多くの発表が行われたステージを終えたばかりのキャスト・スタッフの皆さんに、アニメへの思いや見どころについてお話を伺いました。
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インタビュー前編では、主にキャストの方々にご自身が演じるキャラクターやオーディションの秘話をお聞きしました。この後編では、アニメならではの表現や制作の注目点などをお聞きします。
索引
閉じる——音楽に中村弘⼆さんを起用した理由について教えてください。
元の音楽の素材も活かせるアレンジ力や、東洋から西洋まで幅広い世界感に対応する音楽を得意とされている人物ということで、中村さんに是非やってもらいたいなという形でお願いしました。
誤解がないようにあらためてですが、ゲーム中の楽曲を使わないというわけではなく、アレンジなどをして使う部分は多々あります。なので、なじみがある場所ではなじみのある音楽が聴けると思いますし、みなさんが聞き覚えがあるメロディは随所で感じられると思います。
――新たに公開された第3弾イメージビジュアルはいかがですか?
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2人の目線を見ると、それぞれが向かっている先や背負っているものなど、いろいろなことを想像してしまいます。
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――コンテについてのこだわりを教えてください。サトウ監督は自らコンテも担当されていますよね?
もちろん、『幻想水滸伝』らしいアクションもきちんと見せていきたいです。ゲーム会社から派生したアニメスタジオであるKONAMI animationならではのCG・デジタル技術が活用されたものとなるので、そういった部分をどう組み込んでいくかもいろいろと考えています。
ゲームとアニメの文脈は全然違う。そのうえでのさまざまな挑戦について
――アニメと原作ゲームの違いや、アニメ化する上での挑戦についてお聞かせください。
アニメの限られた尺の中で、原作をそのまま再現することはできません。アニメならではの体験として、どうやって物語のコアな部分を抽出してストーリーにしていくのが良いのか。原作であるゲームの物語を尊重しつつ、新しいチャレンジもしながら、アニメという表現の中で一番良いところを伝えられるように試行錯誤しています。
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あと、このアニメを通して、これまで『幻想水滸伝』を知らなかった方々にもたくさん知ってもらいたいなと。アニメを通して1つの世界を楽しみ、そこから「じゃあ、自分でゲームをプレイしてみよう」と思ってもらえると、アニメとは異なるさまざまな発見をできると思うんですよ。
先ほど崎山さんもおっしゃられたように、ゲームは自分で選択していろんな未来が選び取れます。つまり、当事者として物語を体験できるわけで、それってすごく楽しいことですよね。なので、このアニメがより多くの方に対しての『幻想水滸伝』の入り口になったらいいなと願っています。
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「原作を尊重しつつ新しいチャレンジを」。アニメ『幻想水滸伝』制作への意気込み
この3人のキャラクターがどんな道を歩んでいくのか、是非最後まで見届けていただけたら嬉しいです。
とても愛されてきた作品なのでそういった思いも一生懸命背負って、アフレコに望みたいと思います。
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アニメが始まる2026年までまだ少し時間があるので、まだゲームを遊んだことがない方も、すでにクリアしたことがある方も、ぜひ主人公の名前をリリュウにして『幻想水滸伝II』をプレイして、楽しみにお待ちいただければと思います。
そもそも『幻想水滸伝』のゲームは30年近くまえに発売されたもので、今の時代では遊ぶこと自体が大変でした。だからこそ『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』という形でお届けしたわけですが、それでもゲームを遊ぶことって、それなりにハードルが高いんですよね。ゲームソフトを買わないといけないし、人によっては遊ぶためのゲーム機から買わないといけなかったり。
アニメ化をきっかけにして、『幻想水滸伝』というタイトルを聞いたこともない、ゲーム機に興味のない方たち、中高生や若い人たちにも、『幻想水滸伝』の世界観やキャラクター達が織りなす魅力的な群像劇を楽しんでいただけたらなと思っています。
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このアニメ『幻想水滸伝』については、社内スタジオであるKONAMI animationと、さまざまな部分で連携しています。もちろん、ゲームのスタッフがアニメを作るというわけではなく、アニメのプロによる本格的なアニメ制作をしています。
逆にいうと崎山や自分はアニメを単に監修しているわけではなく、原作をそのまま再現できないアニメというメディアでどうしたらゲームの良さを表現できるかということを考えて制作に携わっています。『幻想水滸伝』の一番の強みである”物語”を描くために『II』をベースに、わかりやすく伝わりやすいものを目指しています。『幻想水滸伝』として作品を知らない方にも見ていただきたいです。
キャストについても、20年以上前のドラマCDに出演した声優の方々も候補に入れながら、さまざまな議論を行い、一部は続投、一部は思い切ったキャスト変更を行い、新しいことへの挑戦も行いました。同じことの再現だけではなく、より先へ進みたい、より多くの方々へと広がってほしいと願い、本気で新しい人の入口になって欲しいと思ってアニメを作っていますので、その意気込みを結果につなげられるよう頑張ります。
まとめ:ゲームの枠を超え、新たな世界を見せるアニメ『幻想水滸伝』
長く愛され続けてきた『幻想水滸伝』シリーズのアニメ化ということで、キャスト・スタッフの皆さんのお話からは、原作への敬意を忘れず、しかしアニメという表現方法でしか描けない新たな物語を創り上げようとする熱意が伝わってきました。
ゲームではプレイヤーが名前を決め、選択肢を選ぶことで物語が進行していた主人公。アニメでは1人のキャラクターとして確立された存在として描かれることになります。この変化にファンはどう反応するのか、そして新たなファンはどのようにこの作品を受け入れるのか——アニメ『幻想水滸伝』の今後の展開に注目です。
あなたは『幻想水滸伝』を既にプレイしていますか? それとも、このアニメがあなたと『幻想水滸伝』の出会いになるでしょうか? サトウ監督もおっしゃっていますが、この機会に主人公の名前をリリュウにして、ゲームのクリアを目指してみてはいかがでしょうか。
アニメ『幻想水滸伝』作品概要
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「その強さがあれば、すべてを守れると思った。」
デュナン地方北東部に存在し、強力な軍事力を保有するハイランド王国。
その少年兵部隊に所属する少年──主人公・リリュウと親友のジョウイ。2人は同じ星空を⾒上げ、同じテントで眠り、同じ未来を信じていた。
この戦いが終われば、夜が明ければ、またあの日常が戻ってくる。その思いも虚しく、2人は戦火に導かれた宿命の渦へと飲み込まれていく。
無力な少年たちが手に入れた強⼤な力。108の星が⼀際輝く夜空の下で、答えの無き問いを胸の内に抱えながら、少年達は、自らの信念のもとに歩み始める──
■放送時期
2026年
■CAST
リリュウ:熊谷俊輝
ジョウイ:土屋神葉
ナナミ:日原あゆみ
ビクトール:小西克幸
フリック:中村悠⼀
■STAFF
原作:コナミデジタルエンタテインメント
監督:サトウユーゾー
シリーズ構成:土屋理敬
ゲームキャラクターデザイン:石川 史(コナミデジタルエンタテインメント)
アニメーションキャラクター原案:鈴木 新(コナミデジタルエンタテインメント)
アニメーションキャラクターデザイン:山内 遼
音響監督:岩浪美和
音楽:中村弘⼆
企画:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
制作・プロデュース:KONAMI animation
製作:アニメ「幻想⽔滸伝」製作委員会