電撃オンライン

『スターバイツ』体験版レビュー感想。個性的なキャラクターの掛け合いや特徴的なバトルシステムが楽しい王道RPG【STARBITES】

文:Ak

公開日時:

最終更新:

 10月16日発売予定のNintendo Switch/PlayStation 5用ソフト『STARBITES(スターバイツ)』では、本日9月19日より体験版が開始! こちらをプレイしてのレビュー記事をお届けします。

[IMAGE]
※本記事はハピネットの提供でお送りします。

ゲーム概要:荒廃した世界を舞台にメカ同士で戦うSFディストピアRPG【スターバイツ体験版レビュー】


 本作は、宇宙戦争で砂漠化した惑星“ビター”を舞台にしたターン制のSFディストピアRPG。

[IMAGE]

 基本的なゲームシステムは王道のターン制RPGですが、戦うのがメカ同士なのが特徴です。敵対する人間が乗り込むメカはもちろん、フィールドで登場するザコもしっかりメカ!

 攻撃のエフェクトもド派手で、メカらしい迫力ある戦闘が楽しめます。

[IMAGE]

 もちろんメカなので、カスタマイズ要素も充実。武器以外に、上半身用フレーム、下半身用フレーム、サブフレームが切り替え可能で、異なる装備に付け替えると見た目もしっかり変わります。

 流石に体験版では交換できる装備が少なかったですが、装備が充実すれば見た目にもこだわれそうで楽しみですね。

[IMAGE]

 装備を変えると能力値も変化。本作にはキャラクターの装備変更の要素はないですが、それがメカの装備変化に置き換わっているイメージです。

[IMAGE]

 キャラクターにも育成要素があり、レベルアップで取得可能なAPを消費してアビリティを習得できます。アビリティにはシンプルに攻撃力を強化するものや特性のスキルを強化するものなどさまざま。

 ちなみにアビリティリセットによる再振り分けも自由で、デメリットなく何回でも可能です。状況や入手した装備に合わせてアビリティ構成を変えたりなどの戦略性も味わえそうですね。

フィールド&バトル:ブレイク&ドライバーズハイで戦略的なバトルが楽しめる!【スターバイツ体験版レビュー】


 体験版で探索できたフィールドは砂漠地帯。ストーリーが進行すると盗賊団のアジトも探索することができました。

[IMAGE]

 フィールド上ではダッシュも可能で、移動は快適。シンボルエンカウント形式でフィールドが比較的広いので、敵を避けて進みやすいのもうれしいところ。

[IMAGE]

 さらにフィールド上にあるセーブポイントでは“休息”してHPなどを完全回復できます。ここを拠点に周囲の敵を倒していけばレベル上げも簡単!

 ちなみに体験版時点では比較的レベル上げの恩恵が大きい印象だったので、敵が強いと感じたらセーブポイントを拠点にスキルをガンガン使って効率的にレベルを上げていくのがよさそうです。

[IMAGE]

 バトルは基本的にはターン制RPGとしてスタンダードなものなので、すぐにシステムを理解しやすいと思います。

 難易度は3段階から選択可能で、メニューからいつでも変更できます。難易度“ノーマル”の場合は単純にゴリ押しでも何とかなるバランスではありますが、やや敵がタフなので、弱点などを意識するとより効率的に倒すことが可能です。

[IMAGE]

 とくに意識したいのが“ブレイク”のタイミング。弱点を攻撃してバリアポイントを削ると敵をブレイク状態にして、一定時間無力化することができます。

 無力化してそのスキに別の敵を攻撃するか、ブレイク状態では被ダメージが上昇するので一気に攻勢に出るかは状況しだい! 個人的には、もう少しで倒せそうな状況であればブレイク状態で放置。まだHPが残っている場合は追撃と使い分けていました。

[IMAGE]

 さらに特徴的なシステムが“ドライバーズハイ”。攻撃したりされたりするとDHゲージがたまり、フルになると使用可能です。通常はタイムラインの順番に行動可能なところ、それを無視して行動可能に!

 ドライバーズハイ中はスキルの名称も変化。基本的にはより効果量などがパワーアップされるので、効果的にダメージを与えられます。

 うまく使えば、敵の大技を妨害してブレイクを狙ったりなどのテクニカルな立ち回りも可能です。とはいえDHゲージは比較的たまりやすいので、ザコ戦などではたまったらすぐに使って攻撃しても大丈夫そうですね。

ストーリー&キャラクター:明るいならず者たちが活躍するディストピアストーリー!【スターバイツ体験版レビュー】


 逃亡者や犯罪者が集まって暮らすならず者たちの都市“ディライトシティ”が本作の舞台。そこで生まれ育った主人公の“ルキダ”が、惑星から脱出するための密輸船のチケットを手に入れることから、物語はスタートします。

[IMAGE]

 親の借金のせいで惑星に縛り付けられるというなかなか悲惨な境遇ながら、まったく暗さを感じさせず前向きな性格を見せるルキダ。彼女だけでなく、ディライトシティの住人たちはシビアな環境のなかでも明るいです。ディストピアものですが、物語のノリはけっこうコミカル。

 物語序盤の目標は“惑星脱出”ですが、それがどう変わっていくのか、変わらないのかは体験版では不明です。こういったドン底環境にいる主人公は成り上がりを目指すのが定番なイメージですが、そういった上昇志向みたいなものはそこまでなさそうな雰囲気。

[IMAGE]

 ルキダを支えるグウェンドルとバジャーとの関係性にも注目。付き合いの長さを感じさせる気安い会話がホッコリします。

 2人とも頼れる姉貴分&兄貴分といった感じで、まだまだ序盤のストーリーながら好感度が高め。

[IMAGE]

 そんな2人に心配されながらも惑星の脱出を図るルキダが、謎のロボに襲われてチケットを紛失するのが序盤の大きな展開。そこからルキダは2人の力を借りながら、消えたチケットを探すために砂漠の探索に赴きます。

 下記で、ルキダを含むパーティメンバー3人の性能的な特徴について解説します。

ルキダ:味方を回復できる貴重なサポーター&バファー

[IMAGE]

 ルキダは、スキルで回復手段を持つサポーター。序盤は回復アイテムが貴重なので、スキルで回復できるのがありがたい!

 さらにスキル“チアー”で味方全体の攻撃力を増加できる点も強力。とくに強敵との戦闘で役立ちそうです。

グウェンドル:素早さ重視のアタッカー

[IMAGE]

 グウェンドルは、ライフルによる狙撃が強力なアタッカー。スキルで自身の速度を上昇させることができるので、手数重視で構成に出れます。

 3人のなかでは比較的火力が高めなので、アタッカーとして活躍できそうな性能。ルキダによるサポートやアビリティで火力を伸ばしていくのがよさそうです。

バジャー:タフさが魅力のタンク

[IMAGE]

 バジャーは、スキルで自身の防御力を増加させるタフさが特徴的なキャラクター。

 正直体験版序盤時点では、スキルで自分だけ硬くなっても……という印象でしたが、レベルを上げていくと自分に攻撃対象を向けさせる、いわゆる“挑発”系のスキルを習得します。序盤だけは不遇ですが、レベルが上がりさえすれば、頼れるタンクとして活躍してくれそうですね。

体験版の注目ポイントは?【スターバイツ体験版レビュー】


 個性的なキャラクターの掛け合いや特徴的なバトルシステムが楽しい『スターバイツ』。

[IMAGE]

 体験版のプレイ時間は、およそ1~2時間といったところ。ストーリーはまだまだ序盤ながら、戦略的なバトルや探索が楽しめます。キャラクターは育成していくごとに個性が際立っていくので、よりバトルを楽しみたい場合は育成でレベル上げしてみるのもオススメです。

 体験版は現在配信中。王道RPGが好きな人はハマれる作品になっているので、ぜひ触ってみてください!

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります