三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ・・・」と愕然とするような記憶が残りがちでして。そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります!
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ・・・」と愕然とするような記憶が残りがちでして。そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります!

今回は、『たまごっちのプチプチおみせっち』シリーズの2作目である『たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに』について紹介します。
すしを使ってボウリング!? ファンの間でも迷店と名高い、 人気複合店“すしボウリングやさん”
昨年の6月にSwitchでの新作が発売された、『たまごっちのプチプチおみせっち』シリーズ。その歴史は2005年に発売された初代『たまごっちのプチプチおみせっち』から始まり、現在の2025年に至るまで、長きに渡り受け継がれています。

私はその中でもシリーズ2作目の『たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに』の世代で、人生で初めて買ってもらったDSソフトです。当時は夢中になって遊んでいました。
お店が大きくなった時のあの感動は、数十年経つ今でもはっきりと覚えています。
今回は数多くあるお店の中でも、私がどうしても忘れることができない、とあるお店について語りたいと思います。
まず初代の『プチプチおみせっち』と『ごひーきに』には所々違いがあり、その中の1つに“複合店の開店”という特徴があります。
複合店は特定のお店2店のランクを一定の基準に上げることで解放できるのですが、通常のお店の更に上を行くユニークさを兼ね備えており、現実では体験することができないようなお店を運営することができました。

そしてそうした複合店の中に、“例”のお店はありました。
そう、ベテランスタッフさんの中にはご存じの方も多いであろう、“かいてんずしやさん” と“ボウリングやさん”の複合店である“すしボウリングやさん”です。
まず“すしボウリングやさん”を解放して、最初に衝撃を受けたのは、なんといってもその外観。寿司の形をしたたまごっちのような何か(?)に、ボウリングのピンがぶっ刺さっているんです。もうこの時点でインパクト大ですよね(笑)。
店内の内装は7割方を“ボウリングやさん”が占めており、中央に敷かれているボウリングのレーンから向かって、すぐ手前の下画面に“かいてんずしやさん”のレーンがあります。私たちは流れてくる寿司をボウリングのレーンに並べるのがお仕事です。
……寿司を並べるところがおかしい? きっと気のせいです。ここは“すしボウリングやさん” ですから!
そのあと、お客さんが食べたい寿司の種類を要望してくるので、寿司のレーンの上からその寿司だけを選び、ボウリングのレーンの上に乗せます。
するとどうでしょう。
寿司をボウリングのレーンに並べた瞬間、お客さんが寿司の名前を叫び、大口を開けてレ ーン上を滑りながらこちらに迫ってくるではありませんか。
滑ってくる際のたまごっちたちの表情ときたら、それはそれはすさまじく、細かいことにキャラクターによって滑る時の表情も変わるため、当時は訳もなく全員の顔をコンプリートしようとしていました。
また滑っているときに「サーモーーーーン!!!!」と高音で叫ぶところも、たまらなく好きでした(笑)。今でも回転寿司に行くと思い出してしまう光景です……。
そんな“すしボウリングやさん”のインパクトもあり、ユニークな印象が強くなりがちではありますが、お店のシミュレーションゲームを通して、労働の厳しさと達成感を子どもたちに伝えることができる『プチプチおみせっち』シリーズは、教育面からみても画期的なゲームだと思うのです。

大人になった今、当時を振り返ってみても、ゲームを通じて手軽に社会勉強ができる、とても貴重な経験だったと感じています。
ありがとう『プチプチおみせっち』シリーズ。ありがとうバンダイナムコさん。今の私があるのは間違いなく、『プチプチおみせっち』のおかげです。
●動画:【たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!】発売記念ビデオ
新作の『プチプチおみせっち おまちど~さま!』では、過去の人気店に加え、“ラップバトルやさん”や“ナイトプールやさん”など、これまた癖の強いお店が登場。まだ新作はプレイできていないのですが、いずれプレイする予定なので、楽しみにしたいと思います。