HoYoverseのオープンワールドRPG『原神』。今まで何度か“好きなキャラクター”についてのコラムをお届けしてきましたが、今回は白朮(びゃくじゅつ)について語ります!
※以下の内容には魔神任務第1章、及び白朮の伝説任務とキャラクターストーリーに関する記述を含みます。
『原神』の好きな眼鏡キャラ個人的第1位! 白朮先生
小学生の頃から、眼鏡キャラが大好きな筆者。昔の眼鏡キャラは丸いフレームにぐるぐるが描かれた、通称“ビン底眼鏡”の眼鏡キャラが多く、眼鏡を外すと大変美形……というキャラが多々おりました。素顔を見せる瞬間はとても好きなのですが、その後キャラクターがコンタクトにしてしまうと寂しくて、なくなって初めて眼鏡が好きだった事に気付く……そんなきっかけで重度の眼鏡フェチになったという経緯があります。
『原神』でも初期パーティーにはスクロースを加入させていたのですが、
眼鏡っ娘だけじゃなくて、眼鏡男子も入れたい!
そう思う私の前に現れたのが、白朮先生でした。まさに救世主です。
璃月港の一角に堂々と築かれた薬局“不卜廬(ふぼくろ)”の店主として登場した先生。実はストーリーを先行していた知人から、私が絶対に好きになるであろう眼鏡キャラがいる、という情報を得ていたのですが、予想以上にドストライクなキャラクター造形でした。
片側にゆったり流れた長髪、バックスタイルはおだんごと三つ編みのあわせ技、ここで既に贅沢。タレ目で「おやおや、ふふふ」系の真意が読めないお兄さん。アンダーリムの眼鏡の横についたオシャレ飾り!裸眼で言うなら泣きボクロのような色気のあるチャームポイントになっているわけです! ちょっと首を傾げた時に真価を発揮するやつですわ。極めつけに、色気もありつつ品もある遊佐浩二さんの素晴らしいお声が付いたらもう……。好きにならずにはいられないです。
私のように白朮先生に惚れこんで、プレイアブルキャラクターになる日を心待ちにした方も多い事でしょう。初期のストーリーから登場する白朮先生でしたが、リリース当時にはスメールが開放されていなかった関係もあってか、プレイアブルキャラ側が使える元素ではなかった“草元素”の持ち主であるがゆえに、祈願登場までは約2年半という時間がありました。
キャラクターが発表される度に「あれ……白先生は……?」と不安になった日も。イベントでは七七と一緒に度々登場してくれるので、その際はボディーチェックの如く全力で先生の周りをぐるぐるしたものです。
真意が読めないキャラ=あやしい
白朮先生はなかなか実装されなかったり、キョンシーである七七のお世話をしていたり、声的にも裏の顔を感じるキャラです。
実際、白朮のキャラクター詳細では、璃月各所の有力者から、邪な念を持っているのでは……と怪しまれている記述があります。それに対して、「良薬口に苦しと言うのですから、たとえ良医の心に秘密が多少隠されていたとしても……問題にはなりませんよね?」と、真意が読めない満点回答をする白朮先生。強い。ちなみにパイモンも「何か企んでる」と思っているようです(笑)。
また、“不卜廬”の名前の由来も知ることが出来るのですが、まるで短編小説を読んでいるかのような、素敵なお話でした。
伝説任務は、ひとりの少年が病気の父を助けて欲しいと、白朮を訪ねて来るところから始まります。少年を手助けするうち、白朮の師匠についてや胡桃との意外な関係などを含め、彼の真意に迫り、常に首に巻き付いている白蛇の長生(ちょうせい)との絆も感じるエピソードが展開されます。
■【原神】エピソード 白朮「良方求め難し」
推しと居るだけで寿命が延びる
見た目から既に心に刺さってしまったな白朮先生ですが、その性能も自分の求めるものでした。
筆者は回避が苦手なもので、鍾離先生を入れないパーティー編成の時は、気付けば瀕死のキャラがちらほら。なんとか戦闘に勝利した後も、回復の為に忍やバーバラでキャラを変えつつちまちま回復していたのですが、白朮先生はスキルで全体回復してくれるではないですか!
回復量が多く、スキルも元素爆発も回復なので、白朮先生が加入してからは、キャラクターの戦闘不能はほぼなくなりました。固有天賦でお花摘んでても回復するのがメルヘン。筆者の白朮は2凸なので、スキル回数+1と、控えにいてもたまに草元素で追撃してくれます。
■【原神】キャラクター実戦紹介 白朮(CV:遊佐浩二)「治病求本」
モーションでは、通常攻撃3段後に見せる眼鏡をクイッと正す仕草がたまりません。眼鏡フェチの方でこのポーズ嫌いな人はいませんよね?
私はこれを見られただけで『原神』を続けて来た意味があったと思いました。ありがたや~。
待機モーションの長生を慈愛の表情で見つめる姿も、見ているこちらにも健康に良い。ゲーム内外で寿命を延ばしてくれる、それが白朮先生なんです。(※個人差があります。)
とにかく声が良すぎる白朮
優しく、しっとりとした色気も感じる白朮先生のお声。戦闘中のセリフも好きですが、宝箱を開けた時の「あとで手を拭きましょうね。この箱、あまり清潔ではないかもしれません。」という、優しい注意にドキっとしたり、「あれだけやってこれっぽちか。」と愚痴る長生をたしなめる、ため息交じりの声も好き……。
白朮先生の唯一の欠点(?)は、ダッシュ時や待機時に咳き込むので心配になることです。医者の不養生はよくありません。すべての旅人と共に、元気で長生きして欲しいものです! この先のイベントストーリーでは、ティナリなど、他国のキャラとの絡みも見てみたいですね。引き続き、目が離せない人物です。