『剣と雪』、そして超学生さんによる浴槽の中からの歌唱(!?)がインパクト抜群な『Dr.レイシオの形而上学的入浴理論』は、ここで初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。


 ピノコニー~オンパロスが中心なのかと思っていましたが、仙舟「羅浮」に関連する楽曲もありました。先ほどの『剣と雪』での鏡流を経て『飛光』を聴くと、景元とのやり取りがより(メンタルに)沁みる印象があります。

 美麗な水の表現が記憶に残っているムービー“水龍吟”もまた、良い音響の中で聴く価値のある曲です。会場内で揺れていた青いペンライトが波のようでもありました。


 仙舟「羅浮」の旅路を思い返したくなる演奏のあと、ミュリオンが登場。ピンクの妖精さんのようでとてもかわいいミュリオンは、会場との軽快な掛け合いを見せてくれます。

 筆者の個人的な推しキャラがキャストリスなのですが、彼女はVer.3.2でプレイアブル登場したため、キャラクターPVが公開されたのは比較的最近です。今回のライブでは演奏はないと思っていたので驚きが……。花畑が広がる演出は息を止めて見てしまいました。

 上映に足を運ぶまであえてセットリストは確認していなかったのですが、そうしておいてよかったな……と感じました。


 オンパロスまでの演奏が終わると、今度は旅路が“はじまり”へと向かっていきます。

 最初に訪れる地、ヤリーロ-VIでのカカリア戦の曲『野火』や、リリース時のテーマソング『星間旅行』、2周年記念として公開されたスペシャルアニメの曲『旅の途中で』、そして『旅に出よう』でライブが締めくくられました。

 特に最後の『旅に出よう』は思い入れの強い開拓者も多いのか、合唱しているところも見られました。本作が愛されていることが強く伝わります。


 1年かけて描かれるというオンパロスの物語の結末が非常に気になるところですが、その先にも長い長い開拓の旅路が続いています。まだまだ『崩壊:スターレイル』から目が離せない、と感じられる上映会でした。

[IMAGE]

 なお、ライブ演奏の様子は公式録画という形でYouTubeにて公開されています。こちらもあわせてぜひチェックを。

[IMAGE]
▲プレミアム上映会ではこんなグッズが特典としてもらえました。思い出になりますね。※アクリルスタンドは1種のみランダム配布です。特別に全種撮影させていただきました。

    本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります