過去2回のアニメ化が大きな話題を呼んだTVアニメ『MFゴースト』。その待望の新作続編となる3rd Seasonが現在絶賛放送中です。今回は、そんな3rd Seasonの第8話(通算32話)となる“火花バチバチ”が放送されましたので、視聴しての感想をお届けします。
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夏の終わりの花火大会で青春の思い出作り……。カナタとレンの恋の行方は【MFゴースト】
MFGのサマーブレイクもいよいよ終了間近。カナタはレンとともに湘南の花火大会で浴衣デートを楽しむことになります。どちらも互いを意識していながら、なかなか決定的な言葉を伝えられない2人。ピュアすぎる関係は、結局この花火大会でもなんの進展すらなく終わることに……と思いきや、いくつか状況が動き出した感触がありました!
センサーにピクリと反応したのは、カナタが浴衣姿のレンを写真に収めたシーン。皆さんもご存じのとおり、一度見た映像はきちんと記憶しておけるカナタからすれば、レンの浴衣姿を写真に撮る必要はないはず。あえてそんなことをしなくても、いつでも思い出せるはずですからね……。そんな彼が、自ら「レンの写真を撮りたい」と口にしたことには、なんらかの意図や覚悟があるように思えました。
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実際、この花火大会をきっかけにカナタは相葉先輩への電話するというアクションを起こしました。先輩に殴られて以来ずっと落ち込んでいたカナタが、しっかりと自分から電話をかけたところには大きな成長を感じたんですよね。
だいぶ後回しにしてしまったのは、それだけ覚悟に時間が必要だったということでしょう。電話をかける前に何度も深呼吸をしているカナタはちょっとかわいかったですし、電話を取った相葉から「7番ちゃん(=レン)のことが好きなのか?」と直球な質問をされたときに、正面から「はい」と答えたシーンはすごくカッコよかった。本エピソード屈指の胸アツポイントですね!
相葉の信頼を意図せず裏切る形になったことを詫びつつ、それでもレンのことを好きだと打ち明けたカナタ。このまっすぐっぷりにはちょっとホッとしました。個人的に、レンをめぐる相葉との関係を修復するよう動くべきは、相葉ではなくカナタだと自分は思っていたもので。
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相葉先輩とレン、どちらも大切な存在であるだけになかなか前に進めなかったカナタが、花火大会をきっかけに勇気を振り絞ったのだとすると、この夏のぶつかり合いもあながちムダではなかったように思えます。衝突の発端である緒方さんにはかなりピキピキしていましたが、今なら許せるかも……(苦笑)。
ここでカナタに負けじとカッコよかったのが相葉先輩。カナタを恋敵であると宣言しつつ、“それでもお前は俺の可愛い後輩であり友人だ”と許してくれる彼の懐の深さには、見ているこちらもグッときましたからね。カナタがその言葉を聞いて思わず涙を流したシーンも、じつに印象的でした。
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……まあ、相葉先輩からすれば、17歳であるレンちゃんはさすがに守備範囲外って側面もありそうでしたけど(汗)。ここらへん、セブンティーン・コンプレックスをこじらせている沢渡光輝が恋のライバルにならなくてよかったと、つい胸をなでおろしてしまいます。
彼の恋人である沙奈ちゃんとのバカップルっぷりが見ていて微笑ましく、カナタ&レンとは違った意味で応援したくなるカップルだけに、そんな修羅場がないことにも安堵のため息がもれますね(笑)。なんにせよ、わだかまりがひとつ解決したカナタからすれば、これでレースに集中する土台が作れたといえそうです。
ちなみに、ちょっとガッカリした様子の相葉先輩ですが。MFGエンジェルスの京子さんが、そんな彼を熱い瞳で見つめていてゾクゾクしました。タイムトライアルに挑もうとする相葉先輩と目が合うと、カワイイ表情であっかんべーをしつつ、心の中で激励している姿は完全に乙女のそれでしたよ! 相葉先輩も阿吽の呼吸というか、そんな京子の励ましにすぐ気づき、しっかり気合を入れ直したところもグッときます。
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この2人、結構お似合いというか似た者同士で気が合うと思うのですが……どうなんだろう? こっちの関係値にも注目していきたいところですね。
“シーサイドダブルレーン”の予選トライアル開始! ポールポジション争いがアツい【MFゴースト】
カナタにとってもうひとつの朗報となるのが、愛機であるトヨタ 86GTのパワーアップ。メカニックを担当する奥山さんいわく、エアロパーツによる空力制御の強化を施した今回のハチロクは“シーサイドダブルレーン仕様”。試走したカナタは、強力なダウンフォースのおかげでマシンの制御がラクになり、これまで以上にアクセルを踏んでいけるという最高の手ごたえを感じているようです。心強い!
もちろん、沢渡やベッケンバウアーらライバルたちもこのサマーブレイクでマシンを強化、あるいは乗り換えているようなので油断は禁物ですが……。カナタとハチロクのさらなる躍進に期待が高まります。
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期待株という意味では、英国からスポット参戦するニューフェイスのエマ・グリーンからも目が離せません。足回りを固めるためにテスト走行していた八潮 翔のロータスを、グリーンのアストンマーティンで軽々とパスしていく描写には驚きを隠せませんでしたね。
このブロンド美人、やはり相当なテクニックの持ち主。カナタの前に立ちはだかる大きな壁となりそうで、今から対決が楽しみです。
なお自分は、前回のコラムでエマを演じる相沢菜々子さんの演技に少し硬さが残っていると書きましたが……。今回のエピソードではかなり自然な演技になっていて驚きました。エマのしなやかさをとても上手に表現されていて脱帽です。早くも慣れてきている……?
八潮を抜く際の「鮮やかにちぎってあげる!」のセリフ、エマの秘めたるどう猛な部分が漏れ出た感じで心底ゾクっとしましたからね。今となってはエマにピッタリな配役だと思います。
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そんなMFGですが、満を持して第4戦“シーサイドダブルレーン”の予選トライアルがスタート。初日に登場した沢渡が、いきなりコースレコードを更新するベストラップをたたき出し、ベテランドライバーたちを焦らせていたのは痛快でした。レースを走るごとに研ぎ澄まされて行っている感覚もある沢渡だけに、彼を攻略するのはカナタといえどもラクではない印象。パワーアップをはたしたハチロクでどのような戦いを披露してくれるのか、今から期待が高まります。
次回はカナタ、エマ、諸星瀬名にベッケンバウアーと、そうそうたるメンバーも予選トライアルに出走するので、物語が大きく動きそうですよね。ワクワクしながら放送を待ちたいところです。それでは、今回はこのへんで!
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