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レビュー:やりこみゲーの名手・小林良綱氏20年越しの復帰作は“100万階ダンジョン”を制覇するシューティングRPG『宇宙銀河ウォーズ』。「なんじゃこりゃ」感がクセになる良作【おすすめ度:8点/電撃インディー#1322】

文:電撃オンライン

公開日時:

 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、キマイラ機関より2026年4月1日にリリースされたSteam向けローグライクシューティングRPG『宇宙銀河ウォーズ』のレビューをお届けします。


 なお、電撃オンラインでは尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!


初代『魔界戦記ディスガイア』の小林良綱が20年越しに贈る“超意欲作”『宇宙銀河ウォーズ』【おすすめ度:8】


 『宇宙銀河ウォーズ』は、“レベル至上主義超絶やり込みシステムハックシューティングRPG”と銘打たれた新作ゲームです。

 ジャンル名からしてインパクトがすごいですが、他のキャッチコピーも「世界中、どこを探してもこんなRPGは存在しない」、「RPGの深淵がここにある――」など、なにやらただごとではありません。

 それもそのはずで、本作は初代『魔界戦記ディスガイア』を筆頭に数々の名作を手掛けたゲームデザイナー、小林良綱氏の復帰作です。小林氏は2005年の『ファントム・キングダム』を最後に第一線を離れ、本作は20年越しの新作として往年のユーザーから注目されていました。

 “天才”の呼び声高い小林氏が手掛ける令和の新作RPG、その正体はなんなのでしょうか? 本記事では、筆者のプレイ体験をもとに『宇宙銀河ウォーズ』の魅力をレビューしていきます!

ヒーローを救出するためダンジョンに潜るシューティングRPG


 本作の基本は、階層ごとに区切られたダンジョンを1階ずつ攻略していくシューティングRPGです。プレイヤーは見習いヒーローとなり、地球を改造した超巨大ロボット“デラアース”内に発生したダンジョンを攻略していきます。

▲「地球を改造した超巨大ロボットって何?」そうツッコミたくなりますが、このゲームでは序の口です。

 ダンジョンには世界中から集められたヒーローがプレイヤーの救助を待っており、彼らを助けて“デラアース”を動かすパワーを集めるのが当面の目標です。見下ろし型シューティングアクションで敵を撃ったり攻撃を避けたりしながら、ダンジョンの地下へどんどん進んでいきます。経験値やドロップアイテムで強くなれるRPGらしさもあり、敵を撃ちまくる爽快感とレベルアップで成長できる達成感を同時に味わえるのが気持ちいいですね。


 ちなみに助けたヒーローは、コマンドを使用するとダンジョンで一緒に戦ってくれます。プレイアブルキャラの上に乗っかる“ライドオン”式でちょっとシュールですが、戦闘力は文句なし。どんどん頼って先に進んでいきましょう。

「なんじゃこりゃ?」な仕掛けが盛りだくさん! 100万階のダンジョンを踏破する超絶やりこみゲー


 小林良綱氏は、『ディスガイア』に代表される“やりこみゲー”の名手といわれています。ストーリーを攻略するだけなら数十時間でクリアできるけど、キャラ育成や隠しダンジョンの攻略に手を出すとキリがなく、人によっては数百時間も数千時間も遊べてしまう……。底なし沼に自ら足を踏み入れる快感にどっぷり浸かれる“やりこみゲー”こそ、小林氏の真骨頂といえるでしょう。


 そんな氏の手腕は『宇宙銀河ウォーズ』でも存分に発揮されており、クリアできるダンジョンの階層は驚異の“100万階”! 「よっぽど暇なら地表(100万階)を目指してみてもいいだろう」と断りを入れるほどのやりこみ要素らしく、そこにはどんな光景が広がっているのか想像もつきません。キャッチコピー「世界中、どこを探してもこんなRPGは存在しない」も頷けます。


 一方で、“やりこみゲー”によくある退屈な作業感はあまりない印象でした。戦闘がシューティングアクションなので、弱い敵を弾幕で一掃するのが心地よく、レベル上げ作業が苦ではありません。『三國無双』のような無双ゲームで大暴れしている気持ちで強くなれます。


 また、ダンジョンには階層ごとにさまざまなギミックがあり、謎解きを楽しめるのもポイントです。“敵がジャンプ台でひたすら跳ね続けている階”、“四方を砲台に囲まれたまま始まるボス戦”など、「なんじゃこりゃ?」と思うようなステージが多く、退屈を覚える余裕なんてありません。1階1階が命がけで、充実しています。

 本作は桁外れの“やりこみゲー”でありながら、常に新鮮な気持ちで楽しめる工夫がちりばめられています。まずはストーリーを追いかける軽い気持ちでダンジョンに挑み、敵を撃ちまくる爽快感にハマったら100万階をじっくり目指すプレイにシフトするのもよいのではないでしょうか。

刹那的な爽快感と底なし沼なやりこみ要素が融合!


 小林良綱氏の復帰作にふさわしい“やりこみゲー”でありながら、爽快感のあるシューティング要素でとっつきやすい本作は、尖りつつもバランスの取れたゲームだと感じました。

 というわけで、『宇宙銀河ウォーズ』のおすすめ度は、10点満点中8点とします! 特にこんな方におすすめです。

・シューティングの爽快感が好き
・キャラ育成やアイテム収集をコツコツ進めたい
・奇抜なギミックを自力でクリアする達成感を味わいたい
・誰もクリアできないようなやりこみ要素に挑みたい


 ちなみに筆者は約2時間遊んだ時点で37階まで攻略できました。次の階層では、どんな「なんじゃこりゃ?」に出会えるのか……それを楽しみに1階ずつ攻略を続ければ、いつか100万階にたどり着けるかもしれませんね。


"電撃インディー大賞2026"投票受付中。Amazonギフトカードが3,000円分が当たる


 2026年4月12日(日)23:59までインディーゲームの中から最高のタイトルを決める"電撃インディー大賞2026"を実施中です。

 今年の対象タイトルは2025年4月1日から2026年3月31日までに発売したタイトル(早期アクセス版を含む)となっています。

 投票結果は後日、電撃オンラインの番組・記事で発表します(2026年5月28日予定)。

 また、抽選で3名様にAmazonギフトカード3,000円分が当たるので、ぜひ皆さんのイチオシタイトルを教えてください!

"電撃インディー大賞2026"概要


<投票締切>
2026年4月12日(日)23:59まで

<対象タイトル>
2025年4月1日から2026年3月31日までに発売したタイトル(早期アクセス版を含む)

<投票方法>
かならず注意事項を確認のうえ、"電撃インディー大賞2026"投票フォームより応募してください(投票は1人1回までとなります。複数回の投票は集計・抽選の対象外となります)。

<プレゼント>
Amazonギフトカード(Eメールタイプ)3,000円分(抽選で3名)

<当選発表>
当選者へのみ、メールの送信(2026年6月30日までに送信予定)をもって代えさせていただきます(送信先は日本国内に限ります)。
※メールは「dengekionline-present@ml.kadokawa.jp(PCメール)」からお送りします。あらかじめメールの受信ができるよう設定してください。

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