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【緊急ニュース】トーキョー支部支部長・赤宗メイが死亡。史上最年少で支部長となった秀才が毒殺か【トキシカホリック】

文:ハチ

公開日時:

 7月23日、国際toxient(トキシエント)対策機関であるトーキョー支部支部長・赤宗メイ氏が毒で死亡したことが判明しました。

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 今後、トーキョー支部では毒物男子たちに対して事情聴取を行う予定とのことです。

※この記事は、“毒物男子×謎解きをテーマにしたプロジェクト『トキシカホリック』”に関するフィクションの記事となります。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。

トーキョー支部の支部長が毒殺か


 7月23日、サポーターの雲雀氏が支部長の自室にて倒れている支部長を発見。脈を確かめたところ、すでに支部長は死亡していました。

 検視の結果、目立った外傷や誰かと争った形跡などなく、死後時間が経過しているとのこと。

 死因は首の頸動脈から“toxient”の毒を注入されたことによる毒死。凶器になったと思われる空になった注射器が発見されたため、毒殺として捜査を進めています。

 なお、毒から個体の特定は難しい状態で、凶器から指紋なども検出されていないとのことです。

トーキョー支部・支部長“赤宗メイ”氏とは


 今回の事件で死亡した赤宗メイ氏は、有毒性新生物の襲来の対策として設立された、超国家、超法規的組織である国際toxient対策機関のトーキョー支部の支部長を務めていました。

 2×××年、5歳の時にvoidの襲来によって家族を喪失。国際toxient対策機関の支援施設に保護されています。

 14歳より同機関所属の研究員の助手としてtoxient関連研究に携わり、以降、数々の論文を発表。特に“void出現に伴う次元揺らぎの計測手法”に関する研究により、void学の基礎理論に大きく貢献。

 2×××年には機関史上最年少となる24歳で、トーキョー支部支部長に就任。毒物男子たちのイメージアップのため、動画投稿を実施していました。

 支部長は過去“コード:フランケン”実験という、toxientが活動するのに必要なコア(人間でいう心臓)を使用して、新しいtoxientを人工的に作り出そうと試みる実験を行っていました。この事実を機関は隠しており、支部長が動画にて事実を公にしたばかりです。

 SNSの更新も積極的に行っていましたが、事件があった7月23日以降は投稿が止まっていたため、心配する声も上がっていました。

 ほか、先日投稿された動画内では毒物男子たちより「支部長の様子がおかしい」、「支部長が変わった気がする」といった言及があり、関連性があると見て捜査が進められています。


 SNSでは赤宗メイ氏を追悼する投稿も行われており、突然すぎる秀才の死は多くの人々に衝撃を与えています。

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●動画:『Toxic-a-Holic』本編「大切なご報告」

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