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【推し沼注意】『東京ディバンカー』プレイ感想。21人のキャラが強すぎる…「最初の推しは草薙伯玖でした」

文:酒井路華

公開日時:

最終更新:

 スマートフォン向けゲーム『東京ディバンカー』は、ZigZaGame Inc.が手がける“女性向けダークファンタジーRPG”です。

 舞台は、わたしたちがふだん歩いている“いまの東京”。

 あなたのすぐそばに、都市伝説やネットロアとつながった怪異の存在が、「もしかして本当にあるかも…?」と思わせるリアルな物語が展開しています。

 そして本作のいちばんの魅力は、なんと言っても21人のキャラクターたち。

 
美しくてクセが強くて、ときに苛烈。ぜったい刺さる“推し”が見つかるはず!

 今回は、そんな『東京ディバンカー』を実際に遊んでみたプレイレポートを、“キャラクター・世界観・遊びやすさ”の3つのポイントから、わかりやすく紹介していきます。

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21人のキャラが“刺さりすぎる”。最初の推しは草薙伯玖でした【東京ディバンカー】


 『東京ディバンカー』を語るうえで、21人のキャラクターたちは絶対に外せません。

 まず何より……ビジュアルの破壊力が強すぎる!
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▲とあるキャラカード。やばいこれは。
 美しさと個性がひと目でわかるデザインで、「ノールックでガチャ回しても後悔しないやつだ…」と確信できるレベルです。

 でも魅力は見た目だけではなくて、性格づけがめちゃくちゃ丁寧。

 冷静な顔で突然刺さるセリフを言ってきたり、
 不器用なのに守ってくれたり、
 優しいのにどこか危うさがあったり。

 こうした“クセ”と“ギャップ”が多いので、誰かしら絶対に刺さります。

キャラの距離感が最高にエモい。推しはプレイヤーの数だけ生まれる


 筆者が最初に「はい落ちた!」となったのは“草薙伯玖”でした。

 怪異に巻き込まれて不安いっぱいの主人公に、近すぎず遠すぎず、ちょうどいい距離感で寄り添ってくれる タイプの子なんです。
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 草薙に手を引かれて“ダークウィックアカデミー”に向かうシーンは、優しさがこぼれるような微笑みで「ときめく〜!」と思わずニヤリ。
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 そして気になるのは、初対面では見えなかった“裏の顔”!

 この作品はキャラの多面性がすごく自然に描かれるので、「もっと知りたい…」がどんどん積み上がっていきます。

 さらに、『東京ディバンカー』は“キャラ同士の掛け合いが最高”なんです。
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 事件に巻き込まれる中で見えるふとした表情、
 ちょっとした言い合い、
 意外な優しさ。

 その全部がキャラ同士の距離感を膨らませてくれて、読んでいるだけで“関係性”という沼が深くなるタイプの作品です。

 そしてキャラをひとり入手するたび、ミニエピソードやバックストーリーが次々と開放され、推しを育てるほど世界が広がっていく気持ちよさがあります。
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 だからこそ、この作品は「この子は刺さる!」が人によって本当に違うと思います。推しが絶対に見つかるゲームと断言しましょう!

日常のすぐとなりにある“理解できる”恐怖【東京ディバンカー】


 『東京ディバンカー』の世界観は、とにかく“リアルで身近”です。舞台は、わたしたちがふだん歩いている“いまの東京”。

 駅、雑居ビル、地下道、SNSの噂話……「これ知ってる」「ここ行ったことある」と思える場所ばかりが登場するので、物語へスッと入りこめます。

 
怪異が、まるで当たり前のようにあなたの周りに潜んでいる──これが本作の肝と言えるでしょう。

物語は“帰り道”から突然始まる


 主人公は、コンサート帰りの電車で突如怪異に巻き込まれます。そこへ現れたのは、謎めいた力をもつ青年たち。

 彼らは“グール”と呼ばれ、悪魔と契約して怪異に立ち向かう存在です。この“出会い”から主人公の運命が一気に動き出します。

 彼らに手を引かれて入ったのは、どこにでもありそうな“アイスの自動販売機”!

