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小林裕幸氏が放つ完全新作3DアクションRPG『Stupid Never Dies』を紹介。最弱ゾンビが一目ぼれした女の子のため喰らって、奪って、這い上がる!

文:電撃オンライン

公開日時:

 GPTRACK50は、2026年に発売予定のPS5/PC(Steam)向け新作アクションRPG『Stupid Never Dies(ステューピッド・ネバー・ダイズ)』の1stトレーラーを“Future Games Show: Spring Showcase 2026”内で発表しました。


 この記事では、『Stupid Never Dies』について本日公開されたゲーム情報などをまとめてお届けします。

『バイオハザード』シリーズなどに携わった小林裕幸氏が放つ完全新作3DアクションRPG。それが『Stupid Never Dies』!

 昨年12月に開催された“The Game Awards 2025”にて発表されたシングルプレイ型の3DアクションRPG『Stupid Never Dies』。本日3月13日に公開された1stトレーラーは、そんな本作の具体的なプレイ内容を紹介するものとなっていました。

 本作の舞台は、ポストアポカリプスチックな、モンスターが支配する異世界。プレイヤーはヘタレなゾンビの主人公・デイビィを操り、敵を倒して“爆速成長”をしながら“ある目的”のために凶悪なモンスターたちがひしめくダンジョンを攻略していくことになります。

 デイビィはヘタレで最弱なゾンビ……なのですが、普通のゾンビとは違う不思議な能力を持っています。デイビィの能力については、後ほど詳しくお伝えしたいと思います。

デイビィの目的。それはカワイイ女の子(冷凍状態)を生き返らせてデートすること!

 上で“ヘタレ”と紹介したデイビィ。モンスターたちがうろつくこの世界でも最弱底辺にランク付けされているゾンビである彼が、どうして格上のモンスターたちが棲息するダンジョンにもぐることになったのか?

 それは、一目ぼれしてしまった女の子のため。

 ある日デイビィは、ショッピングモールの冷凍庫で凍死状態になっている女子大生・ジュリアを発見します。一目見ただけで恋に落ちてしまったデイビィは、こう決意するのでした。

「何とかしてジュリアを生き返らせ、デートがしたい!」

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 そんな思いを胸にモールを徘徊していたデイビィは、人類復興を目指すフランク博士が持っていた不思議な卵を食べてしまい、不思議な能力を得ることに。

 そしてフランク博士の「魔王を倒せばジュリアを生き返らせる力が得られる」という言葉に乗せられ、打倒魔王を目指してダンジョンに挑むことになるのでした。

デイビィたちメインキャラクターを紹介

 デイビィの目的を紹介するところでも名前が出てきていましたが、改めて本作のメインキャラクターたちを紹介していきましょう。

【デイビィ】

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 今までケンカもしたことすらないヘタレゾンビ。モンスターからも人間からもバカにされてきたが、ジュリアのために立ち上がる。

 地上では動きの遅い普通のゾンビだが、ダンジョンの瘴気の中では自由に行動ができるようになる。

【ジュリア】

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 この世界がモンスターたちがうろつく世界になるきっかけとなった大戦時、ショッピングモールへ逃げ込むも、冷凍庫の中で命を落とした女子大生。

 彼女を発見したのは、モールを徘徊していたゾンビのデイビィ。凍りついたまま眠る彼女に、死者であるデイビィは一目ぼれをしてしまう。

【フランク博士】

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 自らを“人類最高の知能”と称する人物。自身の研究のためなら他人の目も意に介さない。目的達成のため、デイビィを焚きつける。

本作のアクションのキモとなるデイビィの能力を紹介!

 本作では、攻撃偏重型のアクションシステムを“ファンキーゾンビアクション”と銘打っています。そのシステムの根幹となるのが、デイビィの“スタイルイート”と“ボディハック”、そしてもう1つ“デイビィバースト”という能力です。この3つを詳しく見ていきましょう。

能力その1:敵の能力を喰らって奪う“スタイルイート”

 ゾンビであるデイビィは、敵のコアを喰らうことによって、一定時間敵の能力を使うことができます。また、それに合わせてデイビィの見た目も変化します。基本となるゾンビスタイルを含め、全11種類のスタイルを使用可能となっています。

【ゾンビスタイル】

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 デイビィの基本スタイル

【狼男スタイル】

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 スピードに乗り、縦横無尽に暴れ回るスタイル

【ハーピースタイル】

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 空を舞い、羽弾で離れたエネミーも攻撃できるスタイル

【ゴーレムスタイル】

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 高耐久で崩されにくく、群がるエネミーを吹き飛ばすスタイル

