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インディーゲームのジャンル別人気トップ5は? アクション、RPG、アドベンチャー、シミュレーション、シューティングからおすすめの作品を紹介!【電撃インディー大賞2025】

文:電撃オンライン

公開日時:

 電撃オンラインが注目のインディーゲームを紹介する電撃インディーでは、4周年を記念して投票企画“電撃インディー大賞2025”を実施しました。

 本企画では、2024年4月1日から2025年3月31日までに発売された全インディータイトル(早期アクセス版を含む)で競った電撃インディー大賞2025とあわせて、同期間を対象にアクション、RPG、アドベンチャーなど、ジャンルごとにタイトルを絞った部門別の投票も受け付けていました。

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 ジャンルごとの部門として用意していたのは下記の5つです。すでに“電撃ゲームライブ”#154・#155での結果発表、速報掲載は終えていますが、この記事では各部門のトップ5を開発者・投票者のコメントとともに振り返ります。

●アクションゲーム部門
●RPG部門
●アドベンチャー部門
●シミュレーション部門
●シューティング部門

※投票者のコメントは敬称略。

アクションゲーム部門


 アクションゲーム部門は、電撃インディー大賞2025でも第8位に輝いた『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』が1位に。

 また、大賞の第20位に選ばれた『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』が、部門賞でもランクインしています。

 強力なライバルが名前を連ねるなかで、『魔神少女 エピソード2 願いへの代価』が第2位に選ばれているのが注目ポイント。ジャンル別ならではの人気の高さがうかがえます。

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第1位:エンダーマグノリア: ブルームインザミスト
第2位:魔神少女 エピソード2 願いへの代価
第3位:Shadow Corridor 2 雨ノ四葩
第4位:九魂の久遠
第5位:ジョットと不思議なカラクリ絵本

『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』受賞コメント


◆株行会社Binary Haze Interactive CEO兼クリエイティブディレクター 小林宏至氏

 大賞部門で受賞させていただき、アクションゲーム部門でも選ばれたことは大変うれしく思っております。

 当社がゲーム作りで常々意識している「手触りの良さ」を、ユーザーの皆様にご評価いただけた結果がこのアクションゲーム部門での受賞に繋がったと感じおり、この結果はチームに自信と勇気を与えてくれました。

 今後も皆様のご期待を裏切らないよう、手触りと雰囲気を重視してゲーム作りに取り組んでまいります。

◆投票者のコメント

●ボスとの戦闘が楽しい。何回もトライしたくなる難易度設定。(さすけマーク2)
●前作同様に難易度は高いが面白く、かつ美しいメトロイドヴァニア。(viras)

RPG部門


 RPG部門は、電撃インディー大賞2025で第4位となった『百英雄伝』がトップに。第14位だった『Sea Fantasy / シーファンタジー』もRPG部門では第2位にランクイン。

 さらに、大賞で第16位を取った『Elin』も第4位に入っており、RPGジャンルの人気の高さを改めて実感する結果に。

 そんなライバルの多いジャンルで、第3位にランクインした『ネタバレが激しすぎるRPG2ー親友の真の姿は大魔王ー』に注目したいところ。気になった作品はぜひプレイしてみてくださいね!

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第1位:百英雄伝
第2位:Sea Fantasy / シーファンタジー
第3位:ネタバレが激しすぎるRPG2ー親友の真の姿は大魔王ー
第4位:Elin
第5位:Monochrome Echoes - white -

『百英雄伝』受賞コメント


◆Rabbit & Bear Studios代表 キャラクターデザイン 河野純子氏

 『百英雄伝』は、総監督であったゲームクリエイター・村山吉隆が「戦争という状況下で、それぞれの信念を持ち生きる人々」を描きたいという思いから始まった物語です。

 オールラーンという、我々が暮らす現実とはまた別の世界を生きる主人公のノア、セイ、メリサをはじめとしたたくさんの英雄たちと、彼らが困難な状況下でも懸命に生きている様を応援いただけたことに改めて感謝いたします。ありがとうございました!

◆Rabbit & Bear Studios ディレクター 小牟田修氏

 「自分たちの作りたいゲームを作る」という前代表の村山吉隆の理想から始まり、多くの方からご支援をいただいて、仲間と共に「理想」と「現実」の狭間で足掻きながら生み出した『百英雄伝』が、このような賞をいただけたことは光栄の至りです。ありがとうございます!

 Rabbit & Bear Studiosの一員として、これからも理想を目指して邁進して参ります。

◆Rabbit & Bear Studios プロデューサー・アートディレクター 村上 "J" 純一氏

 このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思います。

 ユーザーの皆様に選ばれる賞ほど嬉しいものはありません。

 『百英雄伝』は、初期メンバーの想いと情熱だけで、本当に何もないところからスタートしましたが、多くの皆様の応援、505 Gamesの支援、制作スタッフの努力により何とか形にする事ができました。

 この場を借りて心よりお礼申し上げます。

 まだまだ皆さんにお返し出来ていない事もあるかと思いますが、引き続き努力をして参ります。

◆投票者のコメント

●まさにRPG! という感じのRPGに、様々なやり込み要素を上乗せしていて良かった。(ネギ弥)
●魅力あるキャラクターがたくさん登場して、王道のストーリーが楽しかったので(あすてら)

アドベンチャー部門


 電撃インディー大賞2025で第1位に輝いた『都市伝説解体センター』が、アドベンチャー部門でもトップに。

 続く第2位~第5位のタイトルも、すべて電撃インディー大賞の方にもランクインしており、それだけファンからの評価が高いということが分かります。

 素晴らしい作品がたくさんありすぎて、どれを1位に推すか迷ってしまった方も多いのではないでしょうか。この機会に、まだ遊んでいない作品もぜひプレイしてみてくださいね。

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第1位:都市伝説解体センター
第2位:虹の降る海
第3位:MiSide : ミサイド
第4位:未解決事件は終わらせないといけないから
第5位:IZON.

