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『紅白レスレリ』は主人公2人の丁寧な描写や豊富なキャラコメなど、私が求める要素が高密度で詰め込まれた至高のRPGだった【電撃の激押し神ゲー2025】

文:江波戸るく

公開日時:

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 電撃オンライン編集部スタッフが実際に遊んだうえでオススメ作品をプッシュする特集企画"電撃の激押し神ゲー2025"。

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 この記事では2025年9月26日に発売された、Nintendo Switch/PS5/PS4/Steam用の錬金術RPG『紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~(以下、紅白レスレリ)』の魅力を江波戸るくが語ります。

『アトリエ』シリーズ初心者でも楽しめる錬金術RPG


 ランターナ大陸の3つの州の境にあり、かつて謎の災害に襲われて一時的に禁足地となっていた街・ハルフェン。『紅白レスレリ』はその地を故郷とする、リアスとスレイの2人を主人公とした物語が描かれます。

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 タイトルにも含まれている『レスレリアーナのアトリエ(以下、レスレリ)』自体は現在ソーシャルゲームとして展開されているものも別でありますが、本作はそちらと世界観は共通しつつも独立した物語となっています。

 公式では時間軸の説明もされており、『紅白レスレリ』は『レスレリ』の本編11章の少しあとから始まります。

 既に大きなできごとがあったばかりですが、ランターナ大陸で何があったのか、という部分については作中で話してくれるのでご安心を。『レスレリ』をプレイ済の方は「あのあとか!」とピンとくると思います。


 仲間としてパーティに加わるロゼ、ウィルベル、トトリ、ソフィー以外にも、『レスレリ』の主人公であるレスナやヴァレリア、NPCとしても歴代『アトリエ』シリーズのキャラクターが数多く登場してリアス&スレイと出会うこととなります。

 もし歴代作品や『レスレリ』を知らなくても、2人と同じ目線で彼女たちのことを知ることができます。気になるキャラクターがいたら、ここからシリーズ作品をプレイしてみるのもよさそうです。

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 1周目のクリア時間はおおよそ35時間でしたが、錬金にハマるとさらに伸びると思われます。

 私はストーリー優先である程度サクサク進めていましたが、錬金レシピを極力埋め、フィールドや亜空の道で素材集めに夢中になると、これの倍近くはかかるかも……?

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 亜空の道のような、都度構造が変わる自動生成系のダンジョンが好きな方は、こちらにもずっと潜ってしまうのではないでしょうか。素材がザクザク取れるのでなおさらです。

 もちろん、採取したり錬金で作ったりしたアイテムや装備品などは、リアスが祖父から引き継いだ“ヤドリギ堂”で販売することが可能です。それに伴ってハルフェンの復興も進んでいくので、その繰り返しにハマるともう戻れない気がしてなりません。

“これだよこれ!”という要素が多い嬉しさ


 私はRPG、というよりゲームに個人的に求めている要素がいくつかあるのですが、『紅白レスレリ』はそれが多く含まれていた、と言っても過言ではありません。だからこそ、本企画でピックアップするタイトルとして選出しました。

 そもそも『アトリエ』シリーズをほとんど知らないにも関わらず、本作を購入したという流れがあるのですが、率直に言うと「主人公たちのキャラクターデザインが好みで、その2人がいい感じになりそうだったから」でした。

 が、その中に「この作品なんだか好みな気がする!」という、謎の直感がありました。今思えば、それは間違っていなかった……。

 メインの軸にしっかりとした男女の関係性があって、ストーリーを見たいプレイヤー向けの易しい難易度もありつつ、それ次第では頭を使う手ごたえのある戦闘が楽しめて、とにかく刺さるBGMがあり、いいところの戦闘ではボーカル入りの曲が流れ、ほのぼのとしつつも中盤~終盤では……という部分があり、決戦前夜の会話も差し込まれている、など、挙げきれないほどです。


