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マクドナルドアプリのDL数がワンコインメニューとちいかわコラボ効果で激増。バーガーキングアプリは男性層が7割を占める

文:電撃オンライン

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 Sensor Towerは、ハンバーガーチェーンアプリに関するブログを公開しました。

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 ハンバーガーチェーンにおいて日本最大の店舗数を誇るマクドナルドの公式アプリが、2025年3月と5月に大きな伸びを見せました。

 これは、10年ぶりの500円メニューの復活とハッピーセット『ちいかわ』によるインパクトだと推測されます。

 マクドナルドアプリは、月あたりのアクティブユーザー数においても日本での存在感が際立っています。

 以下、ブログより一部抜粋します。

ワンコインメニューとちいかわコラボ効果で2025年3月と5月にDL数が激増したマクドナルドアプリ


 1971年に日本1号店を開店した「マクドナルド」は、日本で2,990店舗(2025年5月時点)を持つ人気のハンバーガーチェーンです。同社の公式アプリ『マクドナルド』(日本マクドナルド株式会社)は人気メニューがお得に購入できるクーポンの配信、自宅やオフィスから注文・受取ができる「マックデリバリー」、注文から支払いまでを同アプリで完了できるモバイルオーダーなどの便利な機能を持っています。

 Sensor Towerのデータによると、2024年6月から2025年5月までの日本における人気のハンバーガーチェーンアプリのダウンロード数で、マクドナルドは400万以上を記録してトップとなっています。

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 ダウンロード数で続くのは『バーガーキング』(Burger King Japan)で、同期間に300万ダウンロードを記録しています。同アプリは『マクドナルド』と同じくクーポン配信やモバイルオーダー機能を持っていることに加え、購入金額に応じてステージがアップし、もらえる特典もグレードアップするメンバーシッププログラムもあります。

 『マクドナルド』のダウンロード数を日別に見ていくと、2025年3月と5月に大きな伸びを確認できます。Sensor Towerのデータによると、2024年6月から2025年5月までの日本における同アプリの日別ダウンロード数推移で、2025年3月12日と5月17日にそれぞれ、25,000以上/日のダウンロード数を記録しています。

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 両日のダウンロード数上昇は、それぞれに要因があります。3月12日は、サイドメニューとドリンク(Mサイズ)が付いて手軽に楽しめる500円台のバリューセットラインアップに、新たに「ハンバーガー」のセットが500円で加わったことだと推測できます。この500円セットは10年ぶりの復活で、ワンコインでハンバーガーを楽しめるセットメニューとして大きな支持を受けたのだと思われます。

 5月17日の上昇は、ハッピーセット「ちいかわ」(第1弾)によるものだと推測できます。このハッピーセットは5月16日からスタートしましたが、開始前から大きな話題となり、実際第1弾開始3日で早期終了となりました。また、5月23日から開始した第2弾も翌日の5月24日には早期終了となるなど、日本での「ちいかわ」人気を裏付ける結果となっています。

マクドナルドはMAUでもバーガーキングに5倍以上の差をつける、バーガーキングは男性からの支持が高い


 日本で人気のハンバーガーチェーンアプリのMAUでも、『マクドナルド』の存在感が際立っています。Sensor Towerのデータによると、2024年6月から2025年5月までの日本における同アプリの平均MAUにおいて、『バーガーキング』に5倍以上の差をつけてトップとなっています。

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 これは圧倒的な店舗数、新メニューや期間限定メニューの投入、人気IPとのコラボなどに加えて、『マクドナルド』アプリの使い勝手も大きく作用していると思われます。実際、同期間の日本のApp Storeにおける平均ユーザー評価では、星4.3となっています。

 日本で人気のハンバーガーチェーンアプリのユーザー分布はどうなっているでしょうか。Sensor Towerのデータによると、2025年第1四半期の日本における人気ハンバーガーチェーンアプリの平均年齢は、32歳~38歳と大きな差はありません。

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 その一方で、男女比では『バーガーキング』の高い男性比率が確認できます。同期間の日本における『バーガーキング』を除くハンバーガーチェーンアプリの男女比は男性5.5:女性4.5程度ですが、『バーガーキング』は男性7:女性3となっています。

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