過去2回のアニメ化が大きな話題を呼んだTVアニメ『MFゴースト』。その待望の新作続編となる3rd Seasonが現在絶賛放送中です。今回は、そんな3rd Seasonの第11話(通算35話)となる“最強トレイン”が放送されましたので、視聴しての感想をお届けします。
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ハイドロトラップで最悪のアクシデント! トップ3がいきなりスピンする波乱の幕開け【MFゴースト】
MFG第4戦“シーサイドダブルレーン”、いよいよ本選が開幕です。今回は王者ベッケンバウアーのポルシェがポールポジションから陥落し、沢渡光輝のアルピーヌ・A110Sが首位発進しているのがとても新鮮でカッコよき! 予選ではタイヤのセッティングでベッケンバウアーやカナタを翻弄するなど、毎度ながら沢渡の曲者っぷりが光りますね。
そんな沢渡、スタートこそ快調だったものの、セクター1のハイドロトラップでいきなりの大ポカをやらかしたのは意外でした。まさかのアクセルミス! ハイドロプレーニング現象でグリップを失ったアルピーヌが、なすすべもなくスピンしてしまうシーンは、見ていてゾッとしました。これがポールポジションの重圧か? 沢渡ほどの男が呑まれてしまうあたり、MFGにはマモノが住んでいる!
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演出がウマいなあ~と思ったのは、沢渡がスタート前に重圧を感じていたことを恋人であるサナの言葉で表現したこと。あの沢渡が食事を残すほどナーバスになっていたなんて……。それだけレースに集中していた証かもしれませんが、自分としては意外な一面を垣間見た感覚です。
セブンティーン・コンプレックスを自称し、空気を読まない自分本位な性格をしている沢渡ですが……じつはナイーブな側面も持っていたんですね。お前も人間だもんなぁ~と、彼のことがもっと好きになりそう。
サナちゃんが気遣いギャルなところが伝わってきたのも好印象でしたね。僕はけっこうお気に入りなんですよ、沢渡とサナのバカップルは。カナタとレンも見習ってくれていいのに(笑)。
さておき、圧巻だったのは沢渡のすぐ後ろを走っていたベッケンバウアーとカナタの2人。スピンしたアルピーヌを回避するため、ポルシェもハチロクも同様にスピンせざるをえず、結果的に大きく順位を落とすことになったわけですが。2人ともそのアクシデントに動揺せず、最小限のタイムロスで戦線に復帰するあたり、メンタルがめちゃくちゃ強靭だなあと。
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解説を担当している須藤いわく、2人が乗っているハチロクとポルシェが、Hパターンシフトの3ペダル型トランスミッションであることも大きかったようで。察するに絶妙のクラッチペダルワークでいち早く体制を立て直したってことなんでしょうね。
強者同士の阿吽の呼吸というか、互いのクルマをこすりつけるレベルでの近距離アクセルターンはマジでカッコよかったです。急に目の前に割り込まれた北原 望が思わずギョッとしていたのもツボでした(笑)。
なんにせよ、このミスで沢渡は最下位まで脱落。カナタは9位、ベッケンバウアーも10位と、大きく順位を下げることになりました。しかし……この3人の見せ場がまさかここからだったとは!
孤高の絶対王者がカナタのアシストに回る? 反則レベルでヤバい“最強トレイン”の追撃が激エモ!【MFゴースト】
アクシデントで順位を下げたカナタとベッケンバウアー。コミュニケーションを取ることすらできない状況下で、この2人が“暗黙の了解”とばかりに紳士協定を結び、力を合わせて前を行くクルマたちを追撃していく。そんな激エモ展開になった後半パート、自分としては3rd Season屈指の見どころだったと感じていますが、皆さんはいかがでしたか?
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2台の挙動がぴったりと重なり、絶妙の間隔を保つことで互いを牽引していく。この“トゥ(いわゆるスリップストリーム)”の使い方がマジで絶妙でカッコよすぎ。大石のランボルギーニ・ウラカンや、前園のホンダ・NSXを一瞬で仕留めていく攻撃力の高さには、思わずため息がでるほど。相手からすればぶっちゃけトラウマ級でしょう(笑)。
今回のシーサイドダブルレーンが、ストレート主体のハイスピードコースというのも大きい。スリップストリームを利用して、非力であるはずのハチロクがグイッと大気の壁を突破していく描写はアニメならではの圧巻演出で最高です。
面白かったのは、ハチロクとポルシェの後ろについていた北原のアルファロメオ4Cも絡んできたこと。思えば彼女も、普段から兄の八潮 翔とコンビネーションアタックを仕掛けてるわけですからね。カナタとベッケンバウアー、最強2人のコンビネーションに乗り込んでいく下地はできていたといえるでしょう。まさに“最強トレイン”状態!
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3台がかりでガッツリと相手のスペースを潰す描写がエグいレベルで表現されているのも個人的なツボでして。前園のNSXなんて、ベッケンバウアーが容赦なく車体をぶつけて無理やり壁際に寄せることで、完全にラインがなくなってましたからね(苦笑)。そりゃアルファロメオにすら加速勝負で負けちゃうよ……。
馬力差を考えたらありえないことを、3人がかりで易々とやってのけるのがマジでヤバい。実際はハイレベルな技術の応酬であろうはずが、それを“そう”だと感じさせないあたりに、カナタやベッケンバウアーの技術力を思い知らされますね。それにちゃんと乗っかってる北原もキュートで最高です。
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最後方から孤軍奮闘で追い上げをかける沢渡もすごかった。3台連結による空力補正で順位をあげていくカナタたちに対し、沢渡はまさに己のチカラのみでの勝負ですからね。最下位まで転落した彼が、はたしてどこまで順位を上げてくるかも要注目。
今回のエピソードを見て、MFゴーストの醍醐味はやっぱりレースにあるよなあと実感しました。並み居る強者たちを蹴散らして、どんどん順位を上げていくところにカタルシスを感じてしまいます。もっともっと見ていたい!
トップを行く諸星瀬名のトヨタ・GRスープラRZ、そしてエマ・グリーンのアストンマーティンに追いつくことはできるのか? そしてもし最前線に返り咲いたとき、カナタとベッケンバウアーの“紳士協定”はどうなってしまうのか? 見どころはまだまだ尽きません。来週が今から楽しみで仕方ないですね。それでは、今回はこのへんで!
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