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『ガンダムSEEDフリーダム』「闇に堕ちろ!」「必要なのです」ほか、●●無双を感じたセリフを含むLINEスタンプ3選(ネタバレあり)

文:米澤崇史

公開日時:

最終更新:

 映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のLINEスタンプについて、ユニークで使い勝手もいいLINEスタンプを3種類ご紹介。元になったシーンの解説に加えて、日常生活で使う際の使用例もあわせてご紹介します。

 (※)記事内には『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』本編の内容に絡む記述も含まれます。物語のネタバレが気になる方はご注意ください。 [IMAGE]

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』スタンプラインナップ

 2004年に放送されたTVアニメ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編として、『ガンダム』シリーズの劇場作品の最高興行収入を記録する大ヒット作となった『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。いよいよ劇場の公開もフィナーレを迎えるとのことで、最後にもう一度見に行ったという方も多いのでは。

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『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
価格:250円(税込)

 そんな本作のLINEスタンプは、使いやすいものから「何に使うんだ?」という疑問が湧いてくるものまで千差万別。アスランの「本当に使えないな」とか、名台詞なんですけど言葉が強すぎて普段使いはなかなか難しいのが惜しい。一方で分かりやすい悪役だった、ブラックナイトスコードのスタンプが全体的に使い勝手が良さそうなものが多いのがちょっと面白いです。

1位:闇に堕ちろ!【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

 映画中盤、アコードの一人であるグリフィン・アルバレストがキラ・ヤマトに向けて発した台詞。正式には「闇に堕ちろ、キラ・ヤマト」と名前をつけて呼んでいます。

 コーディネイターの上位種であるアコードはコーディネイターの精神に干渉する能力をもっており、この力を使って作戦行動中のキラを暴走させることで、合法的に後に障害となりそうなコンパスの排除を狙っていました。結果的に、この目論見通りにキラは暴走してしまい、ラクスの要請を受けて出撃したファウンデーションのブラックナイトスコードの攻撃によりコンパスは壊滅状態に陥ってしまいます。

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 予告でも使われて公開前から注目されていたこと、実際にこの台詞を引き金に中盤の絶望的な展開にもつれ込むこともあって、とくに印象に残っている人も多いのではないでしょうか。本当にキラは堕ちしてしまうのか……映画への引きとしては最高の台詞のチョイスだったんじゃないかと思います。

 スタンプとしては結構いろんな状況で使えるのですが、特に使いやすいのが、“ジョーク的なニュアンスを込めて嫉妬の感情を表現したい時”かなと。

 具体的には、「明日どこかに遊びに行かない?」と訪ねた時に「ちょっと彼女と約束が……」みたいな返事をされた時に「リア充爆発しろ」的な意味合いで使うのも良いですし、「10連でSSR2枚引きしちゃったわ」とか「◯◯の限定版売買えた!」みたいな、明らかな自慢話をされた時の返しとしても良いでしょう。ちょっと内心イラッとしていても、何か返さないと気まずいですが、そんな時にこのスタンプを送るだけで済むのは精神衛生上良いです。グリフィン、映画よりスタンプの方が輝いているかもしれません。

2位:必要なのです!【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

 元ネタとなっているのは、コンパス壊滅後に悲観に暮れていたラクスに向けて、「キラ・ヤマトはこれからの世界には必要ない」という、オルフェ・ラム・タオの発言に対するラクスの反論。状況を考えるとやむを得なかったとはいえ、自身の判断によってコンパスが壊滅し、キラも死んでしまったかもしれないことへの責任を感じつつも、それでもキラへの想いは揺るがないという、ラクスの強さを感じさせるシーンでした。

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 正式な台詞としては 「必要だから愛しているのではありません。愛しているから必要なのです!」で、“必要”と“愛”の部分を改変した“ラクス構文”もSNSで人気を博していました。個人的に、ラクスがここまで自分の感情を露わにするのは、それまでの超然としたイメージとギャップがあって驚いた記憶があります。

 使い方はもう明白で、とにかく“何か”が必要な時でしょう。

 ちょっと人手が足りなくて手を貸して欲しい時に「(あなたの助けが)必要なのです!」とか、何か買い出しを頼みたかったり、おねだりをしたい時に「(自分には◯◯が)必要なのです!」とか、何かしらが必要な状況であれば、主語をその都度変えて使える超万能なスタンプです。

3位:分身は!こうやるんだ!!【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

 最終決戦において、ブラックナイトスコード4機を同時に相手にしながら、デスティニーガンダムに乗ったシン・アスカが言い放った台詞。この台詞のあと、残像とかそんな次元ではない、文字通り分身したデスティニーが一斉に突っ込んでいく光景はインパクトがありすぎました。

 この分身の中に機体を潜めていたヒルダがリデルを撃破したのをきっかけに、感覚を共有していたアコードは全員恐慌状態に陥り、残り3機も瞬く間にデスティニーに倒されるという、まさにデスティニー無双というべきラストに繋がっていきます。

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 筆者は学生時代に『SEED』と『DESTINY』を観ていたリアルタイム世代で、なおかつデスティニーガンダムがめちゃくちゃ好きだったので、もう映画のあのシーンを見た瞬間、『DESTINY』放送当時に抱いていたモヤモヤした感情が浄化されて、ちょっと泣けました。長年のファンにとっては、あのシン&デスティニーの八面六臂の大活躍は、感無量としか言いようがない瞬間でしたよね。

 もっとも、「デスティニーの分身ってああいうのだっけ……?」とちょっと疑問も浮かびましたが(今までのミラージュコロイドではなく、DUPE粒子というものによるものらしいですが)、とにかくカッコ良かったのでよし!

 そんな最高の台詞ではあるものの、これはスタンプとしては普段は使えないだろう……と思われた方、ご安心してください。ちゃんと活かせるシチュエーションはあります。

 具体的には、頼まれた要件を相手の想定よりも早いスピードで終わらせた時です。

 例えば筆者のようなライターの場合ですと、「◯◯の記事の原稿を◯◯日までにください」と頼まれ、締切よりも前の段階で原稿を書き上げ、「もう出来たの!?」というリアクションが帰ってきた時こそ、このスタンプの出番。もちろん実際に分身はしてないんですが、「分身するくらい頑張ってやりました」と言わんばかりに貼り付けましょう。

 他にも、後で頼まれると思ったことを先読みして終わらせておいたことを報告する時とかに一緒に貼り付けたり、ドヤ顔気味に成果を伝えたい場合にも使えるので、実は意外と汎用性はあるんじゃないかと思います。「スタンプはこう使うんだ!」という映画のシンのようなテンションで教えてやりましょう。

 まもなく劇場公開が終了する『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。映画の思い出と共に、LINEスタンプも是非活用してみてください。

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