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夜のお寺で、VTuberとホラゲを遊んできた話。『かくれ鬼』攻略のコツは、幽霊から逃げることと、鬼の移動ルートを実況すること!?【電撃ぴくせれ~ど!#2】

文:キック一郎

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 ゲーム開発Vtuberユニット“ぴくせれ~ど!”は、朱珠(しゅしゅ)ウララさん、うーたまぽよさん、七縹(ななはな)ななはさんによる3人組Vtuberユニット。そんな彼女たちを応援する特別連載“電撃ぴくせれ~ど!”をお届けします。

 2025年11月15日、福岡県の西林寺で開催されたホラーゲーム試遊展示会“HORROR GAME SHOW Vol.1”にて、FORCESは非対称ホラーゲーム『かくれ鬼』の試遊ブースを出展しました。

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 今回のイベントでは、本堂の中で9タイトルの試遊ブースが出展。FORCESによるブースでは、同社のゲーム開発Vtuberと来場者のマルチプレイを通した先行体験が実施されていました。

 本稿では、ブースの模様や試遊から判明した『かくれ鬼』のゲーム情報などをお届けします。
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 なお、先日配信された電撃ゲームライブに“ぴくせれ~ど!”メンバーが出演。『かくれ鬼』などのプレイを行ったので、こちらの動画もぜひ!

ゲームを作って広めるVtuberと、夜のお寺でホラゲをマルチプレイ!?


 ぴくせれ~ど!は、一般的なゲーム実況に加えて、自分たちのゲーム制作にまつわる企画会議や、制作の様子も発信している3人組のVtuber。朱珠ウララさん、うーたまぽよさん、七縹ななはさんら3名が、日夜ストリーミングや動画などで活動中。

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 さらにFORCESでは、BlackPixeladeというゲーム開発Vtuberも結成されています。ニャンディ・ステラさん、詩々鼠ちるさんら2名が、ゲーム開発者の日常や作品に込める想いなど、作り手側の話を軸に発信。
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 現在進行系の開発トークを届けるぴくせれ~ど!とは別の角度から、日々ゲーム作りの面白さや魅力を伝えています。

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 “HORROR GAME SHOW Vol.1”での試遊は、来場者1名、ぴくせれ~ど!とBlackPixeladeのメンバー4名が参加し、合わせて5人でマルチプレイができるというもの。過去に“東京ゲームショウ”で同様の企画が好評だったことから、本イベントでの実施も決まったのだとか。

 来場者はヘッドセットのマイクで実際に、各メンバーとコミュニケーションを取りながら試遊できたので、ブースの周囲はつねに賑やかな雰囲気に包まれていました。

 なお、事前抽選や整理券などはなく、試遊台に座りさえすれば、すべての来場者がぴくせれ~ど!やBlackPixeladeといっしょにプレイできていたようです。

 ちなみに、イベント全体の開催時間は、16時から21時まで。試遊ブースは休みなく開かれており、各メンバーは約5時間もブースを盛り上げながらプレイしていました。

 ぴくせれ~ど!、BlackPixeladeの驚くべきサービス精神が、本イベントでも存分に発揮されていました。

怖いだけじゃない。どこかノスタルジックな非対称ホラーゲーム


 『かくれ鬼』は、最大4人(+鬼1人の5人)まで参加できる非対称マルチプレイゲーム。ひとりの鬼と、それ以外の逃げる側に分かれ、真っ暗な校舎の中で逃走劇がくり広げられます。

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 1ラウンドは3分。時間内に鬼がすべてのプレイヤーを捕まえれば鬼の勝ち。ひとりでも逃げきれば、隠れる側の勝ちとなります。

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 ゲーム内ボイスチャット(トランシーバー)は便利ですが、うかつに使うと声で鬼に位置がばれやすくなるので悩ましいところ。ただ、捕まってしまったプレイヤーは鬼の視点となるので、ある意味でチート的に“鬼のいる場所”を大声でリーク(?)することで、仲間のサポートをできる仕組みになっているのがポイントです。

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▲暗闇の中で鉢合わせると味方すら怖い。
 試合スタート直前、各プレイヤーは所持金100円の中からやりくりして複数の駄菓子を購入できます。

 駄菓子は、移動速度の増加や透明化など、鬼に追われたときの切り札になるような効果を持っているので、うまく使えば鬼を翻弄することもできるかもしれません。

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 しかし、本作には鬼側にも有利な要素が含まれています。それは真っ暗な校舎の中で待ち構える幽霊たち。

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 幽霊に出くわすと操作キャラクターが怯えて、自動で大声を上げてしまいます。校舎内に響く声で、鬼側に位置がバレる、というシステムがあるようでした。

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▲鬼は、まさに文字通りな鬼の形相をしていますが、手足は異様に長く、独特な不気味さを醸し出しています。
 駄菓子のチョイスやボイスチャットの使い方に加えて、いかに幽霊を避けれるか、といった複数の要素が勝敗の鍵を握る本作。ぴくせれ~ど!の公式チャンネルでは、追加キャラのデザインなど、制作進捗が動画で公開されているので、ぜひチェックしてください。

 ちなみに筆者は、鬼を操作するうーたまぽよさんの容赦ない追跡によって、毎回あっさり捕まってしまいました。強い&ようしゃない……!

 短時間のプレイでしたが、鬼に見つからないようにと一か所に隠れていると、幽霊がよってくる→恐怖ゲージがたまってゲーム内キャラが叫び声をあげてしまう→それによって鬼に位置バレしてしまう、ということに気づいてからは、逃げ延びる時間が延びた気がしました。また、視界は悪くなるものの、移動中は懐中電灯を消して、気配を消すことも大事だと感じました。

 現状は誰か1人でも制限時間を生き延びれば勝利となるので、トランシーバーでの声がけもかなり大事。「今は2階に鬼がいます!」とか「水飲み場っぽいところに鬼がいます!」とか鬼の移動ルート実況をするのは、かなり有効そうでした!

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