【ヴァンパイアスタイル】

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 コウモリの群れを従え、使役するスタイル

【ウィルオーウィスプスタイル】

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 幽体と実体の狭間を行き来しながら漂うスタイル

【サイクロプススタイル】

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 フルスイングで勝負する、一撃特化スタイル

【スノーフェアリースタイル】

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 エネミーを凍らせて、自らの力に変えていくスタイル

【マーフォークスタイル】

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 地面を水中のように潜り、襲いかかるスタイル

【リッチスタイル】

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 死の力に触れ、スケルトンを従えて戦うスタイル

【デーモンスタイル】

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 鞭と重力を操り、エネミーの位置をコントロールするスタイル

能力その2:自分の身体を改造する“ボディハック”

 ゾンビであるデイビィは、身体を改造できる! 左腕、右腕、頭、足にオーバーテクノロジー(OT)で強化された武器などのパーツを装備可能。どのパーツを装備するかが勝敗を左右します。

 現時点で明かされているのは、強力な斬撃を繰り出せる“マッシブエッジ”と、遠距離から攻撃できる“ミサイルポッド”、敵を1カ所に集める“グラビティランチャー”、垂直に飛び上がり多数の敵にダメージを与える“ブラストジャンパー”。その他にもさまざまなパーツが登場する模様です。

【マッシブエッジ】
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【ミサイルポッド】
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【グラビティランチャー】
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【ブラストジャンパー】
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能力その3:すべての能力値が向上する“デイビィバースト”

 攻撃を繰り返し、特定の条件を満たすと発動できるスペシャルパワーです。現実世界をデイビィの妄想が塗り潰し、能力も大幅にアップ!

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 ビジュアルの変化や、ノリのいいディスコ調の音楽も注目ポイントとなっています。

『Stupid Never Dies』のキーマンにインタビュー

 電撃オンラインでは、1stトレーラーの発表にあわせて本作の制作スタジオ代表である小林裕幸氏にインタビューを実施しました。

──1stトレーラーを拝見すると、ダンジョンに潜って戻ってくる流れからローグライクのような印象を受けましたが、そういった要素はありますか?

小林さん
ローグライクの要素もありますが、私たちは本作のジャンルを“爆速成長アクションRPG”と表現していまして、あくまでアクションが軸のRPGです。シビアな死にゲーではなく、死んだらすべてリセットされるようなことはありません。

 繰り返し遊ぶことでプレイヤーがどんどん成長していくレベルアップの概念があるゲーム設計になっています。ダンジョンにダイブするたびに、出現する敵の陣容が変わるなどの変化があります。深く潜っていけばいくほど、新しいエリア、新しい敵が登場します。

 ダンジョンに潜って、ホームであるショッピングモールに戻って強化して、また潜って……というようなゲームサイクルになっています。

──ハクスラ的な、アイテム収集の要素はありますか?

小林さん
はい。いろいろなアイテムをドロップして手に入れていく要素があります。コンボをつなげていくと、アイテムのドロップ率がよくなるような仕組みも入っています。

――確かに、1stトレーラーを見ていると、画面右側に“C”とか“AAAA”などと表示されており、その下に“DROP %↑”のような文字が出ていましたね。あれがアイテムのドロップ率に関係する表示でしょうか?

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小林さん
はい。あれがドロップ率を表しています。それと、「コンボをつなげていくと~」とお伝えしましたが、『デビルメイクライ』ほどコンボの時間制限はシビアではありません。

──ターゲット層やアクションの難易度はどのあたりを想定していますか?

小林さん
メインターゲットは、毎月新作ゲームを遊ぶようなコアなアクションゲーマーの方々です。ただ、アクションがそこまで得意ではない方でも、RPGの要素でキャラクターをどんどん強くしていけば、十分に楽しめると思います。プレイヤースキルだけでなく、育成でカバーして勝てるよう設計しています。

──基本的には死ぬ前提でバンバンと進めていくような形なのでしょうか?

小林さん
意図的に「ここで苦戦してほしい」というような強いボスを配置していますので、死なずにずっと進むのは難しいと思います。また、ダンジョン内にはタイムリミットがあり、時間が来ると画面が見づらくなったり、敵が強くなったりするので、いずれはやられてしまいます。

 やられてしまったら拠点であるショッピングモールに戻って、また潜る形になりますね。もちろん、途中で離脱できるポイントも用意しています。先ほど「すべてリセットされるわけではない」と言いましたが、死んだらリセットされてしまう要素もあるので、プレイヤーの皆さんがどこで引くかは1つのポイントとなります。

――ダンジョンは毎回1階層から攻略をしていくのでしょうか?

