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『クレール・オブスキュール:エクスペディション 33』本当に素敵なRPGを作ってくれてありがとうと言いたい【電撃の激押し神ゲー2025】

文:りえぽん

公開日時:


※『Clair Obscur: Expedition 33』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。


 電撃オンライン編集部スタッフが実際に遊んだうえでオススメ作品をプッシュする特集企画"電撃の激押し神ゲー2025"。『クレール・オブスキュール:エクスペディション 33』にドはまりしたりえぽんがその魅力をお伝えします!

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JRPGへのリスペクトが最高すぎて隅から隅まで楽しんだ『クレール・オブスキュール:エクスペディション 33』


 『クレール・オブスキュール:エクスペディション 33』GOTYおめでとうございます! ということで“The Game Awards 2025”の発表直後に記事を書いています、RPG大好きなりえぽんです。

 『クレール・オブスキュール:エクスペディション 33』は“The Game Awards 2025”でGame of the Yearをはじめ、Best Debut Indie GameやBest RPGなど見事9冠を達成。この高評価も納得の、それだけ素晴らしいRPGなんです。

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 本作は見た目こそはベル・エポックからインスピレーションを受けたというだけあって、少し独特な雰囲気の見た目となっていますが、その中身は本当にJRPGが好きでJRPGをリスペクトして作っている作品だと感じられます。

 しっかりとした設定のファンタジー世界を舞台に、ベースは悲壮感が強めな物語ですが、ユーモアもしっかり含まれています。JRPGはそういったタイトルが多いと思いませんか? それと結構難しいミニゲームが豊富にあるのも、JRPGリスペクトだなと感じました(笑)。

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 戦闘がターン制バトルというのもポイント。そこにパリィや回避などの要素を加えていて、特にボス戦はうまくパリィや回避が決まると最高に気持ちがいいです。ただ裏ボスは……メチャクチャきつかったのでルミナの組み合わせでちょっとずるい戦法でなんとかしました。そういう小技ができるのもJRPGっぽいところですね。

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 キャラクターもみんな魅力的。マエルにギュスターヴといったパーティで戦うメンバーはもちろん、ジェストラルたちやみんな大好きエスキエは私も大好きです。どうしてもメインの物語が暗くなりがちなので、いろいろと笑えるシーンが多いジェストラルとエスキエの存在には救われました。これはきっとマエルたちも同じなのではないでしょうか。といっても、彼らにも悲しいシーンはあるのですが……。

 遊べば遊ぶほど、開発者の皆さんはJRPGが大好きなんだなというのが伝わってきて、PS5版で全トロフィーを獲得するまでがっつり遊びました。RPG好きで遊んでいない方はもったいないと思いますので、ぜひ楽しんでみてほしいです!

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 ちなみに、本作は音楽も最高です。“The Game Awards 2025”でもBest Score and Musicを獲得しています。ゲームをクリアするとそのサントラをしばらく聴きまくるのですが、『クレール・オブスキュール:エクスペディション 33』は、クリアしてからずっとサントラを聴いています。

 オーケストラ版の動画がSandfall InteractiveのYouTubeにアップされているので、ぜひ聴いてみてください。ゲーム中でも印象的な『Alicia』や『Lumiere』が最高です。


 大型無料アップデートの“Thank You アップデート”も実装されたので、早速また遊び始めたいと思います。開発したSandfall Interactiveの皆さんには、本当にこんなに素敵なRPGを作ってくれて、ありがとうと伝えたいです!

※セガが、イギリスのゲームパブリッシャーKepler Interactiveおよびフランスの開発スタジオSandfall Interactiveと、日本市場向けのPS5のパッケージ版に関する共同パブリッシング契約を締結し、本作のPS5版の製造・販売を担当しています。


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