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アニメ『MFゴースト』3期12話感想。カナタとベッケンバウアーの最強トレインに死角なし! ジャンプスポットでのフェイントアタックに悶絶

文:タダツグ

公開日時:

 過去2回のアニメ化が大きな話題を呼んだTVアニメ『MFゴースト』。その待望の新作続編となる3rd Seasonが現在絶賛放送中です。今回は、そんな3rd Seasonの第12話(通算36話)となる“空中フェイント”が放送されましたので、視聴しての感想をお届けします。

【注意】ここからは記事の構成上『MFゴースト』の物語に関する記述が多々含まれます。ネタバレが気になる方は本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

これぞ群馬プライド! ハチロクの圧倒的な攻撃力に震撼【MFゴースト】


 スタート直後のハイドロトラップで巻き起こったトップ3の連続スピンにより、大波乱となったMFG第4戦“シーサイドダブルレーン”。不慮の事故にもめげることなくトップグループへの復帰を目指すカナタとベッケンバウアーは、“最強トレイン”を結成して互いをフォローしながら走ることになりました。

▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

 前エピソードに引き続き、会話やジェスチャーはもちろんアイコンタクトすらすることなく意思を疎通し合う2人。天才同士が手を組むとこうなるのか……と思わず舌を巻いてしまいますね。もはや追いかけられる側がかわいそうなレベル(笑)。

 最初の見せ場は2周目のジャンプスポット。その名のとおり、公道に流れ込む川をジャンプ台を利用して飛び越すこのスポットは、誰もが“ジャンプから着地までの姿勢制御”を意識せねばならず、つまるところ追い抜きに適していない場所です。しかし、最強トレインにそんな常識は通用しないんですよね……(汗)。

 まさかのアクロバットポイントで、戦闘力に勝る石神風神のポルシェ・911GT3をあっけなく撃墜してしまう姿には思わず悶絶しましたよ。これにはさすがの石神も驚きを隠せなかった様子。解説の須藤いわく“あえて体勢を崩してジャンプし、乱れた着地時の挙動を利用してドリフトに持ち込み、相手を抜き去るフェイントテクニック”だそうで……。

▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

 整備されたサーキットでの技術というよりは、悪路を行くラリー寄りの高等テクニック。練習すらせずにこれを実現させてしまうあたり、カナタとベッケンバウアーは本当に異質だと感じます。まあ、カナタの師匠である藤原拓海が元・ラリーストであったことを考えると、どこかでこの技術を伝授されていた可能性もありますが、それにしたってね!

 ジャンプの直前のカナタの「行きます、ついてこれますか?」という心の声に「付き合うしかなさそうだな!」とシンクロするベッケンバウアーの掛け合いにも震えましたよ。こう言ってはなんですが、カナタのベストパートナーはレンではなくベッケンバウアーなのでは? こっちの方がよっぽど意思の疎通がとれているような……。なんて妄想まで膨らんでしまいます(汗)。

 冗談はさておき、思わず惚れ惚れするコンビネーションなのは間違いなく。続く3周目のハイドロトラップでは、柳田拓也のBMW・M4DTMすらあっけなく抜き去ってしまい、最強トレインにもはや死角はなさそうです。来週の猛チャージも楽しみ!

▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

直感で攻め続けるカナタ! 後ろにつくベッケンバウアーは何を想う?【MFゴースト】


 いくら最強トレインが無敵とはいえ……その場限りの紳士協定であることも忘れてはならない部分。どこかでガチンコバトルに戻ることは避けて通れないわけですが、気になるのは前衛として猛アタックを仕掛けているカナタについて。後ろから“トゥ(スリップストリーム)”でカナタをバックアップしているベッケンバウアーに対し、あまりにも素直に手の内をさらし続けていることに、多少の不安が残ります。

▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

 事実、ベッケンバウアーはカナタの観察が進んできており、彼が直感に従って突き進む天才型のドライバーであることがインプットされ始めています。トップに追いつくためには仕方のないこととはいえ、このままずっとベッケンバウアーに後ろにつかれ続けると、カナタにとっては不利な部分も多いかもしれませんね。

 インスピレーションが下りてきた瞬間、頭で考える前に身体が反応して相手を仕留めるカナタのドライビングスタイルは間違いなく彼の長所。しかし、大きな武器であるぶん対策されてしまってはウィークポイントにもなりえる気がして、ドキドキしてしまうんですよ……。たとえば「ワザと抜かせようとしてカナタを不利なシチュエーションに誘い込む」なんて芸当も、ベッケンバウアーであれば易々とこなしてしまいそうじゃないですか? 

▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

 いつかこの快進撃の代償を支払うことになりそうで怖い……。いや、彼ならそんな逆境さえ「フン!」と息をついて乗り越えてしまう気もするのですが……。逆境を乗り越えてこその“群馬プライド”ですもんね。信じてるぞ、カナタ!

 さておき、来週はいよいよ3rd Seasonも最終回。さすがに“シーサイドダブルレーン”の決着まではたどり着かないと思いますが、一体どうなるのか? 少し前を走る相葉先輩とカナタの初対決、そしてトップを走る諸星瀬名やエマ・グリーンとのアツいバトルにも期待してしまいますよね。それでは、今回はこのへんで!

▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

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