小林さん
そうですが、1階層目もバリエーションがあります。また、ある程度ゲームが進んでいくと、ショートカットは可能になっています。

 我々は階層のことをレイヤーと呼んでいるのですが、途中からスキップができるようになり、レイヤー5からチャレンジしたり、レイヤー10からチャレンジしたりといったことはできます。

──想定プレイ時間はどれくらいでしょうか?

小林さん
メインストーリーをクリアするまでが、だいたい30時間くらい遊べる予定です。そこからさらに、エンドコンテンツとしてプラス20時間くらい遊べるものを作っています。

――“スタイルイート”についてお聞きします。スタイルの変化には制限時間のようなものは設定されているのでしょうか?

小林さん
そうですね。せっかくなのでスタイルイートについてもう少し詳しく説明したいと思います。まず、現在所持しているスタイルは画面左下に表示されます。方向キーの上がデフォルトのゾンビスタイル、方向キーの左右に取ったスタイルがセットできます。

 ダンジョンに入ったらエリートモンスターを倒してそのコアを食べ、スタイルチェンジをしながら進んでいくのがゲームの基本です。いろいろなスタイルを使ってほしいですね。

 そして、同じ狼男でもレベルや持っている技が違うので、とにかくいろいろな狼男を食べてください、いろいろなハーピーを食べてくださいといった設計になっています。ダンジョンに深く潜れば潜るほど強いエリートモンスターがいて、食べるとまた新しいことができるようになります。

――入手したスタイルは、ずっと持っていられるのでしょうか?

小林さん
いえ、いったんショッピングモールに戻ると、持っているスタイルは(ゾンビ以外)すべてリセットされてしまいます。あくまでスタイルはダンジョンで獲得して使うものと思っていただければ。

――なるほど。ダンジョンに潜ってすぐにいろいろなスタイルを使えるわけではなく、まずはゾンビスタイルからスタートすることになるんですね。

小林さん
はい。ゾンビスタイルで始まって、獲得したコアでハーピーやゴーレムといったスタイルに変身していくわけです。ちなみに、各スタイルを組み合わせることでおもしろいアクションを繰り出すこともできます。例えば、ハーピースタイルで敵の上まで飛んで行って、ゴーレムスタイルに切り替えて落下してドカーン! といった具合ですね。

 こうした“スタイルの組み合わせの妙”はぜひプレイヤーの皆さんにいろいろと試してみてほしいところです。1stトレーラーの後半などにも載せていますので、ぜひご覧になってみてください。


――“ボディハック”についてもお聞かせください。こちらは永続的な強化要素と考えていいのでしょうか?

小林さん
そうですね。こちらはRPGにおける武器のようなものだと考えていただければ。それと、例えば同じ“マッシブエッジ”でも、より強い“マッシブエッジ”にどんどんと付け替えることもできます。また、“ミサイルポッド”や“グラビティランチャー”に付け替えれば、また違った戦い方ができるようになります。

――“ボディハック”は主にゾンビスタイルの時に使うものなのでしょうか?

小林さん
いえ、別スタイルでも使えます。狼男スタイルであろうが、ハーピースタイルであろうが、“ボディハック”の装備はそのままです。なので、掛け算のような労力をかけて作っています(笑)。

――1stトレーラー公開時には、主人公のデイビィ、ヒロインのジュリア、フランク博士が紹介されました。モンスター側にはどんなキャラが登場するのでしょう。そもそも言葉を話すキャラもいるのか気になります。

小林さん
はい。今後紹介していく予定ですが、もちろん言葉を話す敵キャラクターも出てきます。他にもデイビィをサポートする味方キャラも何人か登場します。実は1stトレーラーでもバイクに乗る女性がちらっと出ていたりします。

 それと、“The Game Awards 2025”で公開したティザームービーをご覧になった方にはジュリアもプレイアブルキャラクターだと思われているようなのですが、彼女はプレイアブルキャラクターではありません。


――ストーリーはどのように進行していくのでしょうか?

小林さん
ストーリーの進行によって新しいダンジョンが解放されていきます。ストーリーを進めながらどんどん深く潜っていき、最後のボスである“KOM(キングオブモンスター)”にたどり着くイメージですね。

小林さん
ダンジョンも、洞窟のような場所だけでなく、中世のお城や火山ステージなど、深く潜っていくにつれてビジュアルも大きく変わっていきます。ダンジョンの中にいろいろな世界が存在していると思っていただければ。

――ダンジョンにいくつのレイヤーがあるのか教えていただけますか?

小林さん
現段階ではナイショです。

――最後に、現在の開発状況と発売時期について教えていただけますか。

小林さん
開発は今、最終調整のクライマックスというところです。発売は年内の予定となっていますので、楽しみにお待ちください!

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