 必殺技が撃たれる時にカットインが入るのもとにかく好きなのですが、本作ではユナイトバーストでそれが差し込まれます。ゲージをある程度溜める必要があるため、そう頻繁に見られるものではありませんが、だからこそ、という印象。

 上ではひとまずリアスとスレイを引用しましたが、仲間であるロゼ、ウィルベル、トトリ、ソフィーのものも必見です。

 また、ただでさえ豊富なアイテムの説明(キャラクターのコメント)もかなりの数が用意されており、登場人物の関係性を見るのが好きな方はこれだけでも満足度が高くなりそうです。こういう小ネタが好きなプレイヤーなので、すみずみまで眺めたくなってしまいました。

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▲アイテム一覧をスクロールしつつ、一体どれだけのテキストが……? と、開発チームに思わず感謝。

2周目でさらに見守りたくなる、リアスとスレイの関係性


 ちなみに、物語開始時にリアスとスレイどちらかを選択することとなりますが、2人がゆく旅路の大筋は変わりません。

 とはいえ、選択式ということで、イベントシーンの違いは当然あります。主にそれぞれの主人公の心情の描写や、別の人物との対話が見られるといった形ですが、難易度には違いはないので、最初は好きなほうを選んで問題ナシです。

 ……つまり、この2人にハマると「あの時スレイ(またはリアス)は何を考えていたのかな」「この場面でもう1人は何をしていたんだろう?」といった具合にどうしても気になってしまい、それを補完すべく、2周目に誘われるわけです。ダブル主人公ものはここがずるいですね(※褒めています)。

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 序盤でリアスが「運命の出会いってやつじゃない?」と、さらりと出会ったばかりのスレイに向かって言い放ち、彼を戸惑わせてしまうという微笑ましい場面がありますが、2周目にもなると全力で頷きたくなります。

 とにかく丁寧にリアスとスレイの関係が描写されており、あまりにもいいものでした。そのあたりの石ころか草花か、漂う雲になって2人を見守りたい気持ちになります。

より楽しめるようになる追加DLCも配信中


 『紅白レスレリ』でもDLCが次々と配信されており、12月22日には追加コンテンツ第4弾がリリースされました。

 こちらには高難易度ダンジョン“逆さ刻みの時計工房”と、レシピ拡張パック“錬金術の神髄”が含まれており、本作をさらに深く楽しむことが可能になります。特に高難易度ダンジョンは、やりこみ派のプレイヤーにとって嬉しいところ。

逆さ刻みの時計工房


 新たな高難易度の亜空の道が追加。この“逆さ刻みの時計工房”では戦闘システムが追加されており、今までとは異なる特殊なダンジョンとなっています。

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 一筋縄ではいかないダンジョンですが、最奥には特殊な報酬があるとか……?

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錬金術の神髄


 冒険がさらに充実するアイテムが錬金できるようになります。

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 レシピの中にはキャラごとの専用アイテムもあり、全員分揃えたくなってしまいますね。時間が溶ける……。

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▲専用アイテム使用時には特別な演出も(こちらはロゼの場合)。

 『レスレリ』を遊んだことがない方でも、『アトリエ』シリーズを初めてプレイする、という方でも楽しめる『紅白レスレリ』。

 年末にRPGを遊びたい、という方はぜひ、リアスとスレイの物語に触れてみてください。

『紅白レスレリ』初セールが実施中!

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 現在行われているダウンロード版のホリデーセールには、『アトリエ』シリーズのタイトルも複数登場しています。

 『紅白レスレリ』は初セールとなるため、この機会をお見逃しなく!

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▲余談ですが、『紅白レスレリ』はサウンドトラックの発売が予定されていません。現状、プレミアムBOXの特典でのみ入手可能です。詳細は当然伏せますが、最後のボス戦の曲をじっくり多くの人に聴いてもらいたい……! まだ買えるところがあったらこちらの購入、おすすめです!(※回し者ではありません)

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