日本ファルコムより7月16日発売予定のPS5/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/PC(Steam)用ソフト『亰都ザナドゥ -桜花幻舞-』。その試遊版のプレイレポートをお届けします。
エビテンで予約する本作は、亰都が首都となった現代日本を舞台に“適格者(てきかくしゃ)”として覚醒(めざ)めた少年少女たちが異界・ザナドゥを巡る、デュアルディメンショナルA・RPG。2015年にPS Vitaで発売された『東亰ザナドゥ』と世界観を同じくしつつも、舞台設定を一新し、あらゆるゲームシステムを0から組み上げた完全新作タイトルです。
そんな注目作の最速試遊版が、去る4月25・26日にエディオン横浜本店で開催されたゲームイベント“YOKOHAMA GAME SHOW 2026”に出展。“A:亰都観光コース”と“B:迷宮探索コース”の2種類をプレイすることができました。今回の記事では、“B:迷宮探索コース”について語っていきます。

なお“亰都観光コース”のプレイレポートについては、別記事がありますのでそちらをご覧ください。
※試遊版のプレイは開発中のPS5版を使用しています。
索引
閉じるフウカたちの後を追って迷宮に挑む“迷宮探索コース”。レイの自室の様子も明らかに
“迷宮探索コース”では、比良坂学園の授業の一環である合同演習に、主人公のレイを操作して挑みます。ストーリー的にはレイが注目している同級生のフウカと、彼女に同行する二宮晴斗のコンビを追跡しつつ迷宮を探索。


行く手をさえぎる敵=怪異(グリード)やギミックを乗り越えながら迷宮の最奥まで到達すると、いろいろあって二宮と戦う展開になり、そのままボス戦に突入するといった流れでした。

ちなみに、プレイは合同演習前日のレイの自室からスタート。迷宮探索前に、学園にある道具屋や防具屋を利用することもできます。自室では本来、自習やアルバイトなどいろいろな選択肢があるようですが、試遊版では残念ながら就寝しか選べませんでした。


ただ、腕立てをするレイの姿や、レイが激推ししているバーチャルシンガー・Linonのポスターなどから、彼の部屋らしい雰囲気や生活感が伝わってきますね。製品版の前に、レイの性格や好みについてなんとなくでも知ることができたのは収穫だったと思います。
そういえば『東亰ザナドゥ』では、主人公の部屋に新たな家具を追加できましたが、本作でできるかどうかも気になるところですね。
横スクロールアクションで挑む迷宮探索。多彩なアクションを駆使して踏破を目指す
さて、お待ちかねの迷宮探索は、2D風のフィールドでの横スクロールアクション。『東亰ザナドゥ』では3Dだったので最初は戸惑いましたが、慣れればとくに問題はなし。『ロックマン』などの名作アクションでさんざん遊んだ形式ですし、日本ファルコム作品としてもオリジナルの『イースIII』などがありましたからね。


そもそも初代『ザナドゥ』は2Dサイドビューのゲームでしたし、往年のファルコムファンの方は、むしろニヤニヤしちゃうかもしれませんね。
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操作としては、左スティックで移動、×ボタンでジャンプを行い迷宮を探索。敵に遭遇したら□ボタンで通常攻撃(3連撃まで攻撃が派生)、△ボタンで強撃、R2ボタンで射撃を行い、周囲の敵を排除していく流れです。R3スティック押し込みでターゲットロックを行うと、敵にスムーズに攻撃を当てられてラクでした。


強撃は△ボタン単体で飛び上がりながら回転斬りを繰り出す“飛翔斬”、□△と入力して、敵の防御力を下げる効果付きの突きを繰り出す“鬼面砕き”など、強力かつ多彩な技が使用可能。
今回使えたのはこの2種類ですが、強撃にはまだ種類があるようです。操作できるのがレイだけだったので他のキャラクターの強撃もまだ見ていませんし、どんなものがあるのか今から楽しみ!

