ワンコネクトが配信中のカワサキ裏社会ビジュアルノベル『カワサキデビルズ』。マルチエンディングで紡がれる本作について、今回は気になる分岐条件などを掘り下げていきます。
本作は川崎が舞台のダークアドベンチャーゲーム。ターミナル駅と繁華街を中心に多くの人々が行き交うあの川崎市を舞台に、人と悪魔を巡る物語が描かれていきます。そしてその結末は、選択肢によって全9パターンの異なる内容が紡がれるマルチエンディング方式を採用しています。
それぞれのルートはどうやったら見られるのか? 細かい分岐条件は? 早速そのポイントを整理していきたいと思います。
ポイントその1:物語が始まる前に終了!? 「きっかけ」を逃すのもEDコンプのコツ【カワサキデビルズ】
多くのゲームは、スタートすると最初にチュートリアルをプレイすることがあるかと思います。この『カワサキデビルズ』の物語もシステムを直感的に理解できるチュートリアルから幕を開けますが、実ははじめの時点でエンディングへの分岐は始まっています。
本作はリアルタイムに変化する選択肢が最大の特徴で、チュートリアルでも早速選択の場に遭遇します。このとき澪と一緒に任務に繰り出していた主人公・由良 岬(ゆら・みさき)は、途中でどの道を行くのかを決めることになり、プレイヤーは刻一刻と変化する選択肢の中からひとつを選ぶことになります。
実はここでは、悩んでいる間にすべての選択肢が“帰る”へと変化してしまうという仕様! そして“帰る”を選ぶと、その時点でゲームが終了してしまうのです。これは正規のエンディングのひとつなのですが、まさかこの時点で“帰る”を選択する人なんて早々いないでしょうから、エンディングをフルコンプしようと思うと、意外と見落としやすい分岐のひとつかもしれません。
このように“きっかけ”を逃すことで解放されるエンディングはほかにもあるので、「なかなかエンディングコレクションが埋まらないな……」と思った方はあえてチャンスを掴まずに、決断することから目を背けてみてはいかがでしょうか?
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ポイントその2:3大組織への加入もED分岐のひとつ【カワサキデビルズ】
レビュー記事でご紹介したように、岬は不良のような見た目に反して強い正義感を持っていて、妹や自分に危害を加えたり、弱き者を虐めたりする悪者を決して許しません。そして病魔に蝕まれながらも笑顔を忘れず、懸命に生きる妹・陽向(ひな)の姿を見ていることから、必要な戦いはするとしても“人の命は奪わない”ことを信念としています。
ただ、岬が悪魔の力を手にしたことを知った各勢力は彼を放っておかず、自分の組織に引き込もうとたびたび接触し勧誘してくるのです。しかも手段を選ばない犯罪組織“多摩影会”にいたっては、岬が務めるバイト先にまで現れます。
各勢力と悪魔たちの恐ろしい力を目にする中で、プレイヤー目線では岬が自分の力だけでは陽向、そしてもうひとりの大切な存在となった澪を守りきることは、難しいかもしれない……と感じる場面も多くなっていくでしょう。
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例えば悪魔のひとり・カルミナは、鋭い爪と蛇のような身体で岬を追い詰めます。ほかの悪魔たちもそれぞれ、生身の人間はあっという間にやられてしまう力を持っているので、こんな悪魔がウジャウジャいる地で陽向の安全が心配になるのは当然のこと。
しかも、悪魔だけではなく人間の恐ろしさもたびたび垣間見えるので、一個人でしかない岬が組織を相手にどう選択し、立ち回っていくのかは非常に難しい選択となっていきます。
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そんな決断の時は、3大勢力と一通り接触し終えたタイミング。岬は悪魔コーディネーター・黎(れい)からどの組織に所属するのか決断を求められ、警察組織の“特異課”、犯罪組織の“多摩影会”、宗教組織の“純白ノ契約”から選ぶことになります。ただ、組織を決めた時点で各組織のルートへ入っていくので、どのEDになるかが確定するところはご注意を。
詳しくはネタバレになるので割愛しますが、個人的には純白ノ契約のルートがあまりにも胸糞が悪くなりました……。いや、多摩影会や純白ノ契約を選んだ時点で岬が良い結末を迎えられるわけがないというのは、わかりきったことではあるんです!
でも、もしかしたら「組織を壊せるかも」とか、「●●を××できるかも!」とか、ほのかな期待を抱いて選択してしまったんですよ。そうしたらもう、「人の心とかないんか?」と言いたくなるような話になってしまいましてね……。これ以上は本当にネタバレになるので、ぜひその目で見ていただければと思います。
ただ、組織を決めた時点でルートは固定されるものの、やはり岬にはできる限り幸せな結末を迎えてほしいもの。もし絶対にいずれかの組織に所属する必要があるなら、あなたはどこを選びますか?
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ポイントその3:真実に近づくためのカギは岬の信念【カワサキデビルズ】
実はどの組織にも所属しない選択をすることで、本作の核心に迫るルートへと入ることができます。このルートではある重要なキャラクターが命を落としたり、皆が血眼になって探している“禁断の書”の正体が明らかになったりと、物語の根幹ともいえる数々の真実が描かれていきます。
いわゆる真ルートと呼ばれるものですが、ただこのルートに入るだけでトゥルーエンドを迎えられるわけではありません。
選択肢のなかには、一見DEAD ENDやルート分岐にはかかわっていないように見えるものが多数存在します。しかし、実は一部の選択肢はトゥルーエンドを迎えるために必要な分岐条件になっており、見落としたまま進むと真実を前にエンディングを迎えてしまうこともあります。
選択のポイントとしてはとにかく、岬の信念をベースに物事を考えていくこと。「正義感が強くて人の命を大切にしている岬なら、こんなときどうする?」や「岬が絶対に選ばない選択とは?」など、つねに岬の心に想いを馳せることで、必ず正しい道を選び進んでいけるはずです!
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また、本作のヒロイン・澪との関係性も分岐条件のひとつになっているようです。岬と澪の距離が徐々に近づいていく過程でも、もちろんさまざまな選択の場が訪れます。例えば敵の攻撃が澪にあたりそうになった時、彼女を助ける選択をするのかなど。
澪関係の選択肢に共通していえるのは、「澪とのかかわりに積極的になろう!」ということです。あまり消極的すぎる選択をし続けるのは、それこそ岬の信念に反する部分もあるかもしれません。澪を放っておけないと感じる岬の優しさを汲んで、彼女を気にかけるような選択をしていきましょう!
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岬の信念が決して間違っていないことを見届けて
真ルートはもしかしたら、岬にとってつらい出来事もあるかもしれません。それでも本作の物語を少しでも好きだと感じたなら、最後まで進めて後悔のない結末が描かれます。
岬や彼を取り巻く人たちが何を選び何を体験していくのか。気になった方はぜひ本作をプレイしてみてくださいね。
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