 しかし、その自販機の奥がまさか学園への入り口だなんて、誰が想像するでしょうか。

 気づけば、見覚えのある東京の街から切り離された謎の学園──“ダークウィックアカデミー”へ。ここで主人公は衝撃のひと言を告げられます。

「あなたはあと一年で死ぬ」

 呪いを解く術を探すため、一筋縄ではいかない21人の“グール”たちと協力しながら、東京に潜む怪異事件を調査していく……というのが本作の大きな流れです。

 ちなみに筆者は、プレイ後に駅の自販機を見るたび「ここからアカデミーへ行けたりして…」と、つい想像してしまいます!

“理解できてしまう怖さ”がクセになる


 本作の怪異は「ただ怖い」では終わりません。必ず“発生の理由”や“元ネタとなった噂”があって、説明されるほど冷静になれなくなるタイプの怖さ。

 「……これ、現実にも起きそうじゃない?」そんなリアルなゾクッと感があるからクセになります。

 怖いシーンが続いたあとには、キャラクター同士の軽い会話や、思わず笑ってしまうやり取りもたくさんありますよ!

やり込みも手軽さも両立。その時の気分で遊べる気軽さが魅力!【東京ディバンカー】


 『東京ディバンカー』は、ストーリーが濃いぶん「操作が難しいのかな?」と思われがちですが、実際は操作も楽々なお手軽ゲームです。

 まずバトルは完全オート。
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 キャラを編成して育てさえすれば、あとは彼らが自動で怪異と戦ってくれます。倍速や演出スキップもできるので、まとまった時間が取れない日でもサクサク進行できます。

 合間に挟まるボーナスステージでは、クラシック音楽のアレンジに合わせて画面をタップするだけのシンプルなリズムゲームが登場。失敗してもペナルティはほぼないので、気軽に挑戦できます。
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 もちろん成功すればダイヤなど、いいアイテムがもらえますよ!

 さらに箱庭要素として“学園運用”があります。学園に施設を建ててキャラを配置すると、チビキャラたちが自動でお仕事! トコトコ歩いたり会話したり、見ているだけでかわいい癒しパートです。
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 難しすぎず、でもやることが薄すぎるわけでもない。
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 「今日はストーリーだけ読もう」「ちょっと育成だけやっとこう」と、その時の気分で遊べる気軽さが、『東京ディバンカー』の楽しさにつながっています。

まとめ:東京の“すぐとなり”にある闇へ、あなたも踏み込んでみませんか?【東京ディバンカー】


 『東京ディバンカー』は、
  • 推しが必ず見つかるキャラの魅力
  • 日常の延長にある“理解できてしまう恐怖”
  • 気軽に遊べるのに奥が深いゲーム性
 が抜群のバランスで同居している、稀有なダークファンタジーRPGです。

 とくに、キャラクターを育てるほど物語が深まり、「この先どうなるの……!?」と止まらなくなるストーリー体験は本作ならでは。

 “怖いのに知りたくなる”
 “ドキドキするのに読み続けちゃう”
 “推しができると世界の見え方が変わる”

 そんな“やめどきが見つからないタイプ”の作品です。

 現在配信中で、基本プレイは無料。気になった方は、まずは1人“救いたい子”を選んでみてください。

 自販機を見るたびに「アカデミーの入口かも…?」と思えてしまう、ちょっと不思議でクセになる東京の暗部が、きっとあなたを待っています!

『東京ディバンカー』作品概要

  • タイトル名:東京ディバンカー
  • 対応端末:iPhone/Android
  • ジャンル:女性向けダークファンタジーRPG
  • サービス開始日:配信中
  • 価格:無料(アイテム課金)
  • 開発:ZigZaGame Inc.

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