『都市伝説解体センター』受賞コメント


◆株式会社集英社ゲームズ シニアプロデューサー 林真理氏

 アドベンチャーゲーム部門受賞、誠にありがとうございます!(2つも名誉ある賞をいただきまして、改めまして感謝申し上げます!)

 多くの魅力的なゲームがあるなかで、アドベンチャーを好きなみなさまから『都市伝説解体センター』を評価いただけたこと大変うれしく思います。

 引き続き、みなさまの心に届くアドベンチャー作りに挑戦してまいります!

◆投票者のコメント

●親切設計のゲームでやりやすかったし、選択肢を間違えても面白いやり取りが見れたのが良かったです。主人公がめっちゃかわいい。GR(シルヴェット)
●諦めなければ必ず物語の真相に辿り着くゲームとして捜査のし易さと伏線回収した際の真相と結末に衝撃を受けたから。(ハイちゃん)

シミュレーション部門


 シミュレーション部門は、電撃インディー大賞2025で第2位に輝いた『NicO ・いってきますのお部屋・』がトップに。また、大賞では第20位に選ばれた『One-inch Tactics』や、第12位の『スルタンのゲーム』もランクインしています。

 プログラム少女を育成したり、王様のために残酷なゲームに身を投じたりと、どの作品もまったく違った世界観を持っているのが魅力です。

 『NicO ・いってきますのお部屋・』の投票コメントでは、作品内でお弁当作りをしているうちに、私生活でもお弁当を作るようになったという声が複数寄せられていました。

 ゲームをきっかけに新しいことにチャレンジできるって、素敵ですよね!

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第1位:NicO ・いってきますのお部屋・
第2位:スルタンのゲーム
第3位:One-inch Tactics
第4位:遺失物センターの日常
第5位:見習い死神シミュレーター

『NicO ・いってきますのお部屋・』受賞コメント


◆株式会社ヘキサドライブ ゲームデザイナー 冨樫大地氏

 シミュレーションというからには何かをシミュレートしている訳ですが、『NicO・いってきますのお部屋・』の場合は「プログラム少女の育成」でした。

 敢えてジャンルを指定するなら育成シミュレーションではありましたが、育成を通した愛着の形成が本作一番のゲーム体験で、これをもってエンディングを“リアルな体験”のように感じてもらうことがコンセプトでもありました。

 そういった意味で、シミュレーション部門の受賞は意外な喜びでもありましたが、皆様にニコに愛着を持っていただけたことの証のように感じられ、大変うれしく思っています。改めて、皆様に心より感謝申し上げます。

◆投票者のコメント

●ニコちゃんがとても可愛い 頑張っている姿を見て頑張ろうと思えた。(ぷーさん)
●プログラムの小さな女の子の成長を見守る、すごく親心を味わえる育成ゲームです。ニコがすごくかわいい。成長していくニコを想ってお弁当を詰めるのがすごく楽しいです。(ME)

シューティング部門


 シューティング部門では、電撃インディー大賞2025で第18位に選ばれた『救国のスネジンカ』がトップにランクイン。

 第2位~第5位に選ばれたタイトルは、どれも部門賞で初登場となっています。

 どこか懐かしさを感じるものから、斬新なシステムが魅力のものまで、バラエティ豊かなタイトルが並ぶ結果となりました。シューティングゲームの歴史の長さを感じる、興味深い結果ですね!

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第1位:救国のスネジンカ
第2位:DEVIL BLADE REBOOT
第3位:百合太刀降魔伝
第4位:アンシェリアントリガー
第5位:Minishoot’ Adventures

『救国のスネジンカ』受賞コメント


◆『救国のスネジンカ』開発者 hinyari9氏

 光栄な評価をいただけたことに、心から感謝するとともに、大変驚いております。

 実は本作は制作の予定がなかったタイトルでした。1作目の公開直前には、関心を持ってくださる方が少なく、シリーズ化は難しいと考えていました。

 それでも、発売後に多くの方が遊んでくださり、応援の声を届けてくださったことで、こうして続編を形にすることができました。

 これからも精一杯、開発に取り組んでまいります。

 どうぞよろしくお願いいたします。

◆投票者のコメント

●前作も面白かったが、今作も面白かった システムはシンプルながらも武器が豊富で飽きがこない(TORT)
●システムがめちゃくちゃ面白い 女の子かわいい(Noa)

“電撃ゲームライブ” 電撃インディー4周年SP


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●第2夜

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