『428 ~封鎖された渋谷で~』などで知られるゲームクリエイター・イシイジロウ氏らが手掛ける新作実写アドベンチャーゲーム『シブヤスクランブルストーリーズ』のプロジェクトチームが、クラウドファンディングサイト“うぶごえ”にて集まった支援金のうち、約2,775万円の入金遅延(未払い)が発生しているとの声明を公式Xで発表しました。
プロジェクトチームは本件に対し、法的措置も含めた対応を行っていると報告しています。
プロジェクトチームは本件に対し、法的措置も含めた対応を行っていると報告しています。
クラウドファンディングサイト「うぶごえ」からの2700万円以上の入金遅延に関するご報告と、私たちの決意について…
— Shibuya Scramble Stories (@shibuya_adv) March 28, 2026
クラウドファンディングサイト“うぶごえ”は、プロジェクト掲載者(クリエイター)の手数料が0%(※支援者側がシステム利用料を負担)という独自のビジネスモデルで人気を集めていたプラットフォームです。
集まった支援金をクリエイターが100%活用できるため、VTuberの3D化プロジェクトやアニメのスピンオフ制作、著名クリエイターの独立プロジェクトなど、幅広い企画で成功を収め、人気を集めていました。
なお、この問題だけでなく、同プラットフォームを利用していたENDLESS SUMMER Studio(プロデューサー:cittan*氏)が開発中の近未来SF×美少女ビジュアルノベルゲーム『パーガトリー・ブルー(PURGATORY:BLUE)』においても深刻なトラブルが発生していることが、支援者に向けた活動報告にて明かされています。
◆『パーガトリー・ブルー』うぶごえプロジェクトページ
これらに対し、現時点(2026年3月29日現在)において、運営元である“うぶごえ株式会社”の公式サイトやSNS等では説明やリリースは未発表となっています。
『シブヤスクランブルストーリーズ』については「開発は止めず、リワード(返礼品)も必ず届ける」とのこと。支援者に不利益は出ないようでその点だけは安心ですが、今後の動きから目が離せません。
#シブヤスクランブルストーリーズ に関する悔しくて悲しいお知らせです。我々は諦めず頑張ります。今後もよろしくお願いします。#シブスク #SSS https://t.co/Baql1d4Lqv
— イシイジロウ (@jiro_ishii) March 28, 2026
クラウドファンディングサイト「うぶごえ」からの2700万円以上の入金遅延に関するご報告と、私たちの決意について(※『シブヤスクランブルストーリーズ』公式Xより)
『シブヤスクランブルストーリーズ』は、2025年4月28日に“渋谷実写アドベンチャープロジェクト”として発表され、2025年5月28日よりクラウドファンディングサイト「うぶごえ」にて支援募集を行いました。
その結果、目標額500万円に対し達成率1,095%、総額5,475万4,878円という、私たちの想像をはるかに超えるご支援をいただきました。
この場を借りて、あらためて心より御礼申し上げます。
本日は、その大切なクラウドファンディングに関する重要なご報告をさせていただきます。
■現在の状況について
現在、プラットフォーム「うぶごえ」において入金の遅延が発生しており、皆様からお預かりした支援金のうち、2775万円がプロジェクトチームに届いていない状況です。
クラウドファンディングという取り組みにおいて、プラットフォーマーからプロジェクトオーナーに入金が行われないというのは前代未聞のことであり、たいへん遺憾に感じております。この事態は、私たちにとっても極めて重く、そして悔しいものです。
皆様の想いを守るため、すでに弁護士と協議を開始し、法的措置を含めた対応に踏み出しております。一刻も早く、皆様の大切な支援金を取り戻すため、妥協のない姿勢で対応を続けてまいります。
■リワードについて
今回の問題により、支援者の皆様に不利益が生じることはございません。
グッズなど発送を伴うリワードは、すでにお届けを完了しております。
また、今後予定しているゲーム内への反映などのリワードについても、入金状況に関わらず、開発・制作を継続し、必ず実現してまいります。
■プロジェクトの今後について
資金面での影響は避けられない状況ではありますが、プロジェクトは止まりません。
スケジュールに一部調整が生じる可能性はありますが、制作チームの情熱が揺らぐことは決してありません。
むしろこの逆境を糧に、皆様の期待を超える作品を必ずお届けするという覚悟で、開発を続けております。
■支援者の皆様へ
皆様からお預かりした支援金は、単なる数字ではありません。
それは、この物語に対する「期待」であり、「信頼」そのものです。
その重みを、私たちは誰よりも理解しています。
今回の件で多大なるご心配をおかけしておりますこと、制作チーム一同、心より深くお詫び申し上げます。
しかし私たちは、皆様の想いを正当に受け取るその日まで、決して諦めません。
最後まで責任を持って、この状況と向き合い続けます。
どうかこれからも、私たちの歩みを見守っていただけますと幸いです。
そしていつか、「応援してよかった」と心から思っていただける作品を必ずお届けします。