コーエーテクモゲームスが2月6日に発売を予定しているダーク戦国アクションRPG最新作『仁王3』。オープンフィールドへの進化や2つのバトルスタイルを切り替えて戦うことなど、さまざまなパワーアップを遂げた本作の製品版レビューをお届けします。
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おもしろい! もう序盤からトップスピードでおもしろい! このおもしろさの正体はシリーズ経験者だからこそこれまでと違い、序盤から要素をバンバン出してくるところに気持ちが舞い上がっているのが大きいかもしれません。シリーズ累計900時間ほど遊んでいますが、ゲーム序盤からビルドの選択肢を迷うほど揃え効果が出てくるし、武技もある程度好きなように習得できるほか拡張性もあるなど、どういう遊び方をしようか悩みながらゲームを進めている状態でした。そんな経験者が心躍るような内容を絡めながらお伝えしていきます。
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まず、大きな点はステージ選択制だったこれまでと異なり、複数のエリアからなる1つの大きなフィールドを探索していくオープンフィールド探索型になったことでしょう。
各エリアにはお馴染みの木霊をはじめ、サムライやニンジャの遺髪という各スタイルのポイントを獲得できるアイテム、新しいスキルなどなど重要アイテムが散らばっています。これらを集めてエリアの探索度が深まるとステータスに補正が入るほか、マップの地形や重要アイテムの位置などもオープンされていくなど、自然とゲーム攻略がラクになっていく作りになっています。
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また、エリア内の特定ボスを倒せないと先に進めない……なんてことはなく、序盤からかなり自由にあちこちを探索可能。ただし、エリアごとで敵のレベルが変わるため、マップを確認せずに進んでいると「敵が急に強くなっている!」なんてこともある点は注意すべきポイントでしょう。裏を返せば危険を承知で高レベルエリアに飛び込み、装備品のレベルを一気に上げるなんて遊び方も可能になったほど『仁王』シリーズにおける攻略の幅がかなり広がったことが素晴らしいです。
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もちろんストーリーの進行上、地獄を踏破しないと先に進めないこともあります。地獄とは出現する敵が強化されるだけでなく、敵からダメージを受けると一時的に体力の最大値が減少する(敵にダメージを与えると回復するなど)といった特殊なエリア。
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危険なエリアですが、ここでしか得られない加護(ステータス上昇効果)があったり、地獄武器なんていう特別な武技が使える武器が手に入ったりと恩恵も多々あり、まさに虎穴に入らずんば虎子を得ずのような場所だったりします。ちなみにこの地獄内では社が仏に変わるのがけっこう気に入っています。地獄に仏。そのまんまですが(笑)。
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ストーリー進行上という点では、エリア内には守護霊を通じて入れる場所も用意されています。簡単にいうと守護霊の力を借りて壁を走ったり、高所へ飛び上がったりと通常ではできないアクションで行けるように。これらはストーリーで重要人物と心を交わして分霊をしてもらい守護霊を増やしていくお馴染みの要素が関わっています。
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ストーリー進行が必要な守護霊アクションの場所にはちゃんとロックがかかり、判別しやすくなっているため気兼ねなく後回しにできるのもユーザー心理を分かっていて嬉しい部分でした。取れるか取れないかわからないアイテムに右往左往していたくないですもんね。
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嬉しい部分といえば、獲得した重要アイテムにチェックがちゃんと入ること。どのアイテムを取得してないかのリストも表示されるので、コンプリート癖のあるゲーマーの自分には助かる要素でした。逆にいうとここが埋まらないと先に進めない病にかかっている証拠でもあるのですが……! なかにはサイドミッションでしか来られない場所もあるので、守護霊アクションの解禁も含めて、割り切って進む判断も必要かもしれません。
要素出し惜しみなし! ビルド選択肢の豊富さが素晴らしい【仁王3 レビュー】
ビルド面では、序盤から揃え効果が手に入るほか、製法書(いわゆる装備品を製造できる設計図)も手に入りやすくなっているので作り放題。探索を深めていくと改変武技という属性付きの武技が解禁されるので、属性効果も狙いやすくなるなど、シリーズ的には中盤以降に解禁されていた要素がはじめから使えることに驚きでした。
