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『ストリートファイター6』プロゲーマーの翔選手が引退を発表。活動休止の理由である“神経機能の不調”が続き、競技を続けることが困難な状態となっていたことを報告

文:電撃オンライン

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 ZETA DIVISION『STREET FIGHTER6』部門所属のプロゲーマー“翔”選手が、10月23日をもってeスポーツ選手としての活動を引退することを発表しました。

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■『STREET FIGHTER6』

ZETA DIVISION『STREET FIGHTER6』部門所属のプロゲーマー“翔”選手が引退を発表


 翔選手は、今年の3月に行われた『ストリートファイター6』の世界大会“CapcomCup11”で優勝し、賞金100万ドルを獲得。4月には所属していた福島IBUSHIGINからZETA DIVISIONへの移籍を発表し、SFL(ストリートファイターリーグ)での活躍も期待されていました。


 しかし、8月にサウジアラビアで開催されたEsports World Cupでは体調不良により棄権。これ以降も、大会に出場する機会はほとんどなく、ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2025(以下SFL2025)も体調不良でお休みが続いていました。


 その最中、10月23日に突如引退を発表。ZETA DIVISIONからは、今後の選手活動継続の可能性に関して本人と話し合いを続けたところ、CAPCOM CUP 12やオンライン大会含めて、選手活動を引退する旨の申し出を受け、本人の健康面及び意向を尊重し、チームとして了承したとのこと。また、翔選手は年内を目途にZETA DIVISIONより退団する方向で調整していくようです。


 翔選手のXでは、活動休止の理由であった“神経機能の不調”が続き、選手として競技を続けることが困難な状態となっていたことを報告。これ以上選手活動を続けることは難しいと自ら判断し、引退を申し出たとのことです。


 現在開催中のSFL2025においても、ZETA DIVISIONのロスターからはずれ、新たにヤマグチ選手が加入することも発表されています。


 なお、ヤマグチ選手のSFL本節においては延長戦のみに限定しての出場。今回のロスター変更についても、CAPCOMおよびSFLに出場している全チームの了解を得た上で実施されます。

 SNSでは、翔選手への気遣いとともに、体調回復を願う声で溢れていました。

■『STREET FIGHTER6』

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