コナミデジタルエンタテインメントのRPG『幻想水滸伝I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』の名言を紹介する連載企画。第1回は『幻想水滸伝I』から、主人公の付き人・天英星のグレミオの愛情が伝わる言葉をご紹介します。
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※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
ぼっちゃん、危ないマネはしないでくださいね。ぼっちゃんの身は このグレミオが守りますから。(グレミオ)
『幻想水滸伝I』主人公の付き人で、最初から無条件で仲間になってくれるグレミオ。帝都グレッグミンスターにあるマクドール家の屋敷に住み、主人公の父親で帝国五将軍の1人であるテオ・マクドールの代わりに、お世話をしてくれている保護者のような存在です(なお主人公の母親は、本編開始前に亡くなっています)。
顔に傷はありますが、性格はとても優しい人物。ただバトルで使う武器は勇ましい斧で、そのギャップもグレミオの魅力になっています。
ちなみに主人公にはデフォルト名がないので、グレミオが愛情をこめて呼ぶ「ぼっちゃん」という呼び方が、『幻想水滸伝I』主人公の愛称として多くのファンに定着しています。
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最新作『幻想水滸伝 STAR LEAP(スターリープ)』(iOS/Android/Steam)の本拠地システムトレーラーには、ぼっちゃんとグレミオらしき姿が……。
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グレミオはぼっちゃんに対して、ちょっと過保護! それがよくわかるのが、冒頭の屋敷のシーンです。皇帝陛下の謁見を終えて、テオ将軍と屋敷に帰ったぼっちゃんのことを、グレミオが出迎えます。一緒に帰宅したテオ将軍のことが目に入らないほど、グレミオはぼっちゃんのことを心配していた様子。
ぼっちゃんは立派な青年なんですが、グレミオは小さな子どものお使いの帰りを待っていたような反応で、二人の関係性がよくわかります。
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グレミオは屋敷の炊事も担当していて、得意料理はシチュー。台所にいるグレミオの様子を見に行くと、“耳を引っぱる”や“くすぐる”のイタズラを仕掛けることが出来るんです。イタズラしなくてもいいですが、リアクション見たさにくすぐってしまう方も多いと思います。私は、何度プレイしても絶対にくすぐります。
寄り道をした時に何気ない日常がのぞけるようなシーンやセリフが見られるのも、『幻想水滸伝』シリーズの面白さの1つですよね。
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テオ将軍が任務で帝都グレッグミンスターを離れることになり、そのあいだ、ぼっちゃんも帝国の一員として働くことになります。付き人であるグレミオも、もちろん同行。グレミオの言葉の端々から、心配な気持ちが漏れ出ていました。
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任務の一環で、山賊退治をすることになったぼっちゃん一行。山賊のアジトがある清風山についたとき、グレミオが言ったのが「ぼっちゃん、危ないマネはしないでくださいね。ぼっちゃんの身は このグレミオが守りますから。」。
帝国の一員として手柄を上げるチャンスなのですが、グレミオにとってはそんなことよりも、ぼっちゃんが無事であることの方が大事なんですよね。彼の保護者としての愛情、大切なものを守りたい気持ちが伝わってくる言葉です。
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その後の冒険でもグレミオは、ぼっちゃんを第一に考え、その身を案じ続けます。ぼっちゃんは大変な運命に巻き込まれていくのですが、心から信頼できるグレミオが側にいてくれることで、プレイ中に何度も心を救ってもらいました。
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ぼっちゃんも、グレミオに守られているだけではありません。たくさんの出会いと別れを経験し、成長していく姿が尊いんです。
しかし、ぼっちゃんとグレミオの進む道の先には、避けられない過酷な出来事が待っていて……。2人の未来は、プレイヤーの行動によって変化します。まだ未プレイの方は、ぜひご自身の目で結末を見届けていただきたい。
グレミオはほかにもステキなセリフがたくさんあるので、また別の機会でも紹介したいです!
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