バンダイナムコエンターテインメントより好評配信中のiOS/Android向けゲーム『学園アイドルマスター(学マス)』。その名言集第4回をお届けします。
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アイドルプロデュースゲーム『アイドルマスター』シリーズの最新作である本作の舞台となるのは、国内最大級のアイドル養成校で中高一貫の教育制度と専門大学を擁する“初星学園”です。プレイヤーは専門大学のプロデューサー科の学生として、高等部に所属するアイドル候補生をプロデュースし、成長させていくことになります。
数回(隔週火曜掲載予定)にわたって、本作に登場するアイドル候補生の名言をピックアップし魅力に迫っていくこちらの企画。今回は、アイドル候補生のひとりである篠澤広の名言とそのシーンにスポットを当ててお届けします。
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いちばんわたしに向いてなさそうだから、かな。(篠澤広)【学マス名言集】
●アイドルコミュ STEP1:第1話より
篠澤広は、アイドル科1年2組に所属する天才少女。14歳で大学を卒業した経歴を持ち、日本有数の頭脳を誇る“神童”と呼ばれています。筆記試験では当然のようにトップの成績を収めましたが、実技では学園史上初の0点を記録。本来なら不合格のはずでしたが、学園長との面接を経て「見込みあり」と判断され、特例的に入学を許可されます。
篠澤広は、アイドル科1年2組に所属する天才少女。14歳で大学を卒業した経歴を持ち、日本有数の頭脳を誇る“神童”と呼ばれています。筆記試験では当然のようにトップの成績を収めましたが、実技では学園史上初の0点を記録。本来なら不合格のはずでしたが、学園長との面接を経て「見込みあり」と判断され、特例的に入学を許可されます。
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“プロデューサー”との出会いは、広が廊下で倒れたところを保健室に連れて行って……というもの。しかし、事前に情報を知っていたプロデューサーは「彼女の担当になった人は苦労するだろう」と他人事として捉えていて、当初は完全にプロデュース対象外でした。
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しかし、偶然の出会いをきっかけに広から「プロデュースをしてほしい」と依頼されます。実技能力を知っている“プロデューサー”は当然これを断り、「アイドルに向いていない」と率直に告げます。ふつうなら落ち込む場面ですが、広はむしろ上機嫌。違和感を覚えた“プロデューサー”が、アイドルになろうと思った理由を尋ねると、「いちばんわたしに向いてなさそうだから、かな」と答えます。
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頭脳明晰でありながら、運動能力はほぼ皆無。わずかな運動でも息切れしてしまうほど体力がなく、体を動かすことにはまったく適性がありません。しかし、得意分野に進み、難なく成功してきた人生に退屈さを感じていた彼女は、苦労しながら一歩ずつ進むことに挑戦したかったのです。
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一方、ほかの候補生たちが「アイドルになる」という夢を追う中で、広にとっては「不向きなことに挑み、苦労すること」こそが重要で、つまりは入学した時点でその目的ほぼ達成されていました。それゆえに、「アイドルになること」は強いて言えば、趣味だと語ります。
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一見すると極端な考え方にも思えますが、“プロデューサー”はその考えを全否定せず、「趣味も夢に劣らず、人を動かす力を持っている」と自分なりの見解を語ります。
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逆に見込みがない広のプロデュースを続ける理由を聞かれると、彼女の言葉を借りる形で「趣味です」と返答します。トップアイドルを育てたいと思いつつ、成り行きで始まったプロデュースは、夢とは程遠い状況です。それでもなぜ続けるのか問われれば、おそらく趣味と捉えるのがいちばん近い感情だと気づき、だからこそ本気になれると広に語ります。
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広のシナリオでは、冷静に立ち回ることが多い“プロデューサー”が、彼女の特異な才能と向き合う中で苦戦する姿が描かれます。体力のなさゆえにレッスンすらままならない広が、どのようにしてステージに立つのか。そして“夢ではなく趣味”としてアイドルと向き合う広が、どう変化していくのか。王道のアイドルストーリーとはひと味違う視点で楽しめる内容となっています。
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最後に、本エピソードでもっとも引き付けられたのは「すごく、つまらなかった」――この一言に込められた、絶望と苦しみです。「できないこと」に挑む苦しみを苦しみと思わない彼女の、“本当の苦しみ”が現れたひとこと。表情とあわせて、とても印象深いシーン。そして「ぐうううううう…………!」と苦悶しつつも彼女をプロデュースしたくなるシーンのひとつです。
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