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『ステラアイドルプロジェクト』レビュー。放置系ゲームなのに笑原ひなた(CV:猫村ゆき)の元気な笑顔に会いたすぎてゲームにログインしてしまう! 自分は最高のアイドルゲームに出会ってしまったかもしれない

文:カワチ

公開日時:

 EXNOAの放置型アイドル育成ゲーム『STELLAR IDOL PROJECT(ステラアイドルプロジェクト)』のレビューをお届けします。

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アイドルの個性がしっかり出ている!【ステラアイドルプロジェクト】

 大手事務所から独立した新人プロデューサーが立ち上げた新進芸能事務所“ルクスプロダクション”を舞台に、個性豊かなアイドルたちとの交流を描く放置型RPG『ステラアイドルプロジェクト』。ここでは実際にプレイしてわかった本作の魅力をお伝えしていきます。

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 本作の基本的な物語は、個性豊かな新人アイドルを集め、彼女たちをプロデューサーとして応援していくというもの。アイドルはガチャで入手することができ、彼女たちの育成素材は放置で手に入るので、空き時間に遊べる作品になっています。

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 一方で、幼少期からの夢を叶えるために事務所にやってきた“陽葵まゆ”を主軸にしたメインストーリーは、展開が進むごとに多彩なアイドルが登場し、人間関係も複雑に絡み合っていくので先が気になる作り。

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 ゲームを進めることで、PvPコンテンツやタワー型コンテンツなどの多彩なやり込み要素がオープンしていくので、しっかり遊び込みたくなる魅力もあります。

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本作が“沼”になる理由。それは…【ステラアイドルプロジェクト】

 そして本作が“沼”になる何よりも大きな理由は、登場するアイドルたちがみんなかわいいというところ。本作には正式サービス段階で6レーベル、20人のアイドルが登場しますが、定番の妹系やお姉さん系からはじまり、元気系やオタク系など多彩なアイドルが登場。

 メインシナリオや個別シナリオでしっかりキャラクターが掘り下げられるのもいいところ。「こんなん好きになっちゃうよ……」って理由がしっかりと存在しています。女の子としての一面などのかわいらしさは当然ありつつ、それぞれが「なぜアイドルを目指しているのか、どのような壁にぶつかり苦悩し、乗り越えようとしているのか」といった点も詳しく描かれるので、自然と彼女たちの夢を応援したくなっていきます。ここはしっかりアイドルもののファンのツボを押さえていますね。

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 通常の会話だけでなく、スマートフォンのコミュニケーションアプリのようなトーク画面もあり、現代ならではの交流ができて世界に没入できます。選択肢も用意されており、真面目なプロデューサーらしく振る舞ったり、お調子者で親しみやすいプロデューサーらしく振る舞ったりとロールプレイが可能です。

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 ゲームをプレイしていくと自分だけの推しも見つかると思いますが、筆者がいちばん好きなのはネット文化に染まった癖の強いメンバーが揃う“サイバーシンフォニカ”の笑原ひなた。

 サイバーシンフォニカは不思議系のダウナー少女の碧唱ハルや、性癖破壊ネット絵師の阿衣良りこなどおもしろいアイドルが揃っているのですが、ひなたはゲームとお笑いが好きなこともあり、メンバーのなかでもとくに明るくポジティブな女の子になっています。

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 とにかく元気でこちらを笑顔にさせてくれるひなたですが、距離感がとても近くこちらをドキドキさせます。気軽に部屋に泊まりにきたり、キスをしそうになってきたりと、彼女にとっては軽いスキンシップや冗談なのかもしれませんが、こちらとしてはとてもドキドキします。猫村ゆきさんのかわいらしい声も相乗効果となり、彼女の魅力にどんどん引き込まれていきます。みなさんもぜひ推しアイドルを見つけてみてください……!

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アピールスキルでファンのハートをゲット!【ステラアイドルプロジェクト】

 本作では一般的なゲームにおけるバトル部分がライブになっているのが特徴。ライブ中はアイドルやファンのステータスが表示され、ファンたちのHPを0にすることができればライブ成功になります。ライブを進めていくとアイドルたちのSPゲージが上がっていき、このゲージが最大になるとEXスキルが使用可能に。一発逆転も可能な強力なスキルを発動できます。

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 なお、アイドルたちが所属しているレーベルにそれぞれ相性があり、ファンの好きなレーベルを確認することでライブが攻略しやすくなります。そのため、いろいろなアイドルを育てたくなる魅力があります。

 そして、アイドルを育てることで個別シナリオを見ることができるようになり、アイドルたちのことを知って好きになる……というサイクルが生まれるゲームになっています。ストーリーとキャラクター、システムが見事に組み合わさった作品といえるでしょう。

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 キャラクター個別のシナリオは、しっかり読み応えのあるボリュームになっているのが特徴。ちょっとした会話で終わることはなく、きちんと日常のシーンを切り取ったものとなっており、しっかりアイドルたちの魅力が伝わってきます。

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 アイドルは“技能レッスン”でパラメータをアップさせたり、“特訓”でレアリティを上げたりすることが可能。自分のお気に入りのアイドルを育ててあげることができます。

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 グッズ制作室でアイドル育成に必要な素材やアクセサリーを作ったりすることもできるので、放置の報酬を待たなくても自分で素材を作ることもでき、飽きがありません。

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 一方で、事務所の事務室から事務員さんにお願いすることで、こまかい仕事を一括で処理してもらうことができたり、広報室にアイドルのポスターを貼ることで、そのアイドルのレベルが上がるようになったりと、快適なプレイができるようになっていてありがたいです。

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 ゲームを進めていくことでオープンするコンテンツもバラエティ豊か。攻略していくと課金通貨やガチャチケットがたくさんもらえるので、挑戦したくなる魅力があります。

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 マップを探索してルート分岐するシナリオを楽しむ“メモリアルストーリー”は、往年のマップ型ADVを彷彿とさせますし、さまざまな仕事を請け負う“動画撮影”は、ライブバトルを行う“お仕事マス”や、ゲストのアイドルを借りる“貸し衣装マス”といったマスを選択しながら進んでいく仕様で、ボードゲームのような感覚で遊べます。それぞれプレイ感覚が異なり、新鮮に遊ぶことができるようになっています。

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 ほかのプレイヤーとコミュニケーションがとれる“グループ機能”や、ランキング上位を目指す“フェス”など、オンラインゲームならではの機能も実装されています。

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 放置系のゲームということで手軽にプレイできるものの、アイドルたちのストーリーはしっかり掘り下げられますし、多彩なコンテンツも用意されていてやり込みがいもあります。記事を読んで気になった人はぜひチェックしてみてくださいね!

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