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新作アニメ調MMORPG『ブループロトコル:スターレゾナンス』レビュー。爽快なアクションや育成、謎解きイベントにこだわりのコーディネート…気になる要素が多すぎる!

文:ライターM

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 iOS/Android/PC向けアニメ調MMORPG『ブループロトコル:スターレゾナンス』が、いよいよ12月18日に正式サービス開始となります。

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 この記事では、正式サービス開始に先駆けて提供していただいたPC版の試遊レポートをお届けします。

 参考までに、筆者のプレイ環境はCore i5-12400、RTX 3050、メモリ32Gと、この手の3Dゲーム環境としてはやや物足りません。そのため、画質は「低」を選択しています。

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 また、今回の試遊環境では他プレイヤーと接触することがなかったため、MMOならではの特徴は確認できていません。

 なお、表現や描写の一部、画面写真において正式リリース版とは異なる場合がありますので、その点はご了承ください。

見知らぬ異星で紡がれる壮大なファンタジー【スターレゾナンス】


 細かな内容に触れる前に、まずはネタバレしない程度にストーリーを紹介しておきましょう。

 舞台はかつて神族が繁栄を誇った惑星レグナス。エングラムと呼ばれる不思議なエネルギーが、人類の文明や生物の生命活動などを支えています。

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▲主人公(=プレイヤー)は、惑星調査チームの一員のようです。
 ストーリー冒頭、謎のエネルギーに飲み込まれた主人公が目を覚ますと、そこは見知らぬ宿の一室。SFものかと思いきや、ここからファンタジー然とした展開が待ち受けています。

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 机の上の書き置きを読んだ主人公は、階下で待つ命の恩人(?)アルーナと対面することになるのですが……。

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 とまあ、いわゆる巻き込まれ型の導入で幕を開けます。

 何やら不穏な会話が飛び交うものの、彼女の正体は交易都市アステルリーズで名を馳せる冒険家だったようで、以降、さまざまな苦難をともに乗り越えるパートナーとなります。

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 試遊バージョンでは常時経験値2倍というブーストがかかっていたためか、あえてレベル上げをせずともストーリーを進められるというテンポのよさでした。

何はともあれキャラメイク!【スターレゾナンス】


 順番が前後しましたが、ゲームに新規ログインするとまずはキャラメイクとクラス(ジョブ)選択を行うことになります。

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 キャラメイクの自由度は高く、体型から体色、髪型に顔の輪郭、細部の造詣に至るまで、16種類のプリセットを起点にカスタマイズできます。

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 あれこれ迷った挙げ句、褐色で吊り目のやや目隠れ、頬に傷があってストレートヘアのポニテスタイル。小柄で腕も太股もパツパツでメガネとメイド服が似合う少女など、癖の煮こごりのような主人公が爆誕!

 クラスはいわゆる近接、遠隔、防御、魔法、支援といった役割ごとに8種類用意されていて、さらに能力の方向性が異なる2タイプに分かれます。

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▲初めて触れる世界観なので右も左もわからず、とりあえず「痛いのは嫌なので」の精神でヘヴィガーディアン・剛守型をチョイス。
 ステータスはツリー形式になっていて、クラスごとに多彩なスキルが用意されています。スキルの装着数には限りがあるので、能力に応じてスキルを伸ばしたり、状況に応じてスキルを付け替えたりと奥が深そうです。

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オープンワールド形式で描かれる魅力的な世界【スターレゾナンス】


 冒険の舞台はオープンワールド形式で、街とフィールドの移動は読み込みを挟むタイプ。諸々の描画設定項目をonにしてみたところ、極度の3D酔い体質である筆者でも酔い止め薬を服用することなく長時間プレイできました。

街中

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 街の内部は箱庭のような構造で、建物への出入りもシームレス。見た目の話にはなりますが、朝昼夜と時間の概念もあるようです。

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▲ストーリー進行や目的地に合わせてナビゲーションマーカーも更新されるため、迷子スキルが高いプレイヤーも安心。
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▲ときには街中で不審者とのバトルに発展することも……。
 ゲーム進行には全く影響しないお遊び要素も発見。画面に「インタラクト」と表示されたので対応ボタンをPUSH。主人公が犬に近寄ると「よ~しよし……バーン!!」というセリフが流れ、犬も尻尾を振りつつ撃たれたようなリアクションを取ってくれます。

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 その他の細かい要素としては、主人公のレベルに応じて新たなアクションスキルが用意されていて、街やフィールドでの探索の幅も広がります。

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▲多段ジャンプによる移動のショートカットなども可能に。

フィールド

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 街の外へと出ると、緑豊かな惑星レグナスの広大なフィールドへと切り替わります。

 街道沿いはおとなしい野生動物くらいしか見かけないのですが、一歩道を外れると攻撃的な動物やモンスターが徘徊していて、捕捉されるとバトルへと突入します(全力で逃げ切ることも可能)。

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▲通常移動時とバトルとの比較。敵対行動を取られると主人公は武器を構え、画面下にスキルアイコンが表示されます。
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▲巨大なモンスターを見かけたので挨拶代わりにつついてみたところ……想像以上に手強い! 一目散に離脱です。

ダンジョン

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 フィールド上にある洞窟や牢屋、井戸や遺跡など、特定のポイントはダンジョン扱いとなっていて、読み込みやイベントを経て舞台が切り替わります。

 特筆すべきは主人公の特異体質というか特殊能力で、とある遺跡では「次元切り替え」を行うことで、時空を超えて探索を進めるというギミックも用意されていました。

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▲行き止まりだった通路も次元を切り替えることで通行可能に。
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▲次元を切り替えると、残留思念のような人影が実体化。過去への干渉とは異なるものの、過去の出来事を疑似体験したり会話を通じて情報収集したりすることはできるようです。

多彩な移動ギミックにも注目!!【スターレゾナンス】


 オープンワールド形式で描かれる本作には、ただ漠然と移動するだけではなくさまざまな移動ギミックが用意されています。触れるだけで目的に移動出来る転送ポータルをはじめ、マップから目的地を指定してのオート移動もアリ。

 中でもユニークなのが、マウントイマジンと呼ばれるペットのような乗り物です。イマジン入手後に装備として登録しておけば、戦闘時以外ならボタン一発で呼び出し可能。設定画面を見るとかなりの種類が用意されているようです。

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▲マウントイマジンは、街中だけでなくフィールドでも利用可能。序盤でもらえる「ウリボ」への騎乗姿はなんともコミカルです。
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▲他にも序盤のチュートリアル的なイベントでは、風に乗って空中を舞うという爽快感あふれる移動スキルも体験できます。

強力なスキルで敵を蹴散らす爽快感あふれるバトル【スターレゾナンス】


 本作のバトルは、各種キーに設定したスキルをリアルタイムに放って戦うアクション性の強い仕様となっていて、移動シーンからシームレスに発展します。

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▲さまざまなNPCとの共闘も楽しみの一つで、自由戦士ティナとタッグを組んでの乱戦はかなりドラマティック。
 特殊要素としては、撃破したモンスターを素材としてバトル中に召喚攻撃として使用するバトルイマジンに注目。

 街の工房で作成したバトルイマジンを装備しておくことで、戦闘中に召喚出来ます。ちなみにこのシステムは共闘するNPC扱いではなく、単発攻撃のイメージに近いです。

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▲若干紛らわしいのですが、画面左でどす黒い光の柱を放っているのが召喚されたバトルイマジン。
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▲特定の条件を満たすと大ダメージを与えるチャンス「Break」が発生するなど、バトルにも奥深いやり込み要素が用意されています。
 やや駆け足で見どころを紹介した今回のレポートでは、まだまだ拾えていない要素がたっぷりあります。

 アクションの広がりや育成のやり込み、パズルめいた謎解きイベントに、こだわりのコーディネートなどなど。主人公の能力にまつわる展開も含めて気になる要素が多すぎて、早く正式リリース版をプレイしたいです!

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『ブループロトコル:スターレゾナンス』概要

タイトル:ブループロトコル:スターレゾナンス
ジャンル:アニメ調MMORPG
提供元:X.D.Global Limited
開発元:Shanghai BOKURA Technology Co., Ltd.
対応OS:iOS/Android/PC(※クロスプレイ対応)
価格:基本無料(アプリ内課金あり)
サービス開始日:2025年12月18日
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