防御系のアクションは、〇ボタンで回避、R1ボタンで防御が可能。回避は移動距離が長く、敵をすりぬけることも可能。攻撃を避けるだけでなく敵の後方に回って攻撃したりするときに便利でした。
防御は『東亰ザナドゥ』にはなかったアクションでちょっと新鮮。 ほかにも方向キーの上で回復瓶を使うなど、多彩な行動を簡単操作で素早く行えました。

切り札はL1ボタンで発動する“ソウルアクセル”。魂ゲージが満タンのときに発動でき、攻撃の威力や範囲が強化されます。魂ゲージは敵に攻撃を当てればたまるのですが、たまり具合はそこそこ速く感じました。よほどの強敵が相手でもなければ“ソウルアクセル”は積極的に使って問題なさそうですね。
探索を阻む危険なトラップやギミックの数々。レリック施設の利用が攻略のカギに
そんな感じで迷宮内を進んでいくわけですが、行く手にはさまざまな障害が。敵はもちろん、一定時間ごとにトゲが飛び出すトラップや、スイッチを起動して新ルートを開くギミックなど、盛りだくさんでした。



迷宮内はけっこう入り組んでいましたが、奥まった場所に宝箱や、攻撃すると素材が出る立方体などがあったりするので探索のしがいがあります。全体マップで現在地やギミックの場所なども確認できるので、迷ったときも安心でした。

道中には、レリックと呼ばれる中継ポイントもありましたからなお安心です。レリックではスタート地点やほかのレリックなどへのショートカット移動に、回復瓶などの補充、食事によるバフ効果獲得、防具の強化などさまざまなことが可能。

とくに防具の強化は、探索中に手に入る素材を使って行うのですが、意外に素材の集まりがよくてガンガン強化していけました。敵にやられやすいと感じたときは、ぜひ有効活用したいですね。

ボス戦は本格的な3Dバトル。弾きからの一閃で戦況を有利に
最後は二宮が相手のボス戦について語っておきましょう。ボスをはじめ特別な相手と戦うときは、3Dのフィールドを舞台にしたバトルに突入。敵から距離を取って範囲攻撃を避けるなど、フィールドの広さを利用した戦法が重要になってきます。

操作は迷宮探索と同じで、近接攻撃だけでなく射撃も行えますが、あまり強化していない射撃のためかダメージは低め。そのため近接攻撃メインで攻めたかったのですが、二宮からの攻撃はなかなか激しく、簡単には近づけませんでした。

そこで役立ったのが防御です。防御は敵の攻撃が来たタイミングに合わせてR1ボタンを押すことで“弾き”が発生。成功すれば敵の体勢を崩せるだけでなく、□ボタンで“一閃”という強力な追撃が繰り出せます。



幸い、槍使いである二宮の攻撃は大振りが多く、慣れれば“弾き”のタイミングをつかむのはそれほど難しくありませんでした。“ソウルアクセル”には“弾き”を発生させやすく効果もあるので、こちらも発動させておけばより万全に。
敵の攻撃を無力化できるうえ、“一閃”で大ダメージも狙える。攻撃パターンが読みやすい相手なら、“弾き”を使わない手はないですね!

それでも相手はボス。体力が少なくなると行動パターンも変化し、頭上から氷塊を落としたり、攻撃判定のある霧を発生させたりしてきます。なかにはこちらを凍結状態にしてくる攻撃もあり、大ピンチに陥ることもありました。
二宮でこれなのに、今後出てくるボスはもっと強いでしょうし、行動パターンもより多彩になるはず。熟練のアクションゲームファンでも満足できるような、強敵との熱いバトルを期待しちゃいますね。
そうそう、言い忘れていましたが本作は難易度の選択ができますし、ボスに敗北した際は“難易度を下げてリトライ”という項目を選べます。ストーリー重視で遊びたいという人もご安心ください。
まとめ:日本ファルコムの完全新作にふさわしいクオリティ。2D風のコンパクトな探索と3Dの本格バトルの両方が楽しめる
以上、“迷宮探索コース”のプレイレポートでした。実際に遊んでみた感触としては、2D風のフィールド探索は3Dよりもコンパクトにまとまっていて、探索自体を手軽に楽しめる印象。
もちろん3Dの広大なフィールドをスミズミまで探索していく楽しみもあると思いますが、本作における迷宮探索は、ストーリー上必須のものに加えて、経験値稼ぎや素材集めのために幾度となく行うものです。それならば、これくらいのコンパクトさは歓迎すべきものかと。
コンパクトといっても、アクションゲームとしてのクオリティは十分。3Dで描かれるボス戦も、多彩なアクションや相手との駆け引きを存分に楽しめるものだと確信しました。むしろ2Dの横スクロールアクションと3Dの本格アクションのどちらも楽しめると考えれば、いいことだらけなのでは!?
ともかく今回のプレイで、自分のなかの期待値は爆上がりしました。今後の追加情報にも注目しつつ、発売日を一日千秋の思いで待ちたいと思います!
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