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『終天教団』週末号外:新興宗教の教祖が殺害される事件が発生。容疑者は教団幹部の5人とみられる【第1回】

文:カワチ

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 みなさんは“終天教国”という国をご存知ですか?

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 絶望と混沌が満ちた世界に人類の滅亡を望むものが集まる新興宗教の“終天教”。この終天教が爆発的に信者を増やし、小さな国にまで発展したのが“終天教国”という国の正体です。

 教祖は多くの情報が謎に包まれた人物です。

 電撃オンラインでは、これから数回にわたって少々奇妙な点があるこの宗教および、周辺人物などについてリポートしていく予定です。記者の身の安全を最優先としつつ、その深淵をお届けしていくので、一緒にご覧いただければ幸いです。
※本記事はDMM GAMESの提供でお送りするモキュメンタリー記事となります。

『終天教団』教祖殺害事件 初報


 さっそくですが、そんな終天教国で事件が起こりました。教祖が何者かによって殺害。現場の状況から教団幹部の5人が事件の容疑者とみられます。

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 教団幹部は法務省の犬神軋(いぬがみ・きしる)、保健省の丑寅幽玄(うしとら・ゆうげん)、科学省の伊音テコ(いおん・テコ)、文部省の黒四館仄(こくしかん・ほのか)、警備省の伏蝶まんじ(ふしちょう・まんじ)の5人です。

 犬神軋は“白亜の調停者”と呼ばれており、さまざまなトラブルを解決していますが……薬物中毒者で言動も奇抜なところが多々あります。どういった手段でトラブルを解決しているのかが気になるところです。

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▲犬神軋(いぬがみ・きしる)
 丑寅幽玄は保健省の最高幹部であると同時に、終天総合病院の院長。“今際の門番”の異名を持つ優れた医者ですが、神経質で押しつけがましい人物だとも言われています。

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▲丑寅幽玄(うしとら・ゆうげん)
 伊音テコは明晰な頭脳を持つ発明家の顏も持つ人物です。高い知能を持つ反面……いや、持っているがゆえかもしれませんが、協調性に欠けています。調査によると、独断で行動して問題を起こすこともしばしばある模様。

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▲伊音テコ(いおん・テコ)
 黒四館仄は国の教育と情報を管轄する文部省の幹部ですが、寡黙で感情が読めない人物。取材班では、教祖の座を狙っているというウワサもキャッチしています。

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▲黒四館仄(こくしかん・ほのか)
 伏蝶まんじは警備省の最高幹部ですが、暴力的な性格をしています。その暴力性が発揮されたのは、過去にもあった異教徒との戦いでしょう。この戦いで一般人を巻き込む事故を引き起こしたことは、終天教に詳しい読者の方ならご存知かもしれません。

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▲伏蝶まんじ(ふしちょう・まんじ)
 そんな5人の最新の足跡を調査してみました。

 犬神は莫大な財産を残して亡くなった資産家の一族で起きた連続殺人事件の謎を追っており、丑寅は何者かに拉致をさせられて21名の男女で命がけのゲームに参加させられているとのこと。

 伊音テコが所長を務める研究所ではテロが発生。国の機密情報を守るため、撃退を試みています。黒四館仄はある人物に毒を盛り、その人物に対してある駆け引きをしているようです。伏蝶まんじは頻発する猟奇殺人事件の犯人である殺人鬼・ネフィリムを追っているという情報が入っています。

 また、身体をバラバラにされて殺された教祖でありますが、不思議なことに“神の力”によって蘇生されられたとの情報が入っています。本来であれば死んだことになっている教祖は顔に仮面を着けて、下辺零(しもべれい)という仮名で身を隠しています。

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 “神の力”によって仮の体で復活した下辺零。自分を殺したと思われる教団幹部たちのいる教団本部へと2人組の天使と潜り込んだ模様です。その目的については、「自身の死の真相を突き止めること」と「本当の死を回避する“神の試練”を受けること」らしいのですが……。

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 取材班でキャッチしている情報はここまでとなります。教団幹部に潜り込んだ零の安否については、まだ把握できていません。こちらはわかり次第お伝えします。

DMM GAMESとTooKyo Gamesがタッグを組んだアドベンチャーゲーム『終天教団』


 ……ということでモキュメンタリー風にお届けしていく『終天教団』週末号外。

 「いったいなんの話?」と思った読者も多いかもしれませんが、この『終天教団』はDMM GAMESとTooKyo Gamesがタッグを組んだアドベンチャーゲーム。ゲームとして取り上げられることが少なかった“宗教”というテーマに挑戦した刺激的な作品になっています。

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 制作陣は、シナリオ/企画原案が『ダンガンロンパ』や『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』で知られる小高和剛さん、ディレクター/シナリオは『Ever17 -the out of infinity』や『ルートダブル -Before Crime * After Days』の中澤工さん、シナリオは『ダンガンロンパ霧切』や『超探偵事件簿 レインコード』の北山猛邦さん。

 サウンドは『ダンガンロンパ』や『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』の高田雅史さん、キャラクターデザインは『超探偵事件簿 レインコード』や『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』のしまどりるさんという豪華なメンバーです。

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 特徴的なのはゲームのジャンル。“神の力”と呼ばれる謎の力によって仮の体で甦った終天教団教祖=主人公の下辺零が犯人だと思う教団幹部を調べることになりますが、各教団幹部のルートに分岐をしてからはまったく別のジャンルが展開。

 具体的な内容は次回以降の記事で詳しくお伝えしていきますが、まったく異なるゲーム体験が待っています。

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 前述の通り、主人公は終天教の教祖である下辺零。ゲームをはじめたタイミングで何者かによって殺されていて、記憶喪失の状態でよみがえるところから物語がスタートします。そんな彼の前に現れるのがヒメルとミコトルという天使を名乗るふたり組。

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 ふたりは本当の死を迎える4日以内に自分を殺した犯人を突き止め、自白させたうえで殺すことかできれば、記憶を取り戻したうえで復活できることを説明します。

 容疑者となるのが、主人公が教祖を務める“終天教団”の5人の最高幹部。主人公に残された時間は少なく、すべての幹部を調査することは不可能なので、もっとも疑わしい幹部に狙いを定めて調査をしていくことになります。

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 どの幹部を選ぶかはプレイヤーの自由。それぞれのルートに事件の全貌をひも解く手がかりや伏線が張り巡らされているので、どの順番でプレイするかによって得られる体験も異なってきます。5ルートを選ぶ順番によって、プレイヤーの感じる印象は120通りに変化するので自分だけのストーリー体験を味わえるのが魅力です。

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 次回以降はキャラクターとストーリーについて詳しく紹介していくので引き続き注目してみてください。第2回は8月中旬に公開予定。主人公の下辺零と天使を名乗るヒメルとミコトルのふたりを詳しく解説していきます!

『終天教団』製品概要

ジャンル:マルチジャンルADV
プレイ人数:1人
言語:日本語/英語/繁体字/簡体字
プラットフォーム
  • Nintendo Switch
  • DMM GAME PLAYER
  • Steam
CERO:D
価格
  • 通常版:6,980円(税込)
  • 豪華版:13,580円(税込)
  • デジタルデラックス版:9,180円(税込)
発売日:2025年9月5日(金)全世界同時発売予定
※Steam版は同日16時より配信予定

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