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『マリオカート ワールド』先行プレイレポート。どこまでも走れるコース、多彩なキャラクター、美しすぎる景色など、これまでとは一味違う新たな体験が盛りだくさん【Nintendo Switch 2】

文:電撃オンライン

公開日時:

 6月5日に本体と同時発売予定のNintendo Switch 2専用ソフト『マリオカート ワールド』。

 この記事では、『マリオカート ワールド』の先行プレイレポートをお届けします。今回の体験会では約3時間たっぷりとプレイできたので、フリーランを中心に各モードを紹介していきます。

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▲『マリオ』シリーズでおなじみのキャラクターがレースで対決。今作ではクリボー、サンボ、プクプク、ペンギン、ウシなど、これまではコース上のおじゃまキャラクターや風景の一部だったものが、プレイアブルキャラクターとして多数参戦しているのが特徴です。
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▲マシンの種類も、カート、バギー、バイク、水上バイク、スノーモービルなど、さまざまな種類があります。ちなみに『マリオカート7』と『マリオカート8』ではフレーム、タイヤ、グライダーの3種類のカテゴリのパーツを組み合わせる方式でしたが、今作ではマシン自体を選択する方式となっています。
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▲手すりや電線を走る“レールスライド”、壁を走れる“ウォールラン”、高くジャンプできる“チャージジャンプ”といった新たなアクションも追加されています。走りの幅が広がって、これまで以上に新たなルートを発見する楽しさがアップしています。


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気の赴くままに広大な世界を走り回れる“フリーラン”【マリオカート ワールド レポート】


 今作では広大な大陸にいくつものコースが存在し、地続きになっているというのが大きな特徴。その広さを存分に味わえるのがフリーランで、自由気ままに好きな場所を走り回ることができます。

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 フィールドはただ広いだけではなく、電線の上やレール、細い塀といった別のルートや、高い崖や建物など高低差のあるところを走ることも。下に地面があるなら、どんなに高いところから飛び降りても大丈夫です。

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 また、今作では水の上を走ることができ、湖や海といった広大な水面でも沈むことなく進んでいくことができます。水上を駆け抜けるさまは『ウエーブレース』を彷彿とさせますね。水の表現にはかなりこだわったとのことで、波紋などの動きがとてもリアルで美しく、思わず見とれてしまいます。

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 どれだけ自由に走れるのか気になっていましたが、実際にプレイしてみると本当にどこでも走れることに驚き。レースゲームでオープンワールドというのがとても新鮮で、ただ走り回っているだけでも楽しいですね。

 また、時間や天気による変化もあります。朝、昼、夕方、夜と走っているうちにどんどん景色が変わり、時間の流れも感じられます。同じ場所でも、時間や天気によって違った一面が見られるので、ときには止まって眺めてみるのもいいかもしれません。ちなみに、ゲーム内の1日は約24分になっているとのことです。

マップ内にある多彩なギミックが楽しい!【マリオカート ワールド レポート】


 フリーランでは、フィールドやコースのあちこちにしかけや収集要素が用意されています。ただ走り回るだけでなく、これらを見つけていくことも楽しいですね。

 ところどころにある“ヨッシーズ”という店では、ダッシュフードというアイテムを入手することができ、これを使うとキャラクターのコスチュームが変わることがあります。“レーサー”、“バケーション”、“おまつり”などといった種類があり、入手後はキャラクター選択画面で選べるようになります。

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 このほか、いたるところにハテナパネルやピーチメダルが隠されており、これらを集めることでステッカーを入手できます。

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 また、世界中に点在するPスイッチを踏むと、Pスイッチミッションがスタート。制限時間内に次々出現するゲートをくぐったり、コインを集めたりするなど、さまざまなミッションがあり、クリアするとステッカーを入手できます。新しいアクションを使う必要があるミッションも多いので、これらをこなしていけばいろいろなテクニックを覚えられそうです。意外なショートカットルートも見つかるかも。

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いろんなルールでレース&バトルを楽しめる!【マリオカート ワールド レポート】


 今作では、さまざまなルールのレースやバトルが用意されおり、遊び方もいろいろ。これらもひととおりプレイできたので、それぞれ軽く紹介しましょう。

 なお、すべての対戦モードが24人でのレースとなっており、今まで以上に白熱した戦いが楽しめるのもうれしいところですね。

■サバイバル
 今作で追加された新モード。総勢24人での勝ち残り戦で、広い世界を横断するルートをノンストップで駆け抜けます。途中には5つの中間ゲートがあり、決められた順位内で通過できないとそこで脱落。中間ゲートごとに20、16、12、8、4と、4人ずつ参加人数が減っていきます。より上の順位を目指すには、テクニックはもちろんアイテム運も重要になりそうです。

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■グランプリ
 4つのコースを順番にめぐって走り、合計ポイントを競うモード。キノコカップ、フラワーカップ、スターカップ、こうらカップ、バナナカップ、このはカップ、サンダーカップなど、それぞれ4コースで構成されたカップを選んでレースを繰り広げます。次のコースへ進むときは、直前のコースの順位で並んで走り、そのまま止まらずにスタートのカウントダウンが始まるのが新鮮ですね。

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■タイムアタック
 1人でコースを走り、最速タイムを目指すモード。3つのダッシュキノコをどこで使うのかがポイントです。インターネットにつなげば世界中のプレイヤーのゴーストをダウンロードすることもでき、一緒に走れば新しい走り方を発見できるかも!?

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■VSレース
 ルールを自由に設定してレースを楽しめるモード。チーム戦やCPUの強さ、レースの回数など、さまざまなルールを設定できます。なお、コースの選び方を“ツアー”にすると、コースクリア後に近隣のコースがいくつか表示されて好きなものを選ぶことができ、より世界をめぐっている気分を味わえます。

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■ふうせんバトル
 アイテムを駆使してライバルの風船を割ったり奪ったりするモード。アカこうらなどのアイテムをぶつけて相手チームのキャラクターの風船を割ると得点が追加されます。ダッシュキノコで体当たりすれば風船を奪うことができます。手持ちの風船は5つで、すべて失うと脱落となります。

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■あつめてコイン
 集めたコインの数で勝負するモード。ライバルにアイテムをぶつければコインを落とせるので、すかさず拾ってしまいましょう。ダッシュキノコで体当たりすればコインを奪うことができます。ミニマップにはコインの場所が表示されるので、これを確認しながら集めていきましょう。

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 ひとつながりの世界で繰り広げられる新しい『マリオカート ワールド』。新要素が盛りだくさんで、これまでのシリーズとは一味違う新たな遊び方を体験できそうです。発売日の6月5日が待ち遠しいです!


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