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『深 四のの目 陰陽の巫女』Switch版試遊でステッカーがもらえる。最終ダンジョンの曲を試聴【TGS2025:KADOKAWA Game Linkageブース】

文:終末のバンギア。/市野ルギア

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 2025年9月25日(木)~28日(日)幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2025(TGS2025)”のインディーゲームコーナーに出展しているKADOKAWA Game Linkageブース(11-E15)で、音を探り声で誘う新機軸の思考型ローグライクホラーゲーム『深 四のの目-陰陽の巫女-』のNintendo Switch版が試遊可能な状態で初出展!

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 本作のストーリーモード“祓(はらへ)”の最終ダンジョン曲を手掛けた、ミュージシャンでゲームライターの顔を持つ市野ルギアがブースにお邪魔して、その模様をお届けします。この記事で特別に最終ダンジョン曲の解説と試聴もできますので、ぜひ聴いてみてください。

『深 四のの目-陰陽の巫女-』ってどんなゲーム?


 ローグライクとは、入るたびにマップの構造や出現する敵の位置、アイテムの配置などが変わり毎回違ったプレイ体験ができるタイプのゲームを指します。

 本作は、行方不明の兄を探す巫女“よの”(声優:椋本あきほ)が、毎回構造が変化し、多くのモノノケが巣くう屋敷からの脱出に挑む和製ホラーテイストの思考型ローグライクゲームです。

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 本作の特徴として、部屋のなかで耳を研ぎ澄ませ、隣の部屋の気配を“音”で探り、モノノケの気配がすれば、あらかじめ部屋に仕掛けた罠に“声”でおびき寄せて退治するなど、“音”をキーワードにその時々の状況を考えながら進むパズル要素を持ち合わせています。自分の知恵と発想でピンチを上手く切り抜けて脱出できたときは、心地よい達成感を味わうことができます。

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▲ゲームプレイ画面はこんな感じ。

 また、数々の名作を生み出してきたクリエイター陣によって制作されており、ディレクターを務めるのは『バイオハザード』や『ファイナルファンタジー XI』なども手掛けた岩尾賢一氏。

 キャラクターデザインは『ブレス オブ ファイア』シリーズや『デビルメイクライ4』、『5』などを手掛けた吉川達哉氏。

 プログラミングは『風来のシレン みんなで不思議のダンジョン』や『Fate/Grand Order』などを手掛けた荻野洋氏というなんとも豪華なメンバーなのです。

“TGS2025”試遊でステッカーをゲット


 今回の“TGS 2025”出展では、Switch版が初出展されており、物語を進める“祓(はらへ)”モードを試遊しました。プレイは、“音”を頼りにするのでヘッドホン装着がオススメなスタイルです。実際に試遊ブースでもヘッドホン装着してプレイします。

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▲ヘッドホン装着で“祓(はらへ)”モードをプレイ。

 屋敷の部屋に入り、じっくりと耳を澄ませて扉の先の気配を探りながら進むというプレイスタイルは、ゲームの世界にかなり没入できます。私自身、『不思議なダンジョン』シリーズなどのローグライクタイプのゲームはいくつかプレイしてきましたが、“音”を頼りにつぎの部屋を探って、うめき声でその部屋にいるモノノケのタイプを判別するといったスタイルはとても新鮮です。

 ブースには2台のSwitchが設置されており、試遊が終わると主人公「よの」が大きく描かれた特製ステッカーがもらえるので、行かれる方はぜひゲットしてみてください。

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▲“TGS 2025”へ行くなら特製ステッカーをゲットしたいところ。

“祓(はらへ)”最終ダンジョン曲の試聴を特別にお届け!


 本作はローグライクなのですが、物語を進める“祓(はらへ)”モードはマップが固定です。なので、脱出に失敗しても同じマップで進めることができます。このモードは、物語を進めながらゲームの楽しさが自然にわかるようになっています。

 この“祓(はらへ)”モードの最終ダンジョン曲は、私が担当して作曲いたしました。この曲は、和製ホラーの要素を意識しつつ、ダンジョンの奥深くへと進む雰囲気を、和楽器などを用いて雅楽風にアレンジして表現しています。

 今回、こちらで30秒だけですが(全体は2分30秒ほどの曲です)試聴できるようにしましたので、ぜひ聞いてみてください。


 くり返すメロディーが少しずつ変化していき、楽曲の最後には場を祓う神楽(かぐら)のようなイメージの盛り上がりになっていきますので、リリースされた暁にはぜひとも最終ダンジョンに到達して聴いてみて下さい。

 また、
私(市野ルギア)のXアカウントでは、手掛ける楽曲のことや手掛けた記事などの情報をつぶやいています。プロデュースしている音楽ユニットのことや、趣味のことなども雑多につぶやいておりますが、よろしければフォローしてもらえると嬉しいです。

 本作のリリースを私自身も楽しみにしております。プレイする皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。

市野ルギア プロフィール

 フリーのミュージシャンで編集ライター。週刊ファミ通の『ポケットモンスター』シリーズや派生ソフトの記事をはじめ『ファイナルファンタジーXI』などさまざまなゲームタイトルの記事を手掛けました。

 ゲーム(おもにオンラインゲーム)の楽曲やアレンジを手掛け、現在ではオリジナルの歌から絵本などの物語にする音楽ユニット「終末のバンギア。」をプロデュース。ラジオ番組やテレビ番組の主題歌なども手掛けています。これまでの実績などは“ポートフォリオ”ページをご用意しておりますので、そちらをご参照ください。

“東京ゲームショウ2025”開催概要


会場:千葉県・幕張メッセ(展示ホール1~11、国際会議場、イベントホール)

ビジネスデイ:
9月25日(木)10:00~17:00
9月26日(金)10:00~17:00

一般公開日:
9月27日(土)09:30~17:00
9月28日(日)09:30~16:30


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