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とくに改変武技は、発動が遅くなる、気力消費量が増加するといったデメリットが付くものの同一の攻撃モーションで属性が付くので敵を属性やられにしやすく、一部の敵の弱点を簡単に突けるようになったので戦略としても攻略としても楽しいの一言! 属性付きなぶん、ダメージも大幅に上がるので探索のし甲斐がありました。
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また、前述した地獄武器には地獄武技という固定の武技が割り当てられます。これは地獄武器の愛用度を最大まで上げると習得でき、自由に設定可能になるというもの。この地獄武技がおもしろく、スキルポイントでは一切習得できない代わりに強力なものが多い印象。全体的に武技も『仁王2』の頃からパワーアップしているので、性質や性能が変わっているものもちらほらあり、使う楽しみ、新たな発見がありました。
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今作の要となるサムライとニンジャ、2つのスタイルを切り替えて戦うシステムは、オープンフィールドだからこそ便利だなとプレイを重ねて思うようになりました。
はじめは重装のサムライと軽装のニンジャで、プレイスタイルを分けて戦えるだけなのかと思っていました。しかし、広大なフィールドを探索するにつれて、突然襲ってくる敵への対応力や相性の良し悪し。遠距離攻撃が刺さる瞬間や人型相手の際の強力な武技の使い分けなど、あらゆる面でサムライとニンジャの戦略の使い分けを即座に行えるのが便利だなとしみじみ。
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とくにニンジャスタイルにおける忍術の便利さや機動力の高さは、初見のボス戦や様子見したいときに頼もしく、火車剣や毒手裏剣などの忍具を用いた属性やられ、状態異常でアドバンテージを取れるのが非常に楽しい! 忍具もへの近接攻撃やジャスト回避でリチャージされるので、ニンジャスタイルの特性をいったん、社に帰って……などと、息切れさせずに戦い続けられるのが最高です。「逃げ回って刺す」。姑息さ極まれりですが、これぞ忍の遊び方がハマると気持ちいい!
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サムライも捌きによる防御術はダメージを無効化できるので頼もしいですし、技術で勝った感覚がしてこちらもまた楽しいです。また、武技による連携攻撃が放てる技研ぎの爆発力に慣れると、サムライのパワーの高さが際立ってきます。上中下段の構えができる点から割り振りできる武技の種類も多く、受け流しの種類の豊富さも相まって、対応力はサムライも負けていません。
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そういった特性の異なる2つのスタイルを、フィールド探索の流れを止めずに切り替えてひたすら遊びに没頭できるのですから、やめ時もわからなくなるほど。気付けば大量の装備品が手持ちにあり、スキルポイントも溜まり、武技も増えているなど、リソースを持ち帰る、集める探索系の面白い部分をかなり堪能できました。
ある意味、ステージ選択制で制限されていた情報やシステムの収集、解禁スピードが、オープンフィールドになったことで加速度的に広がりました。さらに、2つのスタイルを切り替えられるシステムにより攻略の対応力も上がったことで、探索の手をとめずに遊び続けられるため、いわゆる没入感を得られる時間がかなり長くなった印象です。だからおもしろい!
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最初のフィールドから改変武技や地獄武技、さまざまな揃え効果、守護霊技、魂代などなど、シリーズお馴染みの要素が一気に解禁されます。出し惜しみなし! 新しい時代に飛ぶことで解禁されるシステムや要素もありますが、冒頭からかなり高いモチベーションでゲームに向き合えることは間違いないと思います。
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ちなみに、シリーズ未経験者でもヘルプ機能は充実していますし、初回に必ずチュートリアルが出てくるうえに用語集はいつでも読み返せるので、『3』からプレイを始める人へのサポートも厚いと思います。実際、自分も特殊効果のアイコンや細かな部分の情報を知るのに見返したりすることも多いです。
根底は死にゲーなので、さまざまな経験から学んでいくことも大切。そのうえで敵を倒して望みの装備を整えていくハック・アンド・スラッシュの楽しさに目覚めたなら、『仁王』シリーズの虜になること間違いなしです! マルチプレイもできるので仲間と一緒にこの広大なフィールドを駆け抜けてみてはいかがでしょうか。
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- オープンフィールド
- ダーク戦国アクションRPG
- サムライとニンジャ
- ハック・アンド・スラッシュ
これらの用語にピンと来たらぜひともプレイをオススメします!