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『龍が如く 極2』Nintendo Switch 2版先行プレイでわかった本作の魅力とは? 快適な環境でモニターでも携帯でも遊べるのは至極。本作で人気のプレイスポットはあらためて遊んでもハマる<動画あり>

文:編集O

公開日時:

 11月13日にNintendo Switch 2で発売予定(PS5版、Xbox Series X|S版は12月8日)のアクションアドベンチャー『龍が如く 極2』(以下、龍極2)。『龍が如く』『龍が如く0 誓いの場所』(以下龍0)と続いてきた“極”シリーズの移植プロジェクトも、ついに桐生一馬vs郷田龍司を描いた伝説の名作へと到達。

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 今回はその発売を前に行われたメディア体験会でのプレイレポートを交え、『龍極2』の魅力であるドラマとプレイスポットについて紹介します。

 来年2月12日には続編となる『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』の発売も控えているので、本作を未体験の人はもちろん、オリジナル版をプレイ済みの人も最新ハードで遊べる『龍極2』で、桐生のターニングポイントとなった事件を見届けておきましょう。

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 なお、電撃オンラインチャンネルではメディア体験会でのプレイ動画を公開中。本編クリア後に自由に遊べる“プレミアムアドベンチャーモード”でのプレイ動画で、本作の舞台である東京・神室町、大阪・蒼天堀で体験できるプレイスポットを紹介しています。本記事とあわせてチェックしてみてください!

重箱のように詰め込まれた人間ドラマで喜怒哀楽の感情が揺さぶられる!【龍が如く 極2 先行プレイ】


『龍が如く』シリーズの人気を不動にしているのが、主人公である桐生一馬の存在。シリーズをプレイしたことがない人でも、一度は彼の名を耳にしたことがあるはずです。桐生は圧倒的な強さを持ちながら義理人情に厚く、ときには困った人の頼み事を断れないなど、ひと言で語り切れないほど多くの魅力を持つ男です。

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 そんな彼のパーソナルを形作る土台となるのが、メインストーリーやサブストーリーなどで描かれる重厚な人間ドラマ。『龍極2』ではメインストーリーだと"関西の龍"と呼ばれる郷田龍司との戦い、桐生の人生に影響を与えた狭山薫と紡ぐ男女の物語、未来の東城会会長となる堂島大吾の成長。

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 サブストーリーではレジェンドレスラーたちの競演が実現した“新・クランクリエイター”と、蒼天堀のキャバクラを運営する“新・水商売アイランド”の二大サブコンテンツのドラマを通じて、桐生のさまざまな顔を見ることができます。

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 また、ドラマの充実という面では『龍極2』のウリである、追加エピソード“真島吾朗の真実”も見逃せません。初代『龍が如く』のあとに真島が東城会を辞めた理由が語られる内容で、おもに『龍0』をプレイしたファン向けエピソードとなっています。

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▲本編から完全に独立したエピソードで、本編の進行具合に合わせて順次解禁されていく仕組みです。
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▲真島を操作することができ、真島編で稼いだお金を桐生側へ送金できるのも地味にありがたいです。

 このように桐生、真島を主人公にした物語が楽しめる本作は、まさに“ドラマの重箱”とも言えるボリュームなので、そこに期待している人はきっと満足できるはずです!

 ちなみに、オリジナル版より解像度が上がり、フレームレートやロード時間が改善されているのが移植版の特徴ですが、メインストーリーの冒頭を遊んだだけでもその恩恵を感じることができました。とくに大画面でプレイする際は、ドラマの見ごたえが確実にアップしたと思います。

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Nintendo Switch 2の強みである携帯モードとの相性抜群なプレイスポット【龍が如く 極2 先行プレイ】


 本作の舞台は東京・神室町、大阪・蒼天堀と二都市にまたがり、プレイスポットもかなりのボリュームとなっています。とくに注目すべきは先述した“新・クランクリエイター”と“新・水商売アイランド”で、体験会では両コンテンツをプレイできました。

 まずは東京・神室町で体験できるプレイスポットの“新・クランクリエイター”を紹介。こちらは神室町ヒルズの建設中を請け負う“真島建設”の現場監督となり、建設阻止を狙う悪徳企業や地上げ屋が送ってきた刺客から施設を守る、防衛型リアルタイム戦略ゲームです。

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 “新”とありますが、これは『龍が如く6 命の詩。』(以下、龍6)で新日本プロレスのレスラーたちが参戦した“クランクリエイター”をベースに、新要素を追加したコンテンツだからです。本作では敵役として昭和のレジェンドレスラー(武藤敬司、蝶野正洋、長州力、天龍源一郎、藤波辰爾)たちが参戦。

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 遊び方はまずは従業員を雇用して部隊を編成したり、建築資材に投資して味方の耐久値を上げたりして戦闘前準備を行います。

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 従業員の雇用は求人広告を出して集めるいわゆるガチャと、サブストーリーや闘技場のクリアなどで集める手段が用意されています。

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 準備が整ったら戦闘開始。ルールはリアルタイムで味方の陣に迫る敵部隊に味方部隊をぶつけて相手を全滅させて、数フェーズに渡る襲撃を乗り越えて最後にボスを倒せばクリアとなります。

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 その際、相手はこちらの建築資材を狙ってくるので、いかに味方が倒されずに被害を抑えられるかという戦略性がおもしろさとなっています。

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 ちなみに、自分はオリジナル版をプレイ済みですが、あらためてプレイしてみるとやはりプロレス要素と『龍が如く』の相性はバツグンだなと再認識(笑)。対戦前後に挟まれるレスラーたちとの会話のノリもそうだし、戦闘中に従業員が放つ技もレスラーの個性が発揮され、バッチリ世界観になじんでいるんですよね。

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▲『龍6』で登場したレスラーたちも参戦。求人広告で彼らをゲットできたときはやはりテンションが上がりますね!

 そしてもう1つは大阪・蒼天堀で体験できる“新・水商売アイランド”。営業妨害で危機に陥った蒼天堀のキャバクラ“フォーシャイン”の店長として、次々と来店する客に合わせてキャストをつけて店を盛り上げ、キャバクラグランプリの頂点を目指すシミュレーションゲームです。

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 なお、こちらも“新”とあるようにベースは『龍0』の真島編に登場した“水商売アイランド”で、遊び方は基本的に大きく変わりません。そちらをプレイ済みの人ならばすぐに慣れるはずです。

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 開店前準備では、接客するキャストを求人したり、挑戦するリーグの地区にある店舗と提携を結んでファンを増やしたりします。

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 プラチナキャストには服やアクセサリーを購入してドレスアップすることで、得意な接客能力を底上げすることが可能です。

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▲プラチナキャストはキャバクラグランプリの各リーグで優勝すると増えていきます。

 なお、キャストの求人は“新・クランクリエイター”と同じくガチャ方式で、お金を払って集めることができます。

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 中にはサブストーリーをクリアすることで、街中でスカウトできるキャストも登場。こちらは『龍0』でも大活躍した大阪のおばちゃんこと節子。今回も得意のトークでコアなお客のハートをわし掴みにします(笑)。

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▲節子はシリーズの名物キャラクターの1人。出会いも結末もすべてが強烈です。

 開店後は制限時間内に来店したお客にキャストを付け、時々入るヘルプに応じながら満足して帰ってもらうのが目標です。

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▲ヘルプは直接要望を伝えられるのではなく、キャストのハンドサインで判断。

 接客がマッチしているとFeverゲージが溜まり、一定以上でFever Timeを発動可能です。Fever状態の客席はお金の払いがよくなり、ジャンジャンバリバリ稼げるようになるので、いかに多くの席を巻き込めるかが勝負のカギを握ります。

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▲多くの席が埋まっているタイミングで発動するのがベスト!

 最初は財布の細いお客が中心ですが、リーグを勝ち抜くことで知名度が上がり、財布の太い上客も多く来店するようになります。ちなみに、本作のお金稼ぎはこちらで行うのがオススメです。

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▲お客が増えてくると「人気店になってきたな~」と達成感を味わえるはず。

 なお、紹介したプレイスポットはこれだけでなく、神室町と蒼天堀にはゲームセンター、カラオケ、ダーツなどさまざまなプレイスポットが用意されています。それらを遊び尽くすことも本シリーズの醍醐味なのです。

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 体験プレイでは大阪のスナックにあるカラオケにチャレンジ。真島と一緒に楽しんだのですが、桐生の歌に合わせて入る兄さんの情熱的な合いの手に、笑いが止まりませんでした(笑)。

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 そして、こういったプレイスポットはリラックスして遊びたいので、携帯モードとの相性がいいなと実感。なので、オリジナル版を遊んでいる自分は、Nintendo Switch 2版で『龍極3』に備えて復習しようと決意した体験会でした。

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