PLAIONとMilestoneは、PS5/Xbox Series X|S/PC用ソフト『Screamer』を2026年3月26日発売します。2025年12月12日からはプレオーダーが開始しています。本作はアクション要素が濃いレーシングゲームで、1995年にレーシングゲームの新境地としてアーケードの興奮を家庭用ゲームで実現させた『Screamer』の系譜となる作品です。
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『Screamer』の魅力。それはレーシング×アクション×ストーリーの3本柱にあり
当時の『Screamer』はPCゲームがまだ普及していなかった日本ではコアな作品でしたが、PCゲーム文化が根強い海外ではベンチマークスコアテストに用いられるほどメジャーな作品だったとのこと。
新作『Screamer』は、多くのプレイヤーを魅了したアクションレーシングというコンセプトはそのままに、世界観やストーリー、キャラクター、新規ゲーム要素など多くの箇所をパワーアップさせた作品となっています。今回はメディア向けの先行体験会でのプレイレポートをお届けします。
新作『Screamer』は、多くのプレイヤーを魅了したアクションレーシングというコンセプトはそのままに、世界観やストーリー、キャラクター、新規ゲーム要素など多くの箇所をパワーアップさせた作品となっています。今回はメディア向けの先行体験会でのプレイレポートをお届けします。
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『Screamer』のゲーム性の主軸となるレーシングについて。ステージを周回して順位を競うというシンプルで把握しやすいものになっています。
本作の特徴というべき点は操作方法にあります。こちらは両方のスティックを使用したツインスティック操作です。
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左スティックにステアリング、右スティックにドリフトが割り振られており、直感的にカーブでの操作が可能になっています。
ドリフトはレーシングゲームの必須テクニックですが、逆にこれができないとレースを成立させることすら困難という最初の大きなハードルとなっています。それをスティックで簡単かつ他の操作と組み合わせやすく入力できるのは、本作の遊びやすさを象徴している部分と言えます。
他にも本作の画期的なレース中の操作は多数あります。それらはまとめて“エコーシステム”と呼ばれており、本作のレースをより奥深く、エキサイティングにする要素となっていました。以下で、“エコーシステム”を構成する“Sync(シンク)”と“Entropy(エントロピー)”2つの要素を紹介します。
“シンク”は加速に関連する要素
まずは車両の速度に影響する“シンク”とそれを管理するゲージです。その根幹を成す要素として、車両同士が接近した際やカーブの際など、さまざまな部分で使用できる“アクティブシフト”があります。
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発動すると加速をする機能であり、後述する重要なゲージであるブーストゲージを貯められます。発動可能なタイミングになると画面上のキーアイコンが光るので、そのタイミングに合わせて該当ボタンを押すだけ。簡単でありながら、レースで重要な速度を出すための要素になります。
“アクティブシフト”を繰り返してゲージを貯めると、それを消費して“ブースト”を発動可能。“ブースト”はより一気に加速するコマンドで、直線で効果的なアクションです。
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細かく“アクティブシフト”を発動するタイミングを逃さないようにしつつ、直線など追い上げを狙えるポイントで“ブースト”を狙う。これがレース中の速度勝負の鍵です。
ド派手なアクションを行う“エントロピー”
“シンク”を使用しているともう1つの“エントロピー”のゲージが溜まっていきます。“シンク”が速度に影響する要素とすれば、“エントロピー”は相手の車両との攻防に使うアクションに関連する要素です。
ゲージがある程度溜まると“ブースト”と同じ感覚で“ストライク”が使用可能。加速量こそ“ブースト”に劣りますが、こちらは相手の車両に当てることでクラッシュを狙える攻撃的なアクションです。
ゲージがある程度溜まると“ブースト”と同じ感覚で“ストライク”が使用可能。加速量こそ“ブースト”に劣りますが、こちらは相手の車両に当てることでクラッシュを狙える攻撃的なアクションです。
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逆に相手が後ろから“ストライク”を狙ってくる際には、ボタンを僅かに押すことでシールドを展開可能。“ストライク”を使った車が後方に迫るとアラートが鳴るので、タイミングよくシールドを張る技術が求められます。
“エントロピー”を貯め切ると、本作の最強状態である“オーバードライブ”が使用可能に。“オーバードライブ”中は速度が上昇して接触した相手をクラッシュできるようになりますが、加速中に障害物に当たると自分がクラッシュしてしまう危険性も。
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諸刃の剣とも言える“オーバードライブ”ですが、一発逆転も可能な強力なアクションなので使いこなす価値あり。自分だけでなく周囲が発動しているかは常に注意しておくべきでしょう。
本作のレースはドリフトやアクセル・ブレーキなどを扱うだけでなく、“シンク”と“エントロピー”という2つの要素をどう使用するのかが上位を狙ううえで重要なポイントになります。
実際にプレイしてみると、“シンク”の基礎となる“アクティブシフト”は特に大切で、レース中は周囲の状況と同じくらい“アクティブシフト”が発動可能かどうかチェックする注意深さが求められるように思いました。
“アクティブシフト”を使うと“ブースト”が使えるようになり、それらを使うと“エントロピー”が溜まり“ストライク”や“オーバードライブ”といった攻撃的なアクションができるようになります。このようにすべての要素が繋がっているため、レースを勝ち抜くためにはすべての要素を管理しながら走ることが重要だと感じました。
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“ストライク”や“オーバードライブ”で相手の車を吹き飛ばした瞬間の爽快感は格別で、派手なクラッシュアクションやスピードを表現するエフェクトもその気持ちよさを増幅させてくれます。
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レーシングゲームの基盤となる部分は変えずに、2つの要素からなる“エコーシステム”でアクション性を加えつつ、それらの使いどころでレースの行方が毎回異なる展開を見せる点が『Screamer』の特徴であり魅力と言えます。
また、本作のアニメーション制作には、さまざまなCGアニメ作品を送り出してきたポリゴン・ピクチュアズが関わっており、こうしたレーシングゲームとしては新鮮でありつつも、特にアニメになじんだユーザーにとっては、ゲームストーリーにも非常に入り込みやすくなっています。
豊富なキャラクターたちによるストーリも見どころ
新作からはキャラクターやストーリーも実装されて、サイバーパンク風な世界を舞台に個性豊かなキャラクターたちによる物語が展開していきます。キャラクターはそれぞれしっかりとしたバックボーンが存在しており、それらが大きく物語に関与していきます。
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『Screamer』ストーリートレーラ―
キャラクターはゲーム自体にも影響しており、レーサーとして選択したキャラクターごとに特殊能力が1つ加わります。それは“シンク”の速度を強化するものや“エントロピー”の攻撃性を高めるものまで多種多様。どのレーサーを選ぶのかもレース内容に大きく影響を与えます。
キャラクターに応じて車のデザインも大きく変化。加えて、ゲームのカスタマイズ要素として配色やデザインも変更されるとのこと。世界観に合ったパンクなデザインの車両はレース映えするものばかり。数ある中から、お気に入りのキャラクターと車を探してみるのも本作の楽しみの1つです。
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