iOS/Android/PC用ドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド』のプレイ日記をお届け。今回は新たなストーリーイベント“友愛一閃マジまんじ!”のプレイレポートをお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
こんにちは。ライターのカワチです。4月24日から夏目祈が主役のストーリーイベント“友愛一閃マジまんじ!”が開催されました。
祈がギャル言葉でしゃべる妖刀と出会うという内容で、最初こそ出オチっぽさがありましたが、ギャルである理由も説明され、最後はしっかり感動的な内容になっていましたね。“セラフ剣刀武術祭”から続くようなストーリーになっていたのも見どころでした。

祈に関しては“セラフ剣刀武術祭”で、咎人の首を斬り落とすためだけに磨かれた“首切りの剣術”を受け継ぐ家系であることが描かれ、『ヘブバン』のキャラクターたちのなかでもとくに重いバックボーンがあることが判明しました。
今回のイベントは、そんな祈が底抜けに明るいギャルと交流するものとなっており、意外な組み合わせのコンビの会話がおもしろかったです。ギャル語を話す妖刀は高田優希さんが演じられていてかわいらしかったですし、ギャル語を口にする祈も意外性バツグンでした。


今回のイベントストーリーは祈が師匠である緋雨に“友達を作る”という課題を出されるところからはじまります。祈は同じ第31F部隊のメンバーのことを大切な仲間だと思っていますが、友達かどうかは分からずに悩みます。特殊な家系で育ったため、友達というものが分からないのでしょうね。

なお、このシーンでは詩紀が「私たちは友達ではないのかい?」と祈をからかうのですが、祈が真っすぐに「仲間だとは思っている」と返したことで、心を射抜かれてしまうことに。自分から仕掛けておきながら動揺する詩紀が最高でしたね。



30Gが秩父ドームの物流ルートに出現したキャンサーを討伐し、31Fが侵攻や戦闘で発生した瓦礫の撤去作業をおこなう工兵部隊の護衛及び補助をおこなうなか、祈が古びた神社を発見。そのなかでギャル言葉をしゃべる妖刀を見つけることになります。

妖刀の正体は“麒麟天威封ノ守刀(きりんてんいふうのしゅとう)”。トーコと呼んで欲しいという彼女は数百年ものあいだ放置されていて寂しかったと言い、祈と一緒に連れて行ってもらうことを望みます。そんなトーコのことは構わずにそのまま置いていこうとしたり、折ってしまおうとするマイペースな祈と、慌てふためくトーコの軽快なやり取りがおもしろいです。


結局、トーコが満足すれば祈から離れるということでふたり(?)は行動を共にすることに。なお、トーコの声は祈にしか聞こえず、仲間からは心配されてしまうことに。普段から未知の怪物であるキャンサーと戦っているセラフ部隊ではあるものの、刀がしゃべるということはにわかには信じられないようですね。

その後は人の役に立ちたいというトーコの願いを叶えるため、協力してもらえることになった詩紀も交えて困っている人たちのところへ。色葉や千恵、タマの困りごとを解決していくことになります。この段階で祈の背後に禍々しいオーラのようなものが見えていて「おや?」となりますが、これがなんなのかはプレイを進めるなかで明かされていきます。



月歌たちのライブが終わったあとはトーコがギャル口調でしゃべる理由が判明。御神刀として生まれて神社に祀られていたトーコは、周囲から自然の音しか聞こえずに寂しい思いをしていましたが、ある日、子供たちが元気に遊ぶ声が聞こえてきたため、自分も明るく過ごすことを決めたそうです。

注目はその後の展開。トーコが祈にもギャルになるように勧め、「ギャルしか勝たん」と言わせます。恥ずかしそうに復唱する彼女がめちゃくちゃかわいいので、ぜひしっかり音声を聴きながらプレイしてみてもらいたいです!


次の日は神社にあったトーコがどうなるのかという話題から。美音が文化財として保管されるかドームの神社に改めて奉納されることを伝え、本来は移すときに“遷宮”という儀式が必要という話題に。そのことから祈が神社で剣舞をすることになります。

その道中でトーコは祈が友達を作ろうとしていることに対してアドバイス。トーコの放った「仲間は同じ目的に向かう者。友達は同じ時間を過ごす者」という言葉は心に響く素晴らしいフレーズです。ただ、そのあとに続く「だからいのっち、ギャルになろう!」という飛躍したセリフには笑ってしまいましたが。




ただ、トーコが祈にギャルになってもらいたいのは、仲間と楽しい時間を過ごせると考えているから。その気持ちが本心であることが伝わってきますし、こういったこまかい伏線があるおかげで終盤が感動します。

神社についたあと、祈は剣舞をおこないますが、完璧なものを披露することができません。そんななか、祈の背後にあるオーラのようなものが増幅し、彼女は思い通りにならないなら仲間たちを斬ってしまおうかと考えてしまいます。しかし、トーコの掛け声によって正気を取り戻し、基地へと帰還することになります。




基地へと戻った祈は異変を感じていた梢を交えてトーコの話を聞くことに。トーコはもともと人々を笑顔にするために作られた刀でしたが、村が戦いに巻き込まれて殺人の道具として使われてしまいます。トーコはそのときに殺してしまった人々の怨嗟によって、刀の使い手の心を蝕んでしまうことを説明しました。




梢に浄化してもらってもいいと語るトーコですが、祈はそれが本心であるのか尋ね、トーコは人によろこばれることをして“笑顔にする剣”になりたいことを打ち明けます。その言葉を聞いた祈はトーコの願いを叶えるために奮闘することに。





今回のイベントはメインである祈とトーコもよかったですが、個人的にグッと来たのは梢です。祈とトーコの気持ちを尊重しつつ、もしものときはトーコを浄化すると断言する彼女がとても格好よかったです。普段は慌てたり困ったりしていることが多い梢ですが、彼女も立派なセラフ隊員であり、戦いのなかで成長しているのだなということが感じられました。


3日目以降の展開は友達を作るということがどういうことなのか考える祈と、人々を笑顔にする剣でありたいと願うトーコの気持ちがひとつになっていく展開でとても盛り上がります。
これ以上書いてしまうと大きなネタバレになってしまうので、レポートはここまでにしたいと思います。祈とトーコはもちろん、31Fのメンバーや梢との絆も感じられる素晴らしい展開なので、ぜひその目でチェックしてみてください!