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東京から幕張メッセまでの道のりまとめ。海浜幕張や幕張本郷からのアクセスやバス・有料特急ルートも紹介。知っておくと便利な豆知識も

文:電撃オンライン

公開日時:

 東京ゲームショウ2025が9月25日~28日にかけて開催されます。会場となる幕張メッセはほかにも多くのイベントが実施される場所ですが、意外にアクセスが複雑で、とくに遠方から訪れる人はルート決めに悩むこともあるでしょう。

 そこで本稿では、幕張メッセまでの各種道のりを紹介。電車やバスを使った各種ルートに加えて、実際に現地に行かないと気が付かない注意点などもお伝えしていきます。

[IMAGE]※こちらの記事の情報は、2025年9月10日時点の情報となります。

幕張メッセの最寄り駅を紹介

 まず幕張メッセに行くための最寄り駅を紹介します。

JR海浜幕張駅


 おそらく最も多くの人が利用する海浜幕張駅。京葉線と武蔵野線の2つの路線が通っています。

 幕張メッセの展示ホールまでは10~12分(駅南口から約800メートル)。イベントなどでは普段よりも人が多くなることを考えて、幕張メッセ(展示ホール1~8)までは徒歩15~20分を見ておくといいかもしれません。

 海浜幕張駅は幕張メッセ来場者の多くが利用するため混雑は必至。とくに土日は複数のイベントが同時開催されていることも多く、ピーク時にはホームに乗車待ちの列ができることも。イベント会場前、閉場前の時間帯に利用する際には駅での所要時間を多く見積もっておくべきです。

■ポイント
  • 幕張メッセ最寄りの電車駅
  • 徒歩約10~12分。ただし混雑時は要注意
  • 東京駅からの料金は571円(切符は580円)

JR幕張豊砂駅

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 2024年から新習志野駅と海浜幕張駅の間に新駅・幕張豊砂駅が誕生しました。

 幕張メッセまでは徒歩で20分(駅出口から約1.4km)ほど。若干海浜幕張駅よりは離れていますが、道中のイオンモールの館内を通り道にすることで冷暖房の効いた道を歩いて進めたり、スーパーで飲み物を調達したり、フードコートで食事できたりします。また、駅から路線バス(
時刻表)も存在しており、乗車時間は約4分。

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 海浜幕張駅ほど利用客も多くないので、少し歩いてでも混雑を避けたい方にオススメの駅です。ただし、京葉線快速が止まらない点は注意が必要です。

 なお、東京方面から来る場合は、海浜幕張駅よりも手前にあるため、交通費が変わるケースがあります。たとえば、東京駅から海浜幕張駅だと571円かかるところが、幕張豊砂駅までだと483円と約90円ほど節約できます。少しでも交通費を浮かせたい場合は、自宅も最寄り駅から海浜幕張駅、幕張豊砂駅までの電車賃を調べてみるのもよいでしょう。

■ポイント
  • 徒歩約20分。路線バスも存在
  • 京葉線快速は止まらないので要注意
  • 東京駅からの料金は483円(切符は490円)

JR幕張本郷駅/京成幕張本郷駅

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 海浜幕張駅とは異なり総武線と京成線が通っている駅。総武線が通っていることから、新宿駅や秋葉原駅など主要駅から1本でアクセスできる強みがあります。

 しかし、幕張メッセまでは徒歩50分と離れているため、幕張本郷駅からバスやタクシーなどで会場まで移動する必要があります。

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【電車:総武線】秋葉原駅(西船橋・千葉方面)⇒幕張本郷駅
時刻表:
平日土曜・休日 
所要時間:約42分
料金:秋葉原駅から483円(切符は490円)

【電車:京成線】京成上野駅(成田空港行)⇒京成津田沼駅(ちはら台行)⇒京成幕張本郷駅
時刻表:
こちらから検索
所要時間:約43分
料金:京成上野駅から502円(切符は510円)

【バス:京成バス】幕01“幕張メッセ中央行”に乗り、幕張メッセ中央で下車
時刻表:
こちら
所要時間:約23分

■ポイント
  • 新宿駅や秋葉原駅などの駅からアクセスしやすい
  • 駅~幕張メッセはバスやタクシーで移動(徒歩は非推奨)

JR幕張駅

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 総武線・幕張本郷駅の隣には幕張駅もあります。距離感としては幕張本郷駅と大きな差はありませんが、海浜幕張・幕張メッセまでのバスの数が少なく、ピンポイントで時間を合わせて乗らなければいけません。

 所要時間もほとんど変わらないため、基本的には幕張本郷駅を利用することを推奨します。

バスを利用する場合はこちら

 幕張本郷駅から会場に行く場合のバスはこちら。特段混む道ではありませんが、道路状況によって運行時間が変動する場合もあるので+5分程度の余裕は見積もっておきたいところ。

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【京成バス】幕張本郷駅(幕張メッセ中央行)⇒幕張メッセ中央
のりば:1番のりば
所要時間:約20分
料金:250円
バス停から会場まで:約徒歩1分

【京成バス】幕張本郷駅(ZOZOマリンスタジアム行)⇒タウンセンター
のりば:1番のりば
所要時間:約20分
料金:250円
バス停から会場まで:約徒歩3分

【京成バス】幕張本郷駅(海浜幕張駅行/医療センター行)⇒海浜幕張駅
のりば:1番のりば
所要時間:約15分
料金:220円
バス停から会場まで:約徒歩5分
【京成バス】幕張駅⇒海浜幕張駅
のりば:1番のりば
所要時間:約12分
料金:220円
バス停から会場まで:約徒歩5分

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 割高にはなってしまいますが、バスの代わりにタクシーを利用するのも手段の1つ。友人と一緒に来場する方は、幕張本郷駅・幕張駅⇔幕張メッセのタクシー移動を検討してみましょう。料金は駅から会場までで1,700円前後になります。

 幕張駅はバスターミナルが幕張メッセと逆方向の北口、タクシー乗り場が南口にあるので、駅から出る際には方面に注意です。

有料特急で早く快適に東京駅まで


 割高にはなるものの、新宿・東京駅から海浜幕張毛駅経由でJRの有料特急わかしおが運行しています。

 こちらは1時間に1本程度の運行で料金は東京→海浜幕張で約1,300円と安くはないですが、指定席なので確実に座って会場まで行くことができます。

 逆方面の海浜幕張駅→東京駅のルートもあるので、疲れて帰る場合に備えて帰りだけ特急を確保しておくのもありかもしれません。

【特急わかしお】東京駅(勝浦行/安房鴨川行)⇒海浜幕張駅
時刻表:
平日休日
所要時間:約23分
料金:1,340円(通常の運賃580円+特急券760円)
会場までの距離:徒歩約5分

高速バスなら東京駅と空港にアクセス可能

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 幕張メッセ会場前からは高速バスも発車しています。東京駅・羽田空港・成田空港の3方面に移動できます。

【高速バス】幕張メッセ中央(東京駅行)⇒東京駅
のりば:2番のりば(時刻表)
所要時間:約41~46分
料金:820円
会場からバス停まで:約徒歩1分

【高速バス】幕張メッセ中央(羽田空港行)⇒羽田空港
のりば:3番のりば(時刻表)
所要時間:約42~54分
料金:1,150円
会場からバス停まで:約徒歩1分

【高速バス】幕張メッセ中央(成田空港行)⇒成田空港
のりば:3番のりば(時刻表)
所要時間:約40分
料金:900円
会場からバス停まで:約徒歩1分

 高速バスは開催されるイベントによっては臨時便が出ている場合もあります。事前にチェックをして時間が合うものがあれば利用するのも手です。

幕張メッセにアクセスする際の注意点まとめ

 最後に、幕張メッセに行く際に気を付けるべきポイントを筆者の経験談を交えてお伝え。とくに、遠方から初めて幕張メッセに行くビギナーの人に注意してもらいたいポイントをお伝えしていきます。

1:幕張駅と幕張本郷駅は幕張メッセまでかなり遠め

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 記事冒頭でも説明しましたが、幕張メッセの最寄り駅は“海浜幕張駅”です。幕張駅と幕張本郷駅は名前に幕張とありますが、幕張メッセまで徒歩で行くのは現実的ではありません。とくに気温の高い夏場は健康面からも徒歩でのアクセスは避けることを強く推奨します。

 「じゃあタクシーやバスで行けばいいじゃん!」と幕張本本郷駅や幕張駅で降りたら時間帯が悪くどちらも乗車できず……という二段トラップが発動するかもしれない点も注意が必要。もしもイベント開催時に幕張駅や幕張本郷駅から幕張メッセ会場に向かう場合は、検索などで出てくる時間よりも多めにかかると想定しておいたほうが無難でしょう。

2:東京駅の京葉線乗り換えは10分近く歩きます

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 幕張メッセを利用する際に京葉線を利用する人は多く、その中でも東京駅から向かう方も多いでしょう。そこで乗り換え案内アプリを利用する際には、京葉線乗り換え時間を考慮した乗り換え案内を見るようにしましょう。

 その理由は京葉線ホームまで歩く距離の長さ。一直線の長い通路には動く歩道が設置されるほどで、乗り換えまでに10分弱歩くことになります。

 遠方から来た方が荷物を持って10分歩くとなるとかなりの重労働。一応有楽町駅からアクセスすることで時短する小技もありますが、土地勘がない方は迷う可能性もあるので要注意。東京駅で乗り換えをする場合、歩くことを考慮した時間と荷物で行くとよいでしょう。

3:複雑な京葉線・武蔵野線の乗り換え

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 海浜幕張駅を利用する際に、西船橋→南船橋→海浜幕張と武蔵野線経由で乗り換えをするケースがあります。これは南船橋行きの列車がある関係で、そこから京葉線に乗り換える必要があるため。しかし、西船橋駅には海浜幕張行きの直接行ける武蔵野線も通っているので、ここで混乱してしまう人もいることでしょう。

 この仕組みは路線図を見るとわかるのですが、西船橋を境目に武蔵野線が2つの路線に枝分かれしている関係で複雑化しています。そして、その枝分かれした路線を繋げて走っているのが京葉線です。この路線図を頭に入れておけば、乗り換えのミスも減らせるはず。

4:帰りの幕張本郷行きのバスはあまり混んでいないことも

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 前述した海浜幕張駅の帰宅ラッシュを避ける方法として、帰りにバスを使って幕張本郷駅に向かう選択肢があります。じつは、あまりバスを使って帰ることを考えていない人が多いのか、バス停に並んでいればバスには簡単に乗れ、なんなら座れたりします。

 そのうえ、総武線や京成線も幕張本郷駅付近では混雑することは比較的稀。常に座り続けながら電車で帰ることも可能なのです。

 バスを使用する関係で所要時間が増えてしまいますが、座って帰りたいという人にはオススメのルートです。

近隣の飲食店もチェック

 ここでは、幕張メッセ内、近隣施設で食事ができる場・食品が購入できる場所を紹介します。近隣の飲食店はイベント開催がある土日などは混雑必至ですが、立地や人の流れを読めば混雑を避けて利用できる可能性もあります。

 総じて言えることは、どこも混雑している予想で動くべきということ。会場で出会った仲間とそのあたりの飲食店に入って適当に……というノープランだと長時間待つ可能性も高いです。要注意!

 そのうえで、ここで紹介するレパートリーを抑えておき「ここなら空いてるかも?」と複数プランを用意しておけば、落ち着いて食事を取ることもできるでしょう。

ニューヤマザキデイリーストア

営業日:イベント開催状況による

 幕張メッセ内に3店舗あるコンビニ。土日はかなり豊富な品揃えで、コンビニランチでもかまわないのであればここが一番便利。付近にテーブルとイスが用意されているスペースもあったりします。

 食材だけでなく、出先で欲しくなる手拭きや衣類、医療品なども購入できます。

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WORLD KITCHENS! -ワールドキッチンズ- ROYAL KITCHENS! -ロイヤルキッチンズ!-

営業日:イベント開催状況による

 幕張メッセ内にあるレストラン。会場を出ずにしっかりと食事をしたいのであればここ。席に限りがあるのでランチタイムの混雑は避けられませんが、移動せずに落ち着いてご飯を食べたい場合は利用したい店舗です。

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プレナ幕張(海浜幕張駅南)

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 幕張メッセ近くにある商業施設。1階にはフードコートがあり、はなまるうどん、舎鈴、吉野家などレパートリー豊富な飲食店があります。会場からの距離も近く、駅から幕張メッセまでの通り道にあるので少し外に出て食事をする際に適している場所です。

ワールドビジネスガーデン

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 幕張メッセから道路を挟んで向かいにある施設。中にあるレストランは中華やラーメン、そばやうどんなど、しっかりと店舗営業をしているレストランがあります。

 土日やイベント時はやや混雑しますが、駅と会場の同線から少し外れている影響で比較的利用しやすいタイミングも多いです。

イオンモール幕張新都心

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 会場からは少し歩くことになりますが、海浜幕張駅と逆側にあることもあり穴場になるチャンスのある施設。併設されているフードコートに加えて食品の販売もあります。

 イベント来場者とは別に周辺住民の方々がイオンモールを利用しているのでお昼時などは混み合いますが、イベント終了時などの会場来場者を避けたい場合は選択肢に入ります。

メッセ・アミューズ・モール

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 海浜幕張駅の北側、幕張メッセ方面の逆出口にある施設。こちらも寿司屋、居酒屋、焼き肉などしっかりとしたレストランが営業しています。駅前という立地の関係でイベント終了後には大変混雑が予想されるエリアです。

 一方で、会場と逆側の出口ということで、イベント開始直後や間もないタイミングの食事の選択肢としてはあり。遅めに海浜幕張駅から会場入りするついでにランチなどの際には利用を検討しましょう。近隣のほかのビルにも飲食店が入っており、海浜幕張駅の北口は南口よりも食事の選択肢が多いです。

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万全の準備で快適なイベントライフを

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 イベント内容や交通状況によって多少の変動がありますが、この記事でお伝えした案内が幕張メッセを訪れる方の手助けになれば幸いです。

 また、最後の豆知識に関しては筆者の体験談を元にしており、ほかにも「じつはめっちゃ便利な裏技が……」というネタを持っている方もいらっしゃるかもしれません。もし、ほかに幕張メッセで役立つ知識があれば、本記事の投稿に引用やリプライで教えてください。

 快適なイベントを満喫するため万全の準備を備えて幕張メッセを目指